こんにちはっ!
暇さんのストコンに出させて頂く作品ですっ
akprを書くのは初めてなんですけどよろしくお願いします!
〈かるーい設定〉
・ak→堕天使
・pr→天使
これだけ分かっておけば読めるものになっているはずなので後はノリでっ!(?)
言い忘れたんですけど、これは死ネタとなっております。
地雷様はお逃げください。
んじゃっ、すたーとっ
―ばさっ、―
赤茶色の煤けた地面。
何も育つことのない、死の土地。
そこに迷い込んだ、白い羽の君。
少し緑のかかった、俺と同じ金色の髪。
翡翠色の透き通った瞳。
全てが綺麗で。
たとえ、君を助けることがこの土地で禁忌に当たるとしても。
それでも、そんな君を助けたかったから。
「天使さんがこんな所でどーしたのっ?」
涙の溜まった瞳で振り向く君は、近くで見ると思っていたよりも可愛らしい顔立ちをしていて。
今まではさ、愛とか、恋とか、そんなこと全然わかんないし、わかろうとすらしていなかった。
だけど、やっとわかった。
これが、好きってことなんだ。
「俺、天界に戻りたい、」
君と始めた二人での生活。
俺はこのままでも良かったし、ずっといてくれたらいいのにって思ってた。
君がそうじゃないのは知ってたけど。
「そっ、かぁ、」
毎日のように聞こえる小さな泣き声。
急に訳も分からずこんなところに来ちゃって、寂しいよね、苦しいよね。
でも大丈夫。
俺が、ちゃんと助けるから。
君と覗いた本の中。
とうとう、見つけちゃった。
―――天使が地獄から天界へと移動するには、堕天使の羽根が必須である。堕天使の羽根から精製される糸で衣を作り、それを羽織ることでのみ、地獄からの移動が可能となる。また天使1人あたり、堕天使1人分の羽根が必要である。
「だてん、し、?」
そう呟く君。
堕天使、かぁ、なら。
「俺の羽根、あげるよ」
「え、あっきぃ、??」
「あれ、言ってなかったっけ?俺、堕天使なんだよね、w」
「いいんっ??」
「うんっ、もちろん!!」
君のためなら。
俺の__なんて。
君が纏う漆黒の衣。
あぁ、もうそろそろ、
「お別れ、やな、」
「そうだね、」
もう声を出しているのすら辛くて。
君を直視できなくて。
「ちょっと、どきどきする、」
そう言う君の声は少し上ずっていて。
でも、と続ける君は、笑顔でこちらを見る。
「あっきぃがいてくれるんなら安心して飛べるわ」
「ありがとぉっ、!」
「じゃ、俺、行くな、」
寂しげに飛びたとうとする君に、少しプレゼント。
「ぷーのすけ、ばいばい、」
―ちゅっ、―
こんなんで真っ赤になっちゃって。
やっぱり、
「好きだよ、」
抑えきれなかった本音。
君に、伝えずにおこうと思ったのに。
耳まで真っ赤な君。
口を開いて、やっと一言。
「俺もやっ、!」
両想いだったんだ、俺たち。
そう思うと嬉しくて、気が抜けてきちゃいそう。
でも、まだダメ。
君が飛びたつまで、君が帰れるまで、我慢しないと。
先程とは違い、晴れやかな笑顔で飛びたつ君。
「あっきぃー!!またなぁ!!!」
「うん、ばいばい、!」
そう言って手を振る俺は、きちんと笑えてたかな?
君の姿が見えなくなるまで見送っていたかったけど、もうムリだ。
じゃーね、ぷーのすけ。
君が“これ”を知らなくて良かった。
いつかの日に君と読んだ本。
それに書いてあったよ。
―――堕天使において、羽根は生命と同等である。
ほら。
俺の羽根、全部ぷーのすけにあげちゃったからさ、もう死んじゃうんだよね。
でも、死んでよかったのかも。
だって、俺の羽根に乗って、君のことを案内できるから。
終わりですっ!!
最後の方理解出来ましたかね、??
最後はぷりちゃんが身につけてる衣(マントのようなものです)にあっきぃの魂が乗り移って、天国までの道案内をするって感じになってます!
分かりにくくてすみません…
このストコンを機にakpr推しの方とも仲良くなれると嬉しいなと思ってますっ、✨
コメントよろしくお願いします!!
コメント
7件
最高すぎない⁉︎ ぷりちゃんはいつ知るんだろう?
ごめん!通知に埋もれてて見るの遅くなった! 最高すぎ!! あっきぃは死んじゃっても、あっきぃの思いが、いつかぷりちゃん届くといいな〜と願っております!
わわわ〜〜〜!!!まじで尊い!!終わり方神でしょ!?