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これは私が義兄を師とし鬼と戦う物語
🌸『実弥さん!いつになったら最終選別に行かせてくれるんですか!!もう2年も鍛錬してます!!!』
実弥「お前が俺に勝てるようになったらなァ」
🌸『そんなぁ!せめて1本取れたらとかじゃダメですか〜😭』
実弥「んな甘ェもんじゃねぇぞ。鬼殺隊は。」
🌸『うぅ…分かりました…』
実弥(〇〇は既に充分強ェ…けどタヒなせたくねぇんだ。ごめんなァ )
🌸『私!鍛錬してきますね…!』
実弥「おぅ。せいぜい頑張れよォ」
🌸『後で手合わせしてくださいね😡』
鍛錬中
🌸(もー!!勝てるわけないでしょうが!)
実弥「おいィ。力みすぎだァ。」
🌸『ひぃッ!!し、師範!』
実弥「力任せにやりゃあいいって訳じゃねェぞ。手本見せるから見て覚えろォ」
🌸(なんだかんだ優しいんだよね笑)
実弥「風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風」
爆風とともに切れた巻藁が飛んでいく
実弥「おい。ぼけっとしてねェでやってみろォ。」
🌸『は、はい!! 風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風!』
実弥「振りが甘ェ。もう一回やってみなァ」
🌸『はい!』
🌸(師範に言われたこと思い出せ…!)
シィイイイイ
実弥「!?」
実弥(気配が変わっただと!?)
🌸『風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風!!』
爆音の風と共に巻藁が吹っ飛ぶ
🌸『師範!!見たぁ!?できたよ!!』
実弥「お、おぅ。やるじゃねェか…」
🌸『手合わせ!お願いします!!』
手合わせ後
🌸『なぁんで〜!!今回は勝てると思ったのにぃ〜!!!』
実弥「まだまだだなァ。途中で全集中常中切れただろォ? 」
🌸『はい…』
実弥「まずは常に冷静でいることだなァ。そうすりゃあお前は俺より強くなれる」ポン
実弥「諦めずに鍛錬し続けなァ」
🌸『…はい』グスッ
実弥「泣くな泣くなァ。悔しかったなァ、今回は惜しかったもんなァ…」ポンポン
実弥「ほら、飯にすんぞォ」
🌸(悔しい…次は絶対に勝ってやる…!)
私は約半年間休まず鍛錬を行った。
寝ている時も実弥さんとケンカしてる時も常中が途切れないように…
🌸『手合わせ…お願いします』
実弥「おう。顔つきが変わったなァ」
実弥「手加減はしねェからな?」
実弥さんはそう言うといつもの木刀ではなく日輪刀を構える。
🌸『よろしく…お願いしますッ!』
🌸『風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐ッ!!』
実弥「風の呼吸 参ノ型 晴嵐風樹」
🌸『くっ…』
私たちはしばらく押し押されを繰り返した。
🌸『風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風!!』
カランッと音がして実弥の日輪刀が飛んでいく
🌸『はぁ…はぁ…か、勝ったぁあああ!!』
実弥「やるじゃねェか…」
実弥「最終選別、気ィ付けて行ってこい。」
🌸『はい!!』
実弥「いいかァ?必ず生きて帰ってくること。約束なァ」
実弥「明日朝早く出ないとだからなァ。飯食って早く寝ろォ」
🌸『実弥さん…私頑張ってきますね…』
ギュッと〇〇は師範である実弥を抱きしめる
実弥「あァ。お前は強いから大丈夫だ。」