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・ハリポタはドラマ5作品小説未読 ほぼ二次創作で得た知識

・ハリーがうちの子の性格してる

・オリキャラが強め

・知能が高いオリ狼がいる

・ハリーが魔物と精霊に愛されてる

・ダンブルドアがハリーを英雄にしたがってる





__________



ハリ「フィン!」


フィン、と呼ばれた白い狼に抱きついたハリー。




白い狼フィンと出会い数年、初めて出会ったのがこの森だった。



数年前、ダーズリー家に森に置き去りにされ、1人さ迷っていた。そこで出会ったのが白い狼フィンだった。



白い狼フィンは後ろ脚に怪我を負っており血が流れ白い毛は血で汚れ固まっていた。



ハリ「え、だ、大丈夫?」


ハリーがあわあわとしていると白い狼はグルグルと唸り威嚇していた。


ハリ「手当が先だよね、応急処置しなきゃ…」


今着ていた服を破き白い狼に近づいた、少し引っ掻きはされたが手当だと分かったのか大人しくなり脚を差し出した。





ぺろ、ハリーの腕に付けた引っ掻き傷を申し訳なさそうに舐めた。耳はペショ、と下がっており申し訳なさそうな鳴き声を発した。



ハリ「大丈夫、痛くないよ」




くしゅ、


服を破いたことによって出来た隙間から風が入ってきた、冬だったことを忘れていた。


ハリ「…?」


くん、服の後ろを引っ張られ白い狼に連れていかれた。


ハリ「どこ行くの?」




住処だろうか、案内をされその後ろをついて行くと洞窟に着いた。




『ありがとう、助かったよ。それと引っ掻いてごめんね、洗った方がいい』


案内された場所は洞窟の奥深くにあった湖だった。


ハリ「ありが…喋っ…?」


そう、喋ったのだ、狼が。



『説明するから、先に洗いな、火を起こしてくる。』



ハリ「ありがとう…」

(狼が、火を起こす??


今日は不思議なことがいっぱいだ。









ハリ「フィンは魔法が使える程の知性を持った魔法動物で、その魔法を使って僕に語りかけてる?」


『そうだ、人間が使う金銭はないが何が手伝って欲しいことがあれば言ってくれ、お礼だ』



(お、れい


ハリ「…少しの間でいいから…僕の家族になってくれない?」


『家族?』


ハリ「その、僕親の愛を知らなくて…偽物でもいいから…」


『…偽物でもいい、そんなことを言うな』

『分かった、俺でいいなら家族になろう。』


焚き火の前に座り膝に顔を埋めたハリーの頬を舐め、擦り寄る。






________


『こら、いきなり抱きつくな』

ハリ「えへへ、ごめんなさーい」

『ほんとに、可愛い子だな』





ハリ「人間にもなれるの?」

『そうだな、なれないこともないが魔力の消費が激しいからな。数時間しか持たない』


『覚えてないかもしれないがハリーが小さい頃はよく人型であやしてたぞ?』

ハリ「えっ!そうなの?」

『ああ』




_________


ハリ「僕11歳になったらホグワーツに行くの?」


『いや、拒否も出来るがハリーは英雄、と呼ばれているからな』


ハリ「えいゆう?」


『ああ、魔法界の敵、ヴォルデモートを倒したんだハリーは』


ハリ「え!?」

ハリ「でも…僕はここにいたいな。」


『ああ、好きにいろ、今更ハリーが居なくなったら寂しいしな。』


ハリ「うん!」







________


10歳 730 23:57


『俺はホグワーツの職員に会いたくないから離れるが、大丈夫か?』


ハリ「うん!」



23:58


ハリ「緊張する、」


フィンの白い毛に顔を埋めもふもふを堪能する。



23:59



『きっと姿表しで来る、俺はもう離れる。』


ハリ「うん!また後でね!」


『遠くから見ているから何かあったらすぐ行く』


ハリ「ありがとう!」




0:00


バシンッ

大きな音を立て目の前に現れた。




「君がハリーかの?」

ハリ「はい、そうです」

ダン「わしはアルバス・ダンブルドアじゃ」


長い髭を触りニコリと笑う。


ハリ「ホグワーツ入学の件ですよね?」

ダン「そうじゃ、ペチュニアの所に手紙を送ったのじゃがいなくてのぉ、探すのに苦労したのじゃ。」

ハリ「…ホグワーツ入学の件ですが、僕のここに居たいです。」


校長先生は驚いた様な顔をしたがすぐに笑顔に戻った。



ダン「入学しないってことじゃな?」

ハリ「はい」

ダン「そうか…理由を聞いても?」


ハリ「はい。僕は幼い頃にダーズリー家の人達に置き去りにされました、その時に出会ったのが今僕を育ててくれてます。」


ダン「その人と一緒にいたいと?」

ハリ「はい」


ダン「困ったのう、ハリーは魔法の能力に長けておる、ホグワーツ入学通えば立派な魔法使いになれるはずじゃ」


(この人は、どうしても僕を英雄にしたいらしい。


ダン「どうじゃ?見学だけでもして行かんかの、気が変わるかもしれぬ」


ハリ「いや、だから」


『こんな時間に子供を連れていくなど教育者としてどうなのです?』


(フィン!?


(人型だ。


フィンは人の姿で出てきた、狼だった頃の印象を残し白く長く少しふわふわとしている髪をしていた。白いローブを羽織ってハリーの冷えた身体に同じローブをかける。



ダン「あなたがハリーを育てているのですか?」


『ええ、そうですよホグワーツの校長先生。』


ダン「ハリーは魔法に長けておる、ぜひホグワーツに。」


『ハリーは拒否しました、お帰りください。』


(フィン、会いたくないって言ってたのに来てくれたんだ


『拒否だけしたらすぐ戻ると言うからハリーを行かせたのに。』


ダン「失礼しました。まだ後日伺いますので気が変わったら言うのじゃよハリー。」


ハリ「はい」



ダンブルドアが居なくなりフィンはいつもの狼の姿に戻った。


ハリ「フィン、ありがとう」


『ハリーを守るのが俺の役目だからな。』


『早く戻って寝るとしよう』



フィンと一緒に寝床に戻りフィンのふわふわの毛にくっつき眠った。








_________

朝になり、ホグワーツ職員だと名乗る黒いローブの男性が訪れた。


「はぁ、なぜ吾輩が」


ハリ「あの、ホグワーツ行きは断ったのですが…」

「断っただと?貴様は英雄なのだぞ、その英雄が今年の入学式にいないとなればみんな大騒ぎでしょうな。」


(そんなこと言われても…


わふ!わんっ!


ハリ「!シロ!」


先生に嫌味を言われていると僕を虐めたのかと思ったシロが僕の前に出てきた。シロはフィンの従者の息子だ。


きゃんっ!きゃんっ


ハリ「わわ、モカまで来ちゃった」


モカはシロの妹だ。この二匹は僕によく懐いててよくフィンが狩りに行っている時は僕の守りとしている。フィンの従者の子供なだけあって小さい頃から鍛えられている。


ハリ「こら、ダメだよ威嚇しないの」



ハリ「すみません、僕はホグワーツに行きません、それは校長先生にも話しました。」

ハリ「僕はこれからも行く気にはなりません、英雄にもなるつもりはないです」



先生は嫌味を零しながら帰って行った。





『行かないって言ってるのに諦め悪いねー』

『ねー』


ハリ「精霊達」


『ハリーはここにいるもんねー?』


ハリ「もちろん」


『もし次来たら行ってね!ぶっ飛ばすから!』


ハリ「物騒…」


『大精霊も同じこと言ってたからいいんだよー』


『なら次は俺も参加させてもらおう』


ハリ「フィンまで…」



ハリーの苦労は続きそうです。_______



END



森の長の愛し子 118




ハリーがあんまりにもうちの子設定すぎる…ハリーの原型がない気がしますね

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