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加七子の大義が覇王の帰還と『黄金色手記』のノートの中身の他の追随を許さなかった。差し詰め、磁場の攻略と蟻地獄への体重負荷……プレイヤー達、持ち主は強固な屈強な精神の使い魔だったーDEATH NOTEはいつしか東京租界の生きた伝説と化してゆく。学生身分もお開きのシンド・バッド劇、お遊戯会は妖しく爽やかすぎた一夏の経験と表彰筒≒アルバムの想いの願掛けと永遠の未来調和を【復刻】、【理性の箍】、【回廊音】と三拍子のトリオを奏でて離さない。美術館の受付は超余裕、リュークは天井を吹き抜けて宙を舞う、死神界の連中もその程度……より強く、より高く。キーメーカーは三人の闇空に咲いたマリー・ゴールド。花畑は天国へのRE-START.
リナセはのびのびと育った。幼稚園の送り向かいは都民のしとどに降り注ぐ光(輝)、(耀)・受け継がれる愛情のバトン。実るほどの果実は激情の薔薇百八輪。文章と耀子は幸せな家庭を築き上げ征く天命を白地図の上の羅針盤のコンパスに刻み、より絆を確かめ合う……セイコウ。まるでハリウッド映画のコールド・スリープ【解凍実験】を恣意的に犯す二人のエージェンシーの如く、新時代の幕開けを色褪せぬまま情景を垣間見た。
ゼンジドウ、イマデショ。
レムの墓標は聞き分けの悪い死神(悪魔)の霊魂を捕食し、幾多の年月を更新する。金のレポート……仕事もプライベートも紙一重の二重生活。啓司は取り戻した生気の渇望を三度核金として生き逝く。久保田の勘が当たった、銀眼のベールに包まれたアクセサリーの餞は預言書に無い真実味を帯びたアシンメトリーの魔法使いの翼をはためかせる。灰空のスモッグが金網のフェンスに掲げた薄汚れた片手を犯罪者の逃走劇と相重なり、断末魔を響かせたー令和13年の懐柔……
「はい」
『今どこに? 集会の誘いか』
啓司はバックヤードで自作の弁当を平らげる。幸い俺一人、相手は無論。
「決着? 笑わせるな、Xで呟けば全世界が標的だぞ。隠居生活が夢だったのか」
『ワイルド・ハートの子守り詩ってね、力業のダメ押しの一手』
「街頭インタビュー? 表を見ろ」
風化してゆく定めの鎖……Break the chain.飯を食えば腹の機嫌が修まる、俺の全身に流れる血潮はこう出来た存在。ありったけのピカレスク・ロマンの救出の脱獄劇をもう一度、復帰サセヨーレムは居ない。が、彼は病室のベッドで心の臓を動き出した……心拍数開放! 死神界と下界(人間界)との隔たりを繋ぐ惑星プラグはアトランダムの具象……情け無用の女の意地と誇りに賭けて総てを跳す、神の抱擁と明日無き栄光のロードの為のフリー・ワールド【新時代】誰からも慕われるたった一人の英雄≒俺の未来の姿、啓司はプランを生計した確証をスーツのネクタイの裏にノートの隠し場所を伝え、後にした。
「望みを捨てるな。一寸先は闇、それが魅力(個性)」
『盗聴の可能性は? 洗脳国家、か……悪寒は晴れた。喉渇いちまったな』
スマホの電話の先は→あの男。美術館の仕事も退職……新しき職場は履歴書の察した通り、自分を知る為のステップ・アップへの指導が入った。
「8月12日(火)……敵と停戦協定の取引? 笑わせるな!」
『……』
街角にて尾行人を探る、これが正史……現実‐REAL‐で“土星”を背負え!! 単刀直入な一存で地球は公転・自転を繰り返す廻る廻る星、警察内部は達観した、全国否、全世界の文房具店にて取り締まり。学生の洗いざらい。櫛引がマークされている? あの女は居ない、死神の殺し方は無論承知済み……勇み足で翔ける非常階段の暁の緋色空。避難経路の施設の屋上は東京の下町などを含む圧巻の光景が目に浮かぶアイノカタチ。早い者勝ち!? 久保田光が櫛引悠貴を殺しては、啓司を始末した(ノートのループ、レポートの語弊)。癒しの好意は二人の住処に答えてくれる、文章と耀子は旅立った……同じクラスの同窓会には脇目も降らず、全面降伏のサイン!! 啓司は久保田の職場を訪れる、突き止めた。リュークの仕事=激務!!
『誘拐の日』
「私語を慎め。楽して飯を食べるつもりか」
『王の金ピカレポートに勝てるのか? 櫛引は病院の閉鎖病棟だぞ。レムも旅立った、ウーロンも同じ被害者の会』
「流暢に話せ、二度も助けろなど口外しない」
『デスノートの使い手は人殺しの新世界を創る義務と道義がある、今は三人衆だ』
会社の出入り口が開き社員がインターホンの物影に気付く、若い女。
「久保田は現在勤務中です。このノートですね?」
「はい。地元の同級生で。名前を言えばすぐ分かります」
奴だ! 実の両親も殺した大量殺人犯……あのいで立ち、平社員、否。係長? どこまで人に恐怖心を与えるつもりだ!!
「わざわざご苦労様。今お茶でも」
「触れろ。挨拶代わりだ」
リュークが嗤う……縁起の悪い所作、学生の頃など二度と還れない! これが余生の伝説と神話の繋ぎ方、次いでやる。俺達が!
「王家の谷の墓守りの血族は金色に光り輝く結晶体か?」
口が微かに動く。5月の真昼は日光が眩しい……滴る汗は互いの精悍さを物語るハッピーエンドの復刻劇場!! 未来など予測不能の連続の奏。
『待ってくれやレム。おいらの話聞け』
『やはりあいつが殺した……これは単なる私の欲情』
『三冊なん? 王って誰でも成れるもんやない! ええ加減に目ェ覚ませ!』
荒廃とした地で感嘆の意を唱えるーおいら達に信頼関係を築けるのか? このまま? 組織のギャラリーはねんね髑髏のタトゥーを気にして呑気に尻を掻いている始末……そんなに気になるなら覗いてみろ、これが大日本の首都・東京! 限界突破の眼光の力が異界の門(GATE)を切り啓く! らせん階段の如く【輪廻転生】幕開け劇は寸止めの所で悪霊の誘いを切り剞む贖いの定めの失念、啓司は久保田の連絡先を知ったが、その戯言は風に流されて散って行った。
「新世界のハッピー・エンド。マスターピースの断片達が並行世界の別ルート(if~パラレルワールド)の住人を鼓舞する」
『境界の臨界点を突破した者のみに訪れる感情……王の帰還が地の割れ目を義理堅く思う』
ウーロンとレムはもう居なくなった。死神が二度死ぬ。東京租界は全国区にまで夢を拓いて途方も無い“裏表の善意”をノートの出現と神々の遺志から差し引いた金、名誉、誇りを賭した! あの男は病院の閉鎖病棟からリュークの壁透け能力の影響で抜け出した。病気……? 関係無ェ。火をくれ、新米ー
『器も器なら闘志の勇気も一級品ってところだな。経験済み……ギアの歯車の滑車に油注せ』
「血族にしか話すな。命令だ、従わないと殴る」
闇空の“向こう側の世界”は光注す栄光の切符を胸打つ鼓動に於いても伊達じゃない意識の慣れの果を知る……三人の主人公が下界の腐れ縁に終止符を打つ!!
「これが現実。噛みしめて総てを察して言え、土星を背負えよ咎人」
深夜のファミレスにて緊迫の糸が縺れる、マリオネットの人形は踊りを忘れて【統制王】、【切札】、【聖水】の三拍子を奏で尽くしたー偽りの冷静。警察内部の記憶置換はあいつ等の死期と同じ、「逸話」の続き≠旧約、新約をもタイム・リープに乗せて成らない殺人足る犯行の記憶……ウェイトレスの男子は無表情で光を見て見ぬ振りをした。リュークがエアコンの夜風に吹かれゆくー
『死神使いは一人の孤独を郷愁に疑い詩人を謳う風見鶏』
「いつだって時は加速する。飛躍した万物の霊長が有意義、無意義に課す命の煌めき」
悠貴が灰皿をわざと落としてまばらな客の目を引く……人気者ならド派手に戦争するぞ、逃げたら何度でも炙ってやる。シルバーウルフが毛糸のスカーフを青い風に例えて言う。
「分かり合える? 鬨が解決してくれたぜ」
啓司は野菜サラダを食べてフォークを器用に廻す、掛け時計は深夜2時を告げた。。ノートに関する記録の金色のレポートが叫ぶ……同じ学び舎での無意味な寂寞を重ね俺達は巡り合ったー噛み合わない“知恵の輪”が文書と楽園の扉をノックしては単純な人達の戯れをゲーム・スタートの合図と相重なり呆れ果てた地位と約束を再起動させる。
「あの電話と職場は何だ、ぬるま湯に入り浸って安心感が欲しいのか」
啓司は水を飲み干した。季節外れの花火が夜空に解き放たれていく……祭殿の彼方はソナタを奏で合いを交錯させて願い星を爆ぜる、全てが対象ー
「差し置いて何を祈る? 古の礎と削り合いが人類の遺産に固唾を飲んで見守ったと言ったらっ」
久保田が王の【器】を呼び覚ます、物語は何時ぞやの戦旗を震えかせてビートの脈音を覗かせた。1ドリームってね……この小さすぎる母国なんざステージのAREAが場違いって心理さ。有線のBGMはチャートを揺るがす一位のZ世代界隈の音楽! ワイヤレスイヤホンをテーブルに投げ“再戦の狼煙”を鼓膜と突き破り天元を知り尽くす、手記はまだ色褪せない。啓司は制服のスーツのネクタイを結び直し、相対するベージュのセーターと獅子の毛並みの上着を一瞥した、もう一匹の処遇なら他者任せ。
「時代は閑散としては都心の保護を敬う。卒業は忙しなくなったキチガイ」
『……スロースターターかと思えば、優しすぎるのが罪』
「お持ちしました。コールスローです、以上で頼みの品は総てですね?」
「そうだ」
久保田が隣のテーブルに腰掛け横柄な言葉を唱えた。王の時間がシルバーアクセサリーを輝かせて夜通し覚醒を示唆する。警察も名探偵も推理小説家も真っ青な新事実!!
イイカンジ ループ
DEATH NOTEは相変わらず。戦士の神々はお手上げ……文章と耀子は愛を貪り食う、この時代の片隅に。
「また気持ちイイ事、シヨ?」
乱れ髪、揺れ惑う甘美なる妖艶の一刻。。稲場加七子のPSI・ESPのサイキッカーとしての代価が悠貴の強靭すぎる心ノ臓(ピースメーカー)が鼓動を舞姫の桃源郷の一抹を褒め讃え合う……覚醒‐カクセイ。伊藤啓司の祖母は墓守の谷底に落ちたバラバラ遺体の狂信者ー図書館司書の仕事は楽しい、彼女の超異能力がノートの確執があの日の映画館での大惨事を日記に書いた一途なオモイとなる。体育館裏での啓司と櫛引との一騎打ちは宮本武蔵の威風堂々の結果≒偶然否、必然の「罠」→リュークの三途の川での呼びかけと救済が脈音を復刻させた常套手段! 八郎とサツエ(両親)など捨てた……神に反逆する一物の残光が閃きを快諾させて関西弁の悪行者【ウーロンのその場しのぎ】を発達させた? 異形の翳は儚く接す。
「美術館の記憶サーチなら二度と戻らない吉日だったぞ。櫛引!! 煙なら貴様が吸え」
「誰一人とて先には征かせねェ。電脳羊の夢の園ってな、うさぎばっかの別世界」
「ネバーランドなら味噌のように寝かす。褒美なら鬼の居ぬ間の自由所作。あの死神も用済み」
啓司が紙で口を拭いた直後、久保田のスマホが鳴った。職場からのLINEらしい、住人達の気遣いなら学習済みだったー
「模範的少年は爽やかだったぞ。なあ同級生・何時だってカリスマが時代をリードする!! 根暗な奴なんざ不合格だぞ」
久保田光。王の権限を所有すべき禁忌のタヴーの術者、黄金色の紙の切れ端もどこかで疼いてる筈……何処。
啓司の血潮に命が脈々と宿りゆく……確実なる上昇気流≠イエス・キリストなぞ大多数の候補者の一人だったー血族の掟! AMPM24hの照明が点灯している。今が現状の大日本、信じる者は救われる。聖書の言ノ葉が野次馬のギャラリーの組織人達を覇気のオーラで弾き飛ばした! 死神界に激震奔る、時限爆弾の様に焦燥感を煽った王の知恵が次の標的を狙ってゆく。
「清野輝、田中一の警部補が盗聴していたら? GAMEOVERなら目を閉じろ、猶予をやる」
「貴様も幸福論を待ち侘びるだろう、総べて演技の感情次第。帰れ櫛引、病み上がりなら塒場所探せ」
「……」
束の間の沈黙を破り喋り出したー
「谷さんに依存すんなよ」
リュークが戻って来た。啓司の視線が飛ぶ、久保田は気付いてない……飯が冷める。スプーンを使い喉元を通り過ぎる食欲と物欲がカウンターのテーブル席を副流煙で満たした頃合いに、もう一声!!
「山形が放ってく訳無ェ、機嫌が悪いんだ。もっと単刀直入に言えねェのか」
「誰だ、高校の卒アル見たら分るか?? パシれ!」
「お前もナンバーワン(№1)なのか。どおりで態度でけェんだな」
啓司は席を立つ。細かく折った領収書を握り返した。
「金なら出すぞ。割り勘するほどの仲か? 同情なんてするなよ」
悠貴。女の勘なんざ知らね。興味の無い会話なんざメリットがからっきし!!
「もう二度と会うことも無い、情報屋にでも頼って縋れ。行くぞ」
「ああ? トモダチゲームか??? 深夜のコンビニで屯むのか」
「いいぞ。時間ならたっぷり有る」
啓司は四季折々の夜風を感じては死神を連れて帰って行った。所有権の放棄は夢へのステップが不可能と化す、酒でも飲みてえ気分だ。久保田、か……同じだな!
「仕事の方は、いいのか」
「俺達は選ばれただろう、マジ系になれるか!? グッチの事だ。新しい血族に迎えてやれよ……可愛い顔してるんだ」
「整形。神格……二度の体験はセイコウだな。そういう系」
久保田は炭酸のサイダーを飲み干して過去に馳せてみたーグッドホルモンだな、合格! 次の世界が待ってるぞ。
「関係無えか。用件を言え、寂しがり屋」
コイツも兔年。似た者同士仲睦まじくってか? 懐かしい響きだ、これが大日本の令和「グッチ」……。
「これが見えるか!? 眠いなら宿題出すぞ」
画像と気。覇王も切れ者だったー第二の戦術! 人質は【総ての有】、好戦的なのは同じ。外が騒がしい、毎度毎度マスコミがうるせえ、東京も変わっちまった……車が横転している? 人身事故、犯人はこの三人??
「本当の事だろ、俺が怖いか!?」
「脇役なんだよな。結局の所、幸せになれるのは“金”次第。働かないのもガキだからな……だから母性愛者の絶好の的」
西暦20XX年、加速する信念の弓矢が射止めた次のターゲットは……DEATH NOTE? 王のレポート?? 其れとも。
タイム・リープノジカンチョウエツ