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前回と同じ世界です。隊長と医局長が2人で病院に居た時の別視点です。
ウィル×モモミ (モモミ視点)
「~♪♪」
家に帰りながら、鼻歌混じりで貰ったお菓子をほおばる。クッキーマンから貰ったバニラクッキー、よつは先生から貰った四葉型のグミ、てつおから貰ったてつおクッキー、他にも袋の中には沢山の種類のお菓子がある。中を見るだけでニコニコしてしまう。
「でも…」
こんなに貰っても満足出来ない。理由は…
「ウィルから貰ってない!!」
「…まだかな、来ないのかなっ」
ずっと、ウィルの家の前で座り待っていた。でも、ずっと待っても目の前に現れない。
最初はウキウキしていたモモミも、ついには目に涙をためていた。
「…帰ろ、寒いし」 「会いたかったな」
帰ろうと立ち上がった、その時
「モモミさん!?」
振り返ると焦りながら走ってくるウィルの姿があった。私が泣いているからか心配してくれる。
ちゃっかり家の中に入ってしまった。
「大丈夫ですか?」
美味しいご飯が目の前に並びヨダレが出てきそうになる。
「ふふっ、モモミさんは可愛いですね」
そうして、ウィルとの楽しい時間を過ごした。お風呂も一緒に入った。一緒にテレビを見たりゲームしたり、隣で寝てくれたりした。
お菓子も一緒に食べた。
これ以上の幸せは無いと思う。