実際の人物、団体は関係ありません。主の妄想です、楽しんで見て頂けると幸いです。では。
赤城×皇帝 (皇帝受け) 皇帝視点
※モブあり
「煉先輩!!好きです。付き合ってください」
起きて早々、煉を見つけたので話そうとして近寄ろうとしたら、女署員に告白されていた。
「(あまりにも気まずい)」
そう思った我は一目散に走り去った。今日あった事は忘れよう、そう思いながらその場を後にした。きっと何かの狂いだ、明日には大丈夫なはずと、そう願った。
「だって、煉は…我の事を—–」
しかし、次の日もその次の日も煉はその女性署員と一緒に居た。
「なんで…あんな女をっ」
嫉妬とその女に対する憎悪が日に日に自分に溜まっていくのを感じる。
南署の裏に座り、怒りを抑えながら一息つく。
「え、皇帝!?大丈夫?!」
声の方を見ると赤城煉が走り寄って来ていた。
「れ、煉!?…っ!!」
休憩時間になり、俺の秘密の休憩場に向かう。それは南署の裏。いつも通りコーヒーを持って向かった。しかし、途中で足が止まる。
「(誰か…泣いてる?)」
その泣いている人物を見て、駆け寄る。
「皇帝!?大丈夫?」
涙目の皇帝が、駆け寄る俺の姿を見て驚く。
「煉…っ」
逃げようとする皇帝を抱きしめる。皇帝は震えながら暴れている。
「離せっ、嘘つきがっ!!やめろ!や、だっ」
「こら、暴れるな!!痛っ、なんで暴れてるんだ!」
「貴様がっ、我を裏切ったんだろ!!」
「さっきから、お前は何を言ってるんだ!!」
嘘つき?裏切った?皇帝の言葉が理解出来ない。もしかして…
「煉は…我を愛してくれたんじゃないのか?」
その一言で確信した。
「あの日の言葉…覚えてくれてたんだ」
皇帝に告白された日、俺は皇帝を一生離さない
そう言った。
泣いている皇帝の誤解を解き、家に連れ込む。
「最近、一緒に居れなかったから…ごめんね」
皇帝をバックハグしながら話す。すると、皇帝が急に向きを変え俺の体に顔をうずめてきた。
「…良かった」
そう言って皇帝は寝てしまった。
「ははは、皇帝が俺に嫉妬」
狂ったように笑い「面白い」と呟き、家から出て行く
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