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いずれにしても、高次元を知るためには切り口が必要になる。この店も2次元に分けるといろいろな切り口があったね。あの縦に入った窓枠のところでつくる切り口もあるし、あのカウンターの面でつくる切り口もある。ほかにも、こう、斜めに切ることもできるし、こんなとか、こんなとか、いかようにも切り取ることができた。つまりこの3次元世界の描写は、2次元に無数に存在するわけだった。それだけの「現実」が同時に存在してる。
そうでしたね。
ところで、縦に切るか横に切るかで、まったく別な表情、別な現実になるよ。
ええ。
ところで、こういう考えはできないか。我々のいる「この」3次元世界も、4次元世界の数ある切り口のうちの、ほんの一例に過ぎない、と。
どういうことですか?
つまり、同じ3次元でも、我々の知る以外に別な現実があるらしいってことだ。
言ってることがよくわからないんですけど。