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曽野side
❤️「はいどーぞ」
🤍「ん、ありがとう」
柔が仕事終わりに急に家に行っていいかと連絡をしてきて、驚きつつも例の件についての相談事だと思い覚悟を決めた。
❤️「で、悩み事?」
ココアの入ったマグカップをソファの前のテーブルに置いて、柔と肩を並べて座る
🤍「うん…」
❤️「勇ちゃん?」
🤍「ちが…わなくはないけど…」
やっぱりそっちか…
🤍「だいちゃんにさ…
告白された」
❤️「へ、へぇー」
あかん、上手く演技できへん
もうちょっと真剣にエチュードやっとくべきやった
🤍「もしかして、だいちゃんの気づいてた?」
❤️「うーん、まぁ…
なんか最近距離近いなぁとは思ってたし、よくくっついたり、触ってたりするからさぁ」
🤍「やっぱり…
はやちゃんにも気づかれてるよね」
❤️「それはどうやろう…」
🤍「だから、仁ちゃんのとこに行っちゃったんだよね…」
飲んでいたココアをテーブルに置こうと目線を落とすと柔太朗の手が震えているのに気づく。
俯いてよく見えない顔を覗くと、目に涙を溜めた柔太朗がいて、俺は何も言わずに柔太朗をそっと抱きしめた。
❤️「でも、仁ちゃんは勇ちゃんにその気は無いって」
🤍「そんなのわからないじゃん」
❤️「わかるよ!」
🤍「なんで…」
❤️「ごめん柔
いらんお節介やけど、仁ちゃんに気持ち聞いた
勇ちゃんに何されても好きになるつもりも、恋人になるつもりもないって」
🤍「…」
❤️「勇ちゃんは戻ってくるよ、必ず」
🤍「でも、俺だいちゃんに…」
❤️「告白されただけでしょ?
じゃあ、柔が勇ちゃんを思うのに罪はないよ」
🤍「でもっ!だいちゃんを騙してるみたいな気がして…」
ごめんな、柔太朗
騙してるのはこっちやねん
今、過去に戻れるならこんなアホみたいな作戦思いついた自分をぶん殴りたい
🤍「だいちゃんにまだ返事もできてない」
❤️「それは待っといてもええんとちゃう?」
🤍「でも、だいちゃんが自分から離れてる気がするから…」
❤️「だいちゃんが?」
🤍「だいちゃんは多分、俺が返事をしないからその気がないと思って身を引いてくれたと思う
前はよく髪を撫でてくれたけど、最近はしてくれないし、こうやって傍に座ってもくれなくなっちゃったから…」
なんでやろ?
だいちゃんからそんな話は聞いてない
いや、自分に聞く余裕がないといった方が正しいか…
❤️「柔はどうしたい?」
🤍「わかんない…
わからなくて、どっちも離れていってしまいそうで、俺、俺」
❤️「もう、話さんくてええよ
大丈夫、大丈夫やから」
俺はギュッと力強く柔太朗を抱きしめた。
多分、閉ざしていたものが全て解き放たれたのだろう
柔太朗は子どものようにわんわんと泣き始めた。
柔太朗のためにした事がこんな結果を招いている事実に俺は何の言葉もかけることが出来ず、ただ抱きしめて背中をさすることしか出来なかった。
コメント
7件
更新ありがとうございます😭 今回も最高でした😃 拗れていく関係に辛いのは❤️さんもですよね、、、、 このさきの展開が楽しみです!! いつも応援しています♪
投稿ありがとうございます! 舜ちゃんも柔ちゃんのためを思ってやったことなのにそれがきっかけでこんなに関係が拗れてきちゃうと舜ちゃん側もつらいですよね 今回も凄く良かったです!! 引き続き応援してます!
続き楽しみにしてます‼️毎日確認します!