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塩﨑side
❤️「柔太朗の傍におるって約束やったやんな?」
💙「だーかーらー
こっちにも言い分あるんよ」
❤️「ほな、その言い分教えてよ!」
舜太との二人仕事の日。
朝に弱い舜太は寝起きで眠たそうに来ると思ったら、思いの外目が覚めていて、僕のそばに来るなり突然怒り始めた。
内容は柔太朗から聞いたであろう事で、柔太朗の想いを知るきっかけにもなれてありがたいのだが、雲行きがすこぶる怪しい。
💙「ていうか、そもそも柔太朗に告白はするって決めたけど
ずっと傍におっては聞いてへんし」
❤️「付き合うってそういうことやん!」
💙「あの…舜ちゃん落ち着こか?」
❤️「ていうか!話逸らしたよね?」
💙「あの…声大きいから…」
❤️「だいちゃんの方がいっつも声でかいやん!!!」
💙「うんうん、一旦深呼吸しよか?」
舜太はヒートアップしているが聞き分けはよくて、僕の言う通りに深呼吸を素直にしている。
❤️「はぁ…
あーもう、こんな事になるならせんべきやった
柔太朗が泣いてて、なんで俺慰めの一つも出来へんのや」
💙「気持ちはわかるけど、舜太も一生懸命やった事やし
柔太朗に素直に謝ったら許してくれるよ」
❤️「そしたら一緒に謝ってや」
💙「なんでや!
って言いたいとこやけど、連帯責任よな」
バツが悪そうに笑う舜太がごめんってと呟く。
❤️「それより、柔と距離置いてるのは告白受け入れて貰えへんから?」
💙「そんな事じゃ離れへんよ
柔太朗の気持ちに整理がつくまでは待つよって決めてんねんから」
❤️「じゃあ、なんで?」
じっと僕の顔を見つめてくる舜太は少し目が潤んでいて、本当に親友想いないい奴だなと心の底から思う。
自分は躊躇っていたその人の名前を溜息に混ぜて放った。
💙「佐野さんやん…」
僕の一言に舜太は少し顔を歪ませた。
曽野side
太ちゃんが喋るのを躊躇していた理由をなんとなく察してしまう。
俺はその察した理由に嘘と書いて、一応聞き返した。
❤️「勇ちゃん?」
💙「あの人、俺と柔太朗が近づくとすっごい威嚇してんねん
視線がもう俺のに手を出すなって目してて」
あー、やっぱり
一応は自分のシナリオ通りやしなぁ
❤️「それで、柔太朗から距離置いたん?」
💙「いや、まぁそんな突き放した訳とちゃうで…」
❤️「わかってるよ、そんなん…」
どうしたらええんかわからんくて、上手く言葉が出てこやん
💙「柔太朗との距離感はもっとよく考えやんとあかんなぁ」
❤️「いや、勇ちゃんが嫉妬してるんやったら利用するべきじゃない?」
💙「わかってるよ、わかってるけど…
俺、佐野さんがアクション起こすとは思われへんねん」
アクションを起こさない限り、柔と勇ちゃんを結びつけるのは不可能だ。
もー、どうしたらええんやろ
❤️「とりあえず、柔のケアは引き続き続けてほしいねん
勇ちゃんはちょっと俺側からなんとか出来んか考えるし」
💙「ごめん舜太、俺ちょっと火ついてもうたわ」
❤️「え?」
💙「こんな状況で柔太朗を勇斗に潔く渡せるほどの心、僕にはないかもしれん」
❤️「ちょっと、太ちゃん冗談やんね?」
💙「マジやで…
勇斗が今まで柔太朗を悲しませてきた過去があるなら、僕は柔太朗にそんな思いもうさせたくないねん」
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あかん方向へ進み始めているのがわかり、 自分の脳内で警鐘が鳴り響く。
グループの崩壊がすぐそこまで迫っているようで、俺はその1ピースを外してしまった張本人な気がしてしまい呆然と立ち尽くすしか無かった。
コメント
7件
更新ありがとうございます😭 タイトルに苦いとあるので苦しいやつかな?と思ったら案の定苦しいやつでうわーー!!となってます😫毎回思うのですが、やっぱり主様はタイトルつけるセンスありすぎですね❗️ どんな結末になるのか全く予想つかなくて毎回ドキドキしています💓 今回も最高でした😆次回も楽しみに待ってます♪
投稿ありがとうございます! こうなってくるとどうしても誰かが傷ついちゃいそうですね、 続きが凄く気になります!!! 引き続き応援してます!!!!!