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(訓練室)
ミレイ:異能力 刻夜叉 はぁあああああ!(異能力の強化訓練中)
大量の底辺シャドウ:ぐわぁぁああああ!(消滅する)
ミレイ:ふぅ…結構威力あがったわね。このまま訓練を続けてユウマとハカちゃん、光彩を守れるようにならないと。
ハカ:ミレイさん!(慌てて走ってきた)
ミレイ:ハカちゃん、どうしたの?
ハカ:光彩さんが…光彩さんが…!病院に!
ミレイ:光彩…!今行く!
(病院の待合室)
ユウマ:…
ハカ:…
ミレイ:はぁ…はぁ…!光彩は…?(急いで来た)
ナギ:落ち着け。
ミレイ:落ち着けるわけないでしょ!光彩は私の大切な親友なの…!
ハルト:光彩はまだ治療室にいる。もう少し待て。
ミレイ:どうしてお父さんも博士も冷静なのよ…!光彩…もう誰一人として失いたくないのに…一緒に強くなろうって約束したのに…なんで…どうして…(大粒の涙を流していた)
エム:ミレイ…
ユウマ:姉貴…
ハカ:ミレイさん…
(医師が出てくる)
ミレイ:光彩は…光彩は…!(医師に駆け寄る)
ユウマ:姉貴落ち着け。
ハカ:ミレイさん…一旦落ち着いて…
ハルト:どうでしたか…?
医師:大変申し上げにくいのですが…心臓の機能がかなり低下しています…命はなんとか繋げましたがいつまで持つか…
ナギ:そうですか…
(病室)
ミレイ:光彩…
ユウマ:光彩さん…
ハカ:ユウマ…私たちまた一人…大切な人を失うのかな…
ユウマ:大丈夫だハカ。きっと大丈夫だよ。(ハカを優しく抱きしめる)
ハカ:ユウマぁ…うっ…うっ…(ユウマの胸に顔をうずくめ、泣きじゃくる)
ミレイ:光彩…光彩…!何で…どうしてこうなるの…!(泣き崩れる)
天照大神:これは大変なことになっておるな。
木花咲耶姫:まったく…こうなってしまうから異能力を酷使するなとあれほど申し上げたというのに。
ナギ:は?何でここに日本を代表する神様がいるんだよ。
ハルト:しかも二人…
ミレイ:すっごく綺麗な人たち…あなたたちは…一体…
天照大神:まだあなたたちには名乗っておりませんでした。妾は光彩の囮影である天照大神。
木花咲耶姫:申し遅れました。私は木花咲耶姫と申します。天照大神と同様光彩のもう一人の囮影でございます。美しさと桜を象徴する神です。
ナギ:天照大神と木花咲耶姫が囮影ってこいつやべーのにもほどがあるだろ。限度ってもんがあるだろうが限度ってものが。
ハルト:お前たちなら光彩のことについて何か知っているのだろう。出来る限り教えてほしい。
天照大神:そなたたちは光彩の呪いについて知っておるか?
ミレイ:光彩にも呪いってあるの?
木花咲耶姫:もちろんでございます。光彩は異能力の酷使し過ぎることで呪いはさらに強大になります。
ハルト:異能力の酷使…か…
天照大神:妾たちの異能力はそこらへんにいる憑影の囮影よりは少なくとも数千倍の強力な異能じゃ。
ユウマ:まさか俺の囮影の酒吞童子より強力な力なんすか?
木花咲耶姫:酒吞童子より数百倍は強い異能でしょう。
ナナエム:天照大神と木花咲耶姫の異能力がユウマの使っている酒吞童子の百式よりも強力な異能ってことは呪いもその分強いってことだよね。
天照大神:そなたと言う通りじゃ。
木花咲耶姫:私たちが囮影だった憑影の中で今まで二十歳の誕生日を迎えた者はいません。例外無く皆、私たちの強大な呪いにより、体を蝕まれ亡くなっていきました。目の前にいるただ一人を除いては。
ミレイ:あの…光彩はまだ生きられますか…?まだ死にませんよね…?(声が震える)
ユウマ:姉貴…
ナナエム:ミレイ…
木花咲耶姫:申し訳ありませんがそれは私たちも分かりません。今後、光彩がどのように異能力を使っていくは本人しかわかりませんので…最悪の場合…異能力の酷使により目を覚まさなくなるかもしれません…
天照大神:それにしても光彩がこうなったのにも理由があるであろう。妾たちに教えてくれぬか?
ナギ:こいつな最近俺に“もっと訓練を厳しくしてほしい”って言っていた。俺は当然あいつの体を心配してダメと言ったが“大丈夫!”の一点張りだったから俺も折れて厳しい訓練にした。けどその分休憩時間をかなり多めにとっていた。
ナナエム:僕は光彩の霊壁の強化訓練をしていたけど休憩だよって言っても本人は少ししか休憩しないで余った時間を練習時間に充てていたよ。正直訓練を中止したほうがいいんじゃないかなってずっと思っていた。
ユウマ:俺は部屋で光彩さんが吐血していることを知っていました。毎日隣からずっと光彩さんが苦しんでいる声がずっと聞こえていました…
ハカ:光彩さん…最近ずっと顔色が悪くて…大丈夫って聞いても大丈夫としか答えてくれなくて…きっと私たちにずっと隠していたんだと思います…
天照大神:そうか…教えてくれてありがたい…
木花咲耶姫:天照大神、光彩がこうなったのは異能力の酷使によって私たちの呪いが急激に強大化したことで間違いなそうですね。
天照大神:妾もそうではないかとにらんでおる。しかし問題は光彩が目覚めるかどうかじゃ。
ミレイ:もし、目覚めなかったら…?
木花咲耶姫:申し訳ありませんが私たちではどうすることも出来ませぬ。
ミレイ:お願い…光彩までいなくならないで…マキを失って…幼馴染のコウも目を覚まさなくなって…さらに光彩までいなくなったら…私…耐えられないよ…お願いだから死なないで…
ハルト:皆、今日はもう帰ろう…そろそろ面会が終わる時間だ。
ナギ:お前ら帰るぞ。
ユウマ:分かった…
ハカ:分かりました…
ナナエム:うん…
ミレイ:はい…光彩…ごめんね…
(皆が病室を出る)
天照大神:木花咲耶姫、今日は妾たちも光彩の背中に戻るとしよう。
木花咲耶姫:えぇ、そうしましょう。私たちに出来ることはただ光彩の回復を祈ることしか出来ませんから…
天照大神・木花咲耶姫:(光彩の背中に戻る)
光彩:(寝言)はぁ…はぁ…早く強くならなきゃ…コウくんを目覚めさせられるようになるために…皆を守れるようになるために…早く異能力を解放しなきゃ…
コメント
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え?✨プロ級並に上手いんですけど、凄い✨うちも頑張らなきゃ。