❤️リョータ(20)王。火の能力者
💛ヒカル(19)側近。雷の能力者
💚リョウヘイ(19)側近。創造の能力者
🩷ダイスケ(21)村人。能力者の家の1人。
🧡コージ(17)側近。読心・テレパシーの能力者
🤍ラウール(15)側近。透明化の能力者
隣国
💙ショータ(?)
🖤レン ショータの側近。
ダイスケside
これ以上俺の大事なものを取られてたまるか
🩷いいから帰ってよ!!
💚ダイスケ、落ち着いて。
💚僕たちは君の大事なものを取ったりしない。危害も加えない。
❤️何があったか話してくれる?
🩷……
🩷あれは…俺が10歳の頃だった。
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ダイスケside
俺は小さい頃から人の傷や病気を治す能力があった。
🖤うえーーん!お兄ちゃーーん!
🩷どーしたのレン!
🖤さっき…グス 転んでぇ…グス
🩷それで血でたのね!
🩷なおす!まっててね!
俺が手をかざすと俺の目と手がピンクに光るとともに少しずつ傷口が塞がってゆく。
🖤もう痛くない!ありがとうにーちゃん!
🩷うん!よかったね!
俺にはレンという3つ下の弟がいた。
喧嘩が強くよく怪我ばかりしてくるような弟だったけどすごく俺に懐いていた。
弟であるレンは瞬間移動が出来た。
2人とも超能力を使える点から「俺たちは神様に選ばれたんだ」とそれを誇りに思っていた。
俺たちはいつも一緒だった。
これからもずっとそうだと思っていた。
でも突然、事件は起きた。
ある日のことーー
ガシャアァァン!!
いつも通り家でレンと遊んでいた時だった。
ものすごい音がしたと思ったら家の窓が割られてしまったのだ。
👤)こいつが怪我を治せるって噂のガキか?
👤2)あぁ間違いねぇ
👤)よし、連れていくぞ
突然家の中へ入ってきた男2人に攫われそうになった。
🖤にいちゃん!!おい!やめろよ!!
🖤にいちゃんに手だすな!!
👤なんだこのガキ!(殴る)
🖤うっ、、!
🩷レン…!グス レン!起きて!!グス
👤早く連れてけよ
👤2)分かってるって
🩷わぁ!離してよ!
ひょいっと体を持ち上げられて馬車に乗せられた。
🩷レン…!レーン!!
🖤う、、にいちゃん…
俺を乗せた馬車が移動しそうになった時、
🖤にいちゃんを助けなきゃ…テレポート…!
「テレポート」そう唱えるとレンは能力を使うことが出来る。
レンが瞬間移動して馬車に乗ってきた。
俺を助けようとしたのだ。
👤なんだこいつ!
ガァン!(殴った音)
俺を助けようとしたレンは男に後ろから殴られ意識を失った。
🩷レン…!レン!グス
俺とレンはそのまま隣国へ連れていかれた。
男に殴られ血が出ていた箇所は俺の能力で治せたけれど、気絶したレンは中々起きなかった。
👤着いたぞ。降りろ
👤このガキどっか連れてけ
🩷レン!やめて!レンを連れていかないで!
気絶したままのレンは奴らに連れていかれた。
🩷レン!!レーン!!グス
その後俺は隣国の兵士たちの怪我を治す役割を任され、レンとも離れ離れにされた。
💂♂️ありがとう!君のおかげで怪我が治ったよ!
💂♂️こんな一瞬で治るなんて!
助けた隣国の兵士達は俺にたくさんの感謝の言葉をくれた。
それでも俺はレンと離れ離れにしたその国をいつまでも許すことが出来なかった。
脱出できるタイミングを探し続け、ある日の夜に王宮から抜け出した。
レンは今、生きているかも分からない。
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🩷だから僕はこの国に戻ってきてからは能力を持ってることをバレないように生きてきた。
🩷また誰かに…利用されないために…。
コメント
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お!も!し!ろ!い!