2人の人を殺した
その時の僕は快楽で満たされた
だけどそれと同時に僕はあることに気づく
これはいつか量が増えても満足ができなくなること
「どこか隠れることができる場所、、」
必要ないとも思った
しかしこんな俺にも休息は必要なのだ
あまり動いてはいないが運動をしたのはとても久しぶりだったので、
体が疲れたようだ
「廃墟でいいか、、」
そうして出発をする
しばらく歩くとちょうど良い廃墟が見つかった
道中さまざまな人にあったが警察の死体を持ってたため全力で逃げられた
「襲ってくれればいいんだけどな、」
隠れられそうな場所に座りさっき殺した警察の死体貪り食う
身体中に染み渡る鉄の味
最初は不味く感じても後から美味しく感じる
「嗚呼、、今までなぜ人の肉を食わなかったか、、 」
宝の持ち腐れのようなものだった
しかし至福の時間は当に過ぎる
肉はなくなりまた狩りに行かなくてはならない
前回のことだから必ず俺はニュースになっている
外に出たら誰も俺に近づかない
そう考えていると「ドン、ドン」と足音がする
なぜ足音がこんなに大きいのか、大男ならば喜んで殺す、
しかしなぜ音を立てるのか
そこまで自信があるのかとも思った
「せっかくだ、ちゃんと導いてやろう、天国という片道切符へな」
そうして俺も階段を降り
その足元へ向かう
足音が近づき、姿が見えるようになる
どんなやつなのかと期待を膨らませたが
来たのはたった1人の何も警戒も武器も持たない少女だった
「、、、何をしに来た」
好奇心でそう少女に尋ねた
ニュースになっていれば必ずここへは来ない
なんならくるのは軍人などだろう
しかし他に気配は察知できない
本当にこの少女1人だけなのだ
その少女はしばらく沈黙を続けてからこう言った
「私を、、殺してほしい、、」と
人は死にたくないはずなのだ
しかしこの少女は死を望んだ、
なぜかと俺は問おうとするが、状態で分かった
ボロボロの服、腕や顔にできたアザ、しかも腕を引きずっている
そんな少女に俺はこう言った
「、、お前は死にたいからここに来たのか?」
少女は頷く
その子を見ると昔の自分を思い出す
世界に見捨てられ、何もかも自分でなんとかする、何度も死にかける、という惨状
この少女もきっと同じなのだろうと
お前、いくつだ
少女は首を傾げた
「年齢だ年齢、、」
その少女は小さく震える声でこう言った
「14、、」
聞いた時は驚いた
歳が3歳しか違わない
それよりも彼女の声が震えていることに興味を持った
「声が震えてるじゃないか」
しかしそう問いても
その少女はずっと黙って何も発することはなかった
俺はその少女に興味を持った
「お前が他の奴らと一緒だったら食ってただろうな」
少女へ向けて手招きをする
おずおずとゆっくりくる彼女を俺はゆっくりまった
「死が怖いのならくるな、さっさと引き返せ」
そう語りかけると少女決心をして俺の目の前まで来た
「マジか、、」
コメント
4件
そっかぁ…血が麻薬だったのかぁ 自○願望者の女の子ねぇ…
良いものを作ってくれるね..もっとやれ