嘘でもいいから好きって言って。
第 三話 《 運命 》
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tk「はぁぁ…。(返事…か。どうしよ、)」
うたに相談したいけど、変に思われるかも…いや、でもなぁ…
tk「(てか、むしろ俺のこと嫌いだと思ってたのに…なんで?)」
先生「お前ら~席つけー、HR始めるぞ~」
先生「ぁ、そうそう言い忘れてた。」
先生「今日の一限目古文だったが、○✕先生が体調不良で居ないから、委員長筆頭に
文化祭の出し物を考えてもらう。」
クラス「わっほ~い!!やった〜〜!」
先生「…の、はずだったんだが」
クラス「……え?」
先生「2‐Fの担任の先生が、2‐Cと共に劇をしたいらしく、合同出し物となりました」
モブ「やっぱF組ってなに考えてるかわかんねー。(失礼)」
モブ2「はぁ?嘘だろ?!俺メイド喫茶カフェで女子のメイド服見たかったのに~」
モブ3「きも。それはきもい」
tk「(F組ってことは…こむぎと…山田じゃん、)」
てかこの担任も流れを説明してから言うなよな。
最初から言えよ。みんな期待してんじゃんか。
先生「はいはい、静かに~…てことだから誰が何役するか一限目にF組と話してねってこと。」
先生「わかったかな?」
クラス「…」
先生「ごめんって。クビになりたくないんだよ」
クラス「誠実すぎて引く。」
モブ「ま、三年に期待だな~」
先生「おいおい来年の話をするな」
tk「何だこのクラス、…」
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HR(先生の言い訳)が終わりF組のクラスへ行き話し合いをすることになった。
tk「(会うだけでも今気まずいのにどうしてくれんだ…)」
km「それじゃ、今から一限目はじめんで〜!」
tk「いや、委員長だったんかい。」
km「なんや、たくぱん。文句か?w」
tk「いや…キャラじゃないなって」
km「まぁ、ほんまはやまちゃんが委員長希望やってんけど担任が強制的にダメやって言われてて…w」
ym「お”ぃ、言うなって!!💢」
km「すまんすまんw…ほな誰が何役するん〜?」
黒板⇓
テーマ シンデレラっぽいやつ
題名 運命のシンデレラ
役
シンデレラ 王子 継母 姉1 姉2 魔法使い かぼちゃの馬車
会場にいる人達 白馬 そこらの木 そこらの花
tk「…(いや、ツッコミどころ満載。)」
ほとんどパクリだし題名なんかキモチワル…それだったらもう”シンデレラ”でやり通せよ。
パクってないですアピールヤバいって。
てかそもそも役ぜってぇいらねぇのあるだろ。
てか劇って何?幼稚園の劇じゃんこれじゃ。
km「んまぁたくぱん喋らんしシンデレラ役でええよなーッニコ。」
tk「…は?俺はそこらへんの木でいいよ」
tk「てかそもそも俺男…」
km「ぁや、今回女子たちは全員会場に居るお嬢さん役やから、シンデレラは男やで」
tk「ストーリーぶっ壊す気?」
km「作ってるんやしいいやろ!」
tk「ぁ…パクってるの隠す感じね、」
km「山田はもちろん王子様役よな?ニコッ」
モブ2「さんせー!山田が一番イケメンだし!決まりっしょ!」
km「せやな!てことでよろ!w」
ym「…えぇ!?なんでやまだなん!?」
tk「(しかも結ばれる相手山田かよ、気まず…今すぐ木になりたい…(?)」
黒板⇓
シンデレラ
柳瀬
王子
山田
継母
モブ1
姉1
モブ2
姉2
モブ3
魔法使い
小室
かぼちゃの馬車
モブ4
会場にいる人達
その他の女子と男子
他の人はスタッフ役や植物
tk「最後らへん扱いざっつ…」
km「ほんなら来週から練習がんばるでぇ〜!!」
クラス「お〜!!!」
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続く 《 思い 》
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コメント
4件
すき((突然の告白((