雫「お姉ちゃんー?」
希乃「んがっ、どぉした?」
雫「また寝てたの…あ、コンビニ行くから
なんか食べたいのないの?」
希乃「私の分も使っていいから雫の食べたい
もの食べなー」
雫「またそうやって………
とりあえずいってきますーー」
___________________
雫「絶対顔に出てたー…バレてるの
分かってるくせに言わないんだから…」
(最近お姉ちゃんはどんどん痩せて、
寝てるかぼーっとしてるかのどっちかで…
■■くんと同じ感じになっちゃった)
雫「外の空気吸おうと思ったのに 曇りだし、
私の顔とおんなじだよこれじゃあ」
(ベランダから見えるせまーい空よりはまし)
雫「うん、そういうことにしとこ」
___________________
希乃「…あ、おかえり」
雫「ただいまーりんご買ってきたから
食べない??」
希乃「えーいいのに…後で食べるね」
雫「はーい……ふあーーーあ、
私も眠くなってきちゃった……」
希乃「お姉ちゃんと昼寝する?」
雫「えーーー別にいいけど」
希乃「いいんだ!?……いいんだ」
雫「なにか問題でもー??」
希乃「いや、ないっす」
___________________
雫「えぐ、小さい時ぶりすぎる」
希乃「ね、……」
雫「えっもう寝た???」
希乃「…いや、まだ…起きてるよ 」
「……雫」
雫「なに」
希乃「私の布団のうらにまだちょっと
ヘソクリ、のこってる」
雫「まじかよ」
希乃「…もうねる」
雫「はいはい、おやすみ」
希乃「おやすみ………ごめんね」
雫「え??なんで謝るのよ」
希乃「…」
雫「なんでよー起こすぞーーー」
希乃
雫「脇の下くすぐって起こしちゃうよー
おりゃ!!」
雫「…お姉ちゃん?」
雫「ねぇ、お姉ちゃんってば」
雫「起きてよ、お姉ちゃん」
『午睡のふり』おわり
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!