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「ごめんなさい」
僕は別に告白が成功する展開だろとか望んでたわけではないが、実際に振られると痛い。
「さっきも言ったとおり、私にはもう時間が残されてないの。だから、拓馬くんを私の時間に縛り付けることなんてできない…」
僕は真白の心の声に打ちのめされた。口ではそう言っていたが、真白は心でずっと謝っていた。
（本当は拓馬くんと笑っていたい。けど、もう3ヶ月も残ってないから…ごめんなさい）
真白の心は泣いていた。ただ純粋に、僕への気持ちを押し殺しながら。だからこそ僕は、そんな真白を愛しく思う。だって…
「僕の初恋は真白だけのものだよ。これからの一生も真白に捧げる。」
真白は一瞬で泣きやんだ。そして、ドッと不安でいっぱいになった。
「私の短い人生で拓馬くんを縛り付けるのに…！」
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