テラーノベル
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fura
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mg.side
朝、楽屋に入るとソファでぼんやり窓の外を眺めている阿部ちゃんの姿が、俺の目に映った
誰よりも早く、楽屋で愛しい恋人と二人きりになれるなんて。
今朝は顔にふわふわしたちいさな心地よさを感じて、いつもより早く起床することができたので俺は心の中で愛犬に感謝した。
帰ったら思う存分撫でてあげよう。そんなことを考えながら
阿部ちゃんに目を向けると、いつもよりどこか落ち着いた雰囲気があった。
そっとしてあげよう。という考えが頭をよぎったが、窓の外を眺めている理由が気になってしまったので挨拶することを選んだ。
「あべちゃん、おはよう」
そう言うと阿部ちゃんはゆっくり俺のほうを向いて、
ab「おはよう、めめ」
といつもの優しい笑顔をくれた。
まだセットしていないふわふわで長めの前髪に、淡い緑色のカーディガンの袖には可愛らしい指先がちょこんと覗いていた。絹のような柔らかな髪と一緒に、長い睫毛が風に揺れる。
俺がわけを聞かなくても、阿部ちゃんは先に形のいい口をひらいて
ab「なんかさ、今日の空気落ち着くな~って思って」
そういって微笑む阿部ちゃんの頬には光がほんのり重なって、風に導かれる鳥の羽のように儚くて綺麗だった。
「ふふ、朝から詩人さんみたいだね」
俺がそう言うと、笑わないでよ~とうれしそうに言うので、俺はたまらず後ろから包み込むようにして抱きしめた。
ab「わっ めめぇ ふふ、」
どうしたの~、今日は甘えたさんなの?って俺の頭を撫でてくれる、優しくてあったかい阿部ちゃんが俺はたまらなく好きだ。
「愛してるよ、阿部ちゃん」
阿部ちゃんの頬にキスをそっと落として始まる今日。
朝の楽屋、俺たちだけの、特別な時間。
fin.
コメント
6件
コメントありがとうございます✨!二人の雰囲気ぽわぽわしてて私も大好きです!

癒される良いですね🖤💚の雰囲気大好きです
まさかはれる.様にコメントをいただけるなんて!!ありがとうございます!お褒めいただいてとってもうれしいです!尊敬してます✨