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はやい
阿部ちゃんはそういう事か、と俺の言いたい事を何となく察したようだ。
髪をくしゃくしゃと撫でられる、普段は嫌だけど夢では気持ち良かったから悪い気はしない。
💚「翔太とは好きで付き合ってるから、そりゃ考えた事はあるよ。でもさ、セックスするってなったら翔太が慣れるまで辛いでしょ?だから翔太がしたくないなら別にいいかなって思ってた」
やっぱり、最初に俺がそういう雰囲気も嫌だって言ってたのをそのまま守ってるんだなと思いながら聞く。
💙「じゃあさ…俺がしてもいいって言ったら…?」
💚「するね」
即答。
💚「あれは本心って事でいいの?」
💙「うん……も、もういいだろ、風呂」
💚「わかった。でも、その前にキスしていい?」
ここまで話して断る理由はないし、黙ってやればいいのに1回許可を取る律儀な阿部ちゃん。
💙「やるならやれって、聞くな」
💚「そう」
言うが早いか、こないだのとは比べ物にならないくらい深く唇が重なった。
阿部ちゃんが何度も唇を吸ってくる。
待て待て待て。
俺あの時でも勃ちそうだったんだって。
こんなキスされたら……
💙「あ、んむ……ッ」
勝手に声が漏れる。
指が絡まる。
ソファに倒れ込む。
唇を離した阿部ちゃんが俺を見つめながらおでこを親指で撫でる。
優しい眼差しが愛おしくて、恥ずかしくて、思わず俺からもう一度キスをした。
今度は熱い舌が口の中を這う。
💙「んっ…ふっ…」
脚の間に入った阿部ちゃんの膝には俺のものがどうなっているか感触でバレバレなんだろう、それどころかキスだけで気持ちよすぎて自分からちょっと押し付けてる。
阿部ちゃんの手がシャツの中に入って、緩やかな手つきで上半身を撫でる。
下半身はさっきの通りだし、ずっとキスしたまま。
今、全部阿部ちゃんのものになってると思った瞬間、いきなり登りつめて俺は服のまま声を出す間もなく果てた。