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リドル
「僕は、僕こそが!!!絶対、絶対、
正しいんだーーーーー!!!!」
トレイ
「リドルーーー!!」
その瞬間、ローズハートは服が変わり
オーバーブロットした
ユウ
「黒いオーラが全身から!」
リドル
「ククク、ハハハハハ!!僕に逆らう
愚か者ども。そんな奴らは、僕の
世界にいらない。僕の世界では僕
こそが法律。僕こそが世界のルールだ!
返事は はい、リドル様以外
許さない!!僕に逆らう奴らはみんな
首をはねてやる!アハハハハハ!!」
クロウリー
「ああ、なんて事だ!私がついて
いながら、生徒をオーバーブロット
させてしまうなんて!」
グリム
「オーバーブロットってなんなんだゾ
あいつ、めちゃくちゃ邪悪な感じに
変わっちまった!」
クロウリー
「オーバーブロットは、魔法士が
一番避けねばならない状態です
彼は今、負のエネルギーに囚われて
感情と魔力のコントロールを
失っている」
グリム
「なんかよくわかんねぇんだゾ!」
デュース
「僕もだ」
ケイト
「あーもー!ひらたく言うと、
闇落ちバーサーカー状態ってこと!」
トレイ
「このまま魔力を放出し続ければ、
リドル自身の命も危ない!」
『は?』
グリム
「命ぃぃぃ!!??」
『ねぇ。命が危ないって、
死んじゃうってことか?』
トレイ
「ああ」
死んじゃ、ここは
死後の世界じゃ、ないのか?
〜〜〜
リドル
「ボクが間違っていた?そんなわけ
ない、よね。お母…様」
『!』
皆戦ってた?仕方ない
命が危ない。そういうことなら
『鬼殺隊 蛇柱 伊黒麗として、
あなたを助けよう』
僕は鞘から刀を抜き、
一歩前に出て、飛んだ
『シィーー 蛇の呼吸
弐の方 挟頭の毒牙』
後ろの化身を、斬った。着地した
後、倒れるリドルを抱き止めた
リドル母
「8歳のお誕生日おめでとうリドル
今年のお誕生日のケーキは、頭がよく
なるレシチンたっぷりの大豆粉と
ナッツの低糖質ケーキよ」
リドル子供
「ありがとう、ママ
でも、あのね。僕」
これは?ローズハートの、記憶か?
リドル子供
「一度でいいから真っ赤な苺が
たくさん乗ったタルトが食べて
みたいな」
リドル母
「まあ、なんてことを言うの!あんな
砂糖の塊みたいなお菓子、毒みたいな
ものよ。一切れで一日分の糖質の
理想摂取量をオーバーするわ
さあ、今日はドコサヘキサエン酸と
イコサペンタエン酸がたっぷりの
ヘルシー名マグロのステーキよ
ああ、でも、8歳の理想のカロリー
摂取量は1食600kcalだから
100g以上食べすぎないで
いいわね」
リドル子供
「はい。ママ」
僕と真逆。僕は食べたくもない
油っこい料理をたくさん食べさせられた
しかも、肥えて大きくして、蛇鬼に食べ
させるために
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リドル
「僕はずっと、真っ赤な苺のタルトが
食べてみたかった。たまに通りかかる
ケーキ屋さんの、ショーウィンドウに
飾ってある宝石みたいなタルト」
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リドル母
「本日の古典魔法の勉強はここまで
明日までに今日の勉強に登場した
魔法論理学における、言語哲学の
教本を50ページ予習しておくこと
では、次の魔法薬学の勉強の時間
まで1時間自習にします」
リドル子供
「はい、お母様」
リドル母
「お母様は少し用事があるから、
また1時間後にね」
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リドル
「分刻みで詰め込まれるありとあらゆる
学問。出来なければ出来るまで延長
される学習時間。でも、これがボクの
普通だった」
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コンコン
リドル子供
「窓を誰かがノックしてる?
わっ、出て来た」
チェーニャ子供
「なーなー。一緒にあーそーぼ!」
リドル子供
「君達は誰?」
チェーニャ子供
「俺はチェーニャ!こっちはトレイ!
一緒にクロッケーしようよ」
リドル子供
「え、無理だよ。今は自習
時間なんだ。勉強しなきゃ」
チェーニャ子供
「自習って、何を勉強するか自分で
決めていいがね。遊ぶのも勉強って
じーちゃんが言ってたにゃあ」
トレイ子供
「少しだけ、降りてこない?」
リドル子供
「ちょ、ちょっとだけなら」
トレイ子供
「君の名前、聞いていい?」
リドル子供
「リ、リドル。リドル・ローズハート」
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リドル
「トレイとチェーニャと遊ぶのは、
凄く楽しかった。知らないこと、
やったことない遊び
2人はたくさん教えてくれた
それから、1日1時間だけの自主
時間は毎日、お母様に内緒で部屋を
抜け出した」
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チェーニャ子供
「えっ!リドルってイチゴのタルト
食べたことにゃーの?」
リドル子供
「うん。お母様が身体に
毒だからダメだって」
トレイ子供
「そりゃ食べ過ぎは良くないかもしれ
ないけど。あのさ、俺んちケーキ屋
なんだ。今から食べに来いよ」
リドル子供
「えっ、でも」
トレイ子供
「一切れくらい大丈夫だって」
チェーニャ子供
「俺はホールごと食いたい
くらいだにゃあ」
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リドル
「真っ白なお皿に乗った真っ赤な苺の
タルト。僕にとってはどんな宝石より
キラキラ輝いて見えた
一口食べたタルトは、すごく甘くて、
食べたことがないくらい美味しくて、
僕は一口ずつ味わいながら夢中に
なって食べた。 時間を忘れて」
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リドル母
「なんてこと!自習をサボっただけで
なく、外で砂糖の塊を食べてくる
なんて!
あの2人がリドルをそそのかしたのね
あんな悪い子たちと、二度と遊ぶ
ことは許しません!」
リドル子供
「ごめんなさい、お母様!
もうしないから許して!」
リドル母
「お黙り!お前がる~を破るからいけ
ないのよ。ああ、やっぱり自由時間
なんて持たせるんじゃなかった
もっともっと完璧に管理しなくては」
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リドル
「ルールを破れば楽しい時間まで
取り上げられてしまう」
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言いつけを破れば、人が死んでしまう
「あんた達が逃げ出したせいで、
みんな殺されたのよ!!」
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リドル
「だから、お母様の決めたルールは
絶対守らなきゃ。この街で一番優秀な
お母様は、いつでも正しいはずだから
でも、ねぇ、ママ。何でだろう?
何故だかとっても胸が苦しいんだ
お誕生日だけでいいから、いっぱい
タルトが食べたい。お外でいっぱい
遊びたい。もっといっぱいお友達が
欲しいよ
教えて、ママ。どんなルールに従えば
この苦しさは消えるの?」