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すみっこの文字
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#いらすと
みたらし団子
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「…お腹空いた?……そうだよね。慣れてないだろうし……我慢しすぎると君たち人間は体調崩しちゃうんでしょ?本で見たよ。」
「うーん…まあそろそろ育ってるかな。潰されてなければ……」
「よし、ちょっと遠いけどついてきてね。」
「…ああ、畑に行くんだよ。小規模だけどね。」
「2000年だよ?開拓する時間なんていくらでもある。」
「ここから北にいけばあるんだ。あそこは少し寒くてね。君たち人間がここに来る前、住んでた世界も北は寒かったろ?寒いから、人がほかのところより少ないんだ。だから、カミサマもあまり来ることはないんだよ。」
「カミサマも野菜とか家畜とか食べるんだよ。目に見えるところに畑とか作ったら食べられちゃうから、大抵北とか南とか、人が少なくてカミサマが注目しにくいところにあるんだ。」
「なんでそこに住まないのか…?まあ、移動は面倒だけどね。でも、そもそもあそこらへんは住んでいい人は決まってるんだ。畑を作る天使…まあ農家だね。大人数で固まってるとカミサマにバレるから、そーゆー天使だけ。」
「それに、基本定住することはないよ。今だって家って言えないようなほぼテントみたいなところか、シェルターで寝泊まりしてるだろ。」
「家なんか作ったらすぐ壊されるからね。」
「…僕?僕は農家じゃないよ。」
「畑を作る土地は…そうだな。物々交換さ。」
「農家は食料自体はないことはないからね。物々交換に使うのは食料じゃないんだ。」
「どちらかと言うと…まあ服とかの生活用品かな。それと、本とか…あとは発展してるところくらいしか売ってないけど、カードゲームとかの娯楽が喜ばれる。」
「あいつら、カミサマがあんまり来ないから平和ボケしてるんだよ…カミサマ来たら死にそう。」
「ああ、お金自体はあるよ。でも、そんなに普及してなくてね。」
「生きるのに必要なものは大抵配給だからね。」
「カードゲーム、気になる?途中で買っていこうか?店が並んでるところなら、北へ行く途中にあるから。」
「別にいいよ。お金自体は、作った道具とかをお金持ち…まあ、お金を使う機会がほとんどないだけらしいけどね……その人たちと交換するときに、食料と一緒に貰えるときとかもあるからね。」
「僕もあまりお金使ってないから、それなりに貯まってるよ。」
「重いからそろそろ使っちゃおうかな…」
「その代わり、君がお金と…まあ荷物半分くらい持ってね。…あ、もし逃げたら殴るから。」
コメント
3件
こんな感じの世界観もあるんですね!凄くいいと思いました!
読み終えました! 第3話、魔族側の生活基盤が垣間見えて面白かったです。 「カミサマにバレないための北の畑」「物々交換と配給制」「農家は平和ボケしてる」という台詞から、2000年もの間、逃げ隠れながら細々と生き延びてきた工夫と緊張感がひしひしと伝わってきました。主人公(読者)に「逃げたら殴る」と言う軽い脅しも、魔族側のしたたかさと、どこか頼りになる距離感が感じられて好きです。カードゲームのエピソードも気になるので、次の展開が楽しみです!