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「やばい、封印が…!」朱音が焦りの色を浮かべる。言葉が終わるや否や、蓋がゆっくりと持ち上がり、中から漆黒の影が浮かび上がった。

「…やっと、目覚めの時が来たか。」

呪詛の王。姿はまだ完全ではなく、黒い霧のような形状に包まれていたが、そ眼光は鋭く光り、部隊全員を見下ろしていた。声は重く、響き渡り、空間全体が震えるように感じられた。

「止める!」透が叫び、呪具「紫狼」を掲げた。「行くぞ!」

百鬼冴が呪具を構え、神楽坂と夏目もポジションについた。しかし、呪詛の王の黒い霧が一気に広がり、彼らに襲いかかる。

「くそ、早すぎる!」百鬼が呪具で霧を払いのけようとするが、呪詛の王の力は圧倒的だった。

「このままではやられる…」夏目が冷静に状況を判断しながらも、歯を食いしばる。

そのとき、神楽坂零が一歩前に出た。「ここで全員が逃げては、呪詛の王を止められない。俺が足止めする。」

「ふざけるな、そんなことできるわけないだろ!」透が叫ぶが、神楽坂は冷静だった。

「時間を稼ぐ。お前たちは退くんだ。」彼は透の目を真っ直ぐに見据え、決意を伝えた。

「神楽坂…!」

「皆がやられる。ここで終わらせるんだ。」神楽坂は短く言い放つと、全力で呪詛の王に向かって駆け出した。


【作者からのコメント】

僕は終盤でジョーカーみたいなキャラ出したい

ゴーゴリっていうかピエロっていうかそういうのが出したい

で、仲間とかに飽きられるみたいな?

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