テラーノベル
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ブーンブンブーン
夜の空に響くバイクの音
何?あの赤いの……
えっ!火っ⁉︎
ダメっ!負ける!死ん…じゃう⁉︎
もう…ダメ…
意識が遠のいてきた時声が聞こえた……
「大丈夫⁉︎」
そう聞いてきた男性二人組はバイクで来ていていらしく素早く火を消し、私を連れてそさくさと帰っていった。
ん〜う、う〜
「お〜い、大丈夫?」
ふわ〜、あれ?えっ?ここどこ?
「おはよー、起きた〜?」
えっと…あなたは…?
「あーごめんね、急に知らないところにいてびっくりしたよね」
「僕は原田 照、君霊の火にやられかけてたでしょ、怪我大丈夫?」
はい、大丈夫です!助けてくださってありがとうございました!
あれ?原田さんも霊師なんですか⁉︎
「えっ?そうだけど…」
初めて家族以外に見ましたよ!
「えっと〜」
あっ、すいません私、萌衣ですあっ、夜空萌衣です
「萌衣ちゃんの家は、グループに入ってないの?」
グループ…?
「えっと…霊師が集まるグループがあって、副業の人でも霊師は全員入ってるっていう…」
何それ?じゃあ、原田さんも入ってるんですか?
「うんっ!って言うか作ったの僕だし…」
そうなんですか?
「うん」
「照〜?あの子起きた〜?」
?
「うん、元気そう」
あっ!助けてくださってありがとうございました!
えっと〜
「ああ〜私は心 大雅です」
本当にありがとうございました、なんとお礼したらいいか…
「いや、お礼なんていいよ」
何言ってるんですか?原田さん!助けてもらったんだからお礼はしなきゃ‼︎
「う〜んじゃあ……その〜霊師のグループ…ニコラの手伝いしてくれない?」
はい!役に立てるなら…いくらでも働きます!
「じゃ、お願い‼︎」
はい!
「じゃあ〜あの〜」
?どうしたんですか?心さん?
「いや、なんでも無い」
「明日、ここ来れる?」
はい多分…
何時ですか?
「出来れば3時以降かな?」
「うん、それくらいが嬉しい」
「行ける?」
はい!学校帰りになると思いますけど…
「じゃ、また明日」
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