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ーエピローグー


あすたです。

僕たち2人が付き合い初めて、今日でちょうど2年が経ちました。

「あすた〜ご飯できた〜!」

と、エプロンを着たそろもんが俺の部屋を覗く…

「ほんと?やった!行く行く!れっつごー!!」

「ゴー!!」


「目玉焼きさいこ〜っ!」

そろもんが作る料理は美味しいです。意外と手先器用なんだよな〜。

僕たち2人で朝ごはんを食べるのが日課になりました。



撮影のときは、メメリスたちにバレないようにいつも通り。

だけどやっぱりメメリスはそこら辺すごく敏感で…

ちょっと俺とそろもんの会話が増えたり、会話内容とか距離感で…

「なんか爆ブラ距離縮まってる」

「爆ブラ付き合った?!」

「え、爆ブラ近い尊い」

そんなコメントも稀に見られる。

俺らより俺らのこと詳しいんだよな、メメリス。

そんなこんなで僕たち5人は、俺とそろもんの関係以外、変わることないメメントリとして過ごしています。




「そろもんのご飯さいこー!!」

「ほんと?ありがと〜!」

「そろもん、ちょっとこっちきて」

「んー?はいよ〜」


今日こそは、そろもんを照れさせてやる。


俺は軽くキスしてみた。

「……どう?」

「どうって何だよ‪w‪‪w‪」

「照れた?」

「照れてなーい!可愛いなって思って」

「は、ッ!?/」

僕はたまに、そろもんをドキドキさせたくて不意にキスをしてみたり、抱きしめたりしてみます。

だけどそろもんは全然照れてくれない。

むしろやり返されて照れるのはいつも俺。

「…また失敗した。最悪。」

「そろもん様を舐めるなよ〜?」

「明日は照れろ!!」

「無理だよ!!笑……散歩でも行く?」

「…行く!」

「散歩用のリードどこ置いたかな〜」

「俺は犬じゃないんですけど。」




「……そろもん」

「んー?また照れさせ作戦?笑」






「俺、今……世界一幸せだよ」


そう言って俺が笑うと、彼は少し頬を赤らめて笑い返した。














     〜 『世界一幸せな俺の話』END〜

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