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きっかけは、ほんの些細なズレだった。
コメント欄の一言。スケジュールの変更。
あっきぃにも伝わっている、という勘違い。
前なら、ここで終わってた。
僕はあっきぃに少し違和感を感じた。
あっきぃの中で、
あの感覚が戻っていると思う。
多分、こんな感じで。
胸が静かに冷えて、
考えが一気に内側へ沈む。
――期待しなければいい
――考えなければいい
――閉じればいい
そんな時、あっきぃが呟いた。
【あき】「……今日は、喋らなくていいや」
その瞬間まぜちが、
大きくはないけど即答だった。
【まぜ】「待って」
「今の、前と同じ入り方してる」
あっきぃは、はっとした。
ぷりちゃんも、視線を向ける。
【ぷり】「責めてへん。確認よ?」
「今、“一人で完結させよう”としてる?」
あっきぃは、言葉に詰まった。
否定しない。
でも、肯定もできない。
沈黙を破ったのは、あっきぃ自身だった。
【あき】「……落ちそう(声 震」
声が震えていた。
でも、隠してない。
それだけで、前回と違った。
誰も慌てない。
誰も抱きしめない。
ただ、全員がその場に留まる。
【まぜ】「理由、今じゃなくていい」
「言えなくてもいい」
「でも、閉じる前に、共有してくれてありがとう」
まぜちが、淡々と言う。
ぷりちゃんは一歩近づいたけど止まった。
【ぷり】「前はさ、落ちきってから気づいた」
「でも今回は、途中で言えたやん」
「それ、めちゃくちゃデカいからね」
あっきぃは、ゆっくり息を吐いた。
【あき】「……怖いんだよ」
「また“守られてる”って思って」
「それが勘違いだったらって」
【ぷり】「勘違いでもいい (即答」
【あき】「え?」
【ぷり】「その時は、俺らが訂正する」
【あと】「一人で“間違ってた”って結論出さないで」
この言葉で、
あっきぃの心が緩んだかは僕らには分からない。
その日は、それ以上深掘りしなかった。
普通に収録して、普通に解散した。
翌日。
あっきぃは、自分から言った。
【あき】「昨日さ、ちょっと危なかったけど」
「……止めてもらった」
誰も誇らしげにしない。
でも、誰も軽くもしない。
【けち】「それでいいんだよ」
【ちぐ】「それが“再発しなかった”ってことだから」
まぜちが、静かにまとめる。
【まぜ】「闇は、無くならない」
「でも今は、落ちる前に」
「手を出せる距離にいる」
あっきぃは、小さく笑った。
【あき】「……前より、ちゃんと生きてる感じする」
ぷりちゃんが言った。
【ぷり】「それ、守られてる証拠な」
あっきぃは、もうスマホを伏せなかった。
閉じなかった。消えなかった。
闇は来た。
でも、今回は通過した。
それだけで、
十分すぎる前進だった。
なんかさ、けち視点の時わかんなくなる(泣)
あと、全部通してけちち話してるの少なくない??
もうちょっとで、最終話を迎えるよー!!
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