これも嫌がらせか? そうだろ? なぁ、
太宰。_
(中也 side)
_ふふ、其の子と言ったら時々見せる笑顔が煌びやかで…
私には手が届かないような輝かし過ぎるのだよ、…
_ツ…嗚呼、其うかよ。…
聞くと言っちまった自分を後悔するぜ…、嗚呼、其んな楽しそうな顔をしながら話すのはやめてくれ、
俺が手前にこんな感情を持っちまった事が惨めに思えてくるだろ、…
_でも、この気持ちはここに閉まっておくよ。
笑顔を崩さぬ儘、静かに瞳を閉じて胸にそっと手を当てる太宰。
俺はこの行動にいつものように突っかかってこの話を終わらせようと思った、
だか
体は早々言うこと聞いてくれねぇンだな、、
(太宰side)
中也に思っている、悩んでいる事を聞かれたのは初め驚いた、
嗚呼、また嘘をついて…とも思った。でも、中也の目は真剣で、でも少し心配そうな目をしていて、、私には嘘をつく気が微塵も起きなかったのだ。
_好きな子が…いるのだよ。
_は?…
…は?って…君から聞いてきたでは無いか。
私は気にせず話を続けた。
私の想い人の彼について、
でも暫く話していたら中也の様子に異変があったことに気付いた。
_中也…、、?
_ツッ”…何でもねェっ…
中也の頬に二粒雫が伝っていたのだ。
私はこの瞬間、、思った、中也とは片想いでは無く。
両思いということに、、、_
_中也。
中也の頬に手を伸ばす太宰。
_!?っ…触るなっ”…!!…
それを振り払う中也。
そんな中也を無視してそっと抱きしめる。
_中也。____、、
3話 想定外。
𝐹𝑖𝑛.
コメント
14件
グヘヘ……あ、アンチ通りまーす
にっこり
抱きしめた、?太宰さんナイスです!!てか、辛いのに太宰さんの話ちゃんと聞いてあげる中也優しすぎる✨ 今回も最高でした! 次回も楽しみにしてます!