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僕
達は何故か女子寮の前で倒れている少女を見下ろしていた。えーっと……なんでこうなったんだっけか……?確かこの子は今朝方やってきた新人でその子が自己紹介をした瞬間急にバターン!!と音を立てて倒れたわけで……。そう!僕はその子を助けようとして……助けて……あれぇ?おかしいぞぉ~。気付いたらこの状況だったんだよねぇ……?どうしてこんな状況になってるのか全然分かんないよぉ。誰か教えてくれないかしらぁ。
そんなことを考えながら頭を抱えてしゃがみ込んでいると不意に背中の方から声をかけられた。
白「どうしたんですの健屋様。気分が悪いのですか?」
僕の目の前にいた白雪さんが振り返るとそこには少し顔を赤く染めた白雪さんがいた。白雪さんはいつも通りの冷静な表情をしていたのだが、顔の赤みを隠すかのように手で覆っていた。そんな様子を見た僕もつられて顔を真っ赤にしたのだ
「ねぇ巴様ぁ〜今日暇だからデートしようよ〜」
この声を聞いて察して欲しい。そう、この場にいるのは僕を含めて三人だけじゃないんだよ。二人とも可愛いんだよね 兎「あれれー?おかしいですねー私達の目の前にはなぜか白衣を着てメガネをかけた女の人がいます!しかもその横にはなぜかメイド服を着ている綺麗なお姉さんがいるんですけどこれは一体なんでしょうか!」
宇「あ、綾香?流石にそれはやめなさい」
綾「だってぇ最近巴様に構ってくれないしぃ寂しかったんですよぉ?」
宇「分かったわ、今日は一緒に帰るわよ」
綾「やった♪じゃあ帰り道にある喫茶店寄ろうよ!」
白「ちょ、待ちなさい」
ここで白雪さんの登場だ。正直僕もこの空気感の中でツッコミを入れられる勇気はないんだけどとりあえず止めようと思った 宇「ごめんなさい、私これから予定があって」
白「嘘つきなさい。貴方の予定なんて無いでしょう?今日は生徒会の仕事を終わらせて一緒に帰れるって言ったのに全然終わらなかったんでしょう?」
宇「うぅ……みんな優しくしてくれて嬉しいけどなんでこうなるのぉ~……」