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全然遅くなかったですね…(?)まじでごめんなさい、
第三話ってなってると思うんですけど自己紹介はまぁ入ってない設定なので把握お願いします。
てことで第二話ですね笑
↓どぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
第二話 妓女の一日
チュンチュン、(小鳥のさえずり)
朝。目が覚めるとそこは妓楼で……めっちゃうるさい。
『はーい!今日は貴族様がいらっしゃるから丁寧にねー!!』
『ねぇ、今日の化粧うまくいったかも!?』
…まじでドタバタうるさい、、てか、此処どこ?妓楼なのは分かるけれど、、
部屋のあたりはの壁は全て襖(ふすま)で、とにかくめっちゃ広い。その部屋に私が寝てる敷布団がポツンとあるだけ。
「…ありがたいような、そうじゃないような、、、」
結局、私はこの遊郭の最大都市である夕桜楼(せきおうろう)で、妓楼の数は一万超え。どんなけあるの、、、
この店の名前は華月楼(かげつろう)と言うらしく、一番人気な妓楼だそうだ。
スーーーーッ(襖の開く音)
「あ、起きてる…おはよう」
「あっ、昨日の最低野郎だ…」
「えっ!最低野郎…?」
あ、つい口に出してしまった…、まぁ本当に最低野郎だし、、
「あー、ごめんなさい…昨日まじで!最低だったので、」
勝手に連れてきて私のこと馬鹿にして笑った正真正銘の最低野郎でしょ!!!
「あははっ、全然いいよ〜気にしないから。それより早く布団から出て!」
え?なんで?もしかして朝から騒いでるのと関係あったりする?…嫌なんだけど、
「まさか、朝から騒がしいのと…関係あったりとか、?」
すると、彼は満面の笑みで頷いた。最悪だ、、、終わった。
「まぁ♡本当にうちにいるなんて♡嬉しいわぁ〜〜!」
き、昨日の綺麗なお姉さんだ…名前は確か、、芙蓉さん?だったけな…
「ねぇ、名前なんて言うの?」
「えっ、あ…琴葉(ことは)です…」
こっちに来て初めてヒトに名前を教えたな…、
「…ふふ♡素敵な名前ね〜琴葉ちゃんね♡!」
芙蓉さん、本当にいいヒトなんだろうな…綺麗で優しくて強い、、まさに妓女に向いてる…
「そ・れ・よ・り!早くおめかししましょう?琴葉ちゃん♡」
え…嫌な予感しかしないんだけど…???
「はぁ〜〜いっ!完成♡」
…はぁ、やっと終わっ、、
鏡に映る私はきらきらしていて、丸で本当の妓女みたいだった。…嫌なのに、
琴葉(コトハ)
「ん〜やっぱり元が良いから、これくらい薄い方が可愛いわねぇ♡♡」
やっぱり、遊郭の妓楼の妓女のメイク技術は凄い…生まれ変わった気分、
「ねぇ、ばあば!見てよこの儚さ♡すぐにお客も取れちゃうわよ♡」
んっむ!…勝手にほっぺ潰さないでよ、、
「ふん、まぁ昨日よりマシにはなったかい。顔面が良くても結局はカラダだからねぇ。そんな、へなちょこじゃ客の一人も取れやしないよ」
カラダ…顔面…客…、は?だから私は妓女にはならないっての!!まじでこのおばさん最低!お姉さん以外最低すぎるでしょ!!
「〜っ、昨日も言いましたけど私は妓女にはならない!こんなところ出てってやる!」
私は、衝動的に店から出た。
「あら、、今の見た目で出たら完全に捕まっちゃうわねぇ…廻、追いかけてあげて?」
「お、俺ですか…」
最悪!最低!昨日助けてもらったことに感謝はしてるけど、助けた代わりに妓女になれって?ならないに決まってるだろ!妓女になりたくて遊郭に来たわけじゃないんだよ!早く元の世界に帰る方法を見つけなきゃ!!
はぁ、はぁ…やばい、此処がどこなのか完全に分からない…、、なんだかみんな角が生えてる、、?もしかして、
鬼?
なんで今まで気づかなかったんだろう。だって、本当にいるとは誰も思わないはず。立派な太い角。むき出しの八重歯。人間離れした美貌。確かにどれも鬼に当てはまる…え?だとしたら、鬼って人間を食べるよね?童話ではそのパターンが多いし…
早く別の場所探さなきゃ!!
「お嬢ちゃん、可愛いねぇ〜〜」
「何だ?迷子なのかぁ〜?」
ッ!お、鬼だ…最低野郎とはなんだか雰囲気が違う気がする…、
「そうなんです、、その迷子になっちゃって…」
一か八かだけど、この人たちに助けてもらえるかもしれない!
「…そっかぁ〜それなら、俺達が送り届けてあげるよ〜!」
「えっ!いいんですか!ありがとうございます…」
やった!賭けだったけど良い人たちで良かった!やっぱり遊郭の鬼って人助けしてくれるんだな〜〜…あいつはまじで最低だったけど、
「…可愛い子が引っかかったな」
「あぁ、楽勝だな。結構楽しめそうだ」
…え?何言って、、
ゴンッ!(琴葉のお腹の殴る)
「っう…!?」
フラッ(琴葉が倒れる)
「おっとぉ、、へへっ人間の女の子頂き〜♡」
「はぁ、はぁ…やばいどこにも居ない、、」
本当に嫌になって逃げ出すとは…それほど此処(遊郭)が嫌いなのか?まだ来てそんなに経ったわけじゃなさそうだったしな、、
あの、身なりで行ったら完全に捕まるだろ…まさか、瑠璃楼(るりろう)に行ってないよな?…あそこは、野蛮な鬼人たちが集う、遊郭最悪都市の一つだ。小さい女の子が一人で行けば完全に帰ってくることはないだろうな、、しかも、あの子…遊郭の者じゃな匂いだったような、、もし、仮に本当に人間だとしたら…
「クソッ!どこ行ったんだよ!」
…なんだろう、、うるさい、?あぁ、そういや、今日の夜になんかあるって言ってたっけ…?
「…ん、?」
目を開けるとそこは、鬼だらけの妓楼だった。
「あっ、やっと起きたよ〜死んだかと思ったんだから〜笑」
「ほぇぇ〜♡まじで可愛いな」
っは、?なに此処…鬼?お姉さんが居た妓楼とは少し違う気がする…だって、、
女のヒトが一人もいない
待って。思い出せ…私は確か店を出てひたすら走って…そして、鬼に会って…
「、、あーー!最悪!普通に誘拐でしょこれ!」
誘拐とか無理なんだけど!!しかも全員鬼の男だし!まじで帰りたい…
「なんだよ、元気じゃんか。それならっ!」
ひょい(琴葉を抱き上げる)
「!?ちょ、なに勝手に抱き上げてんの!」
やばい!これじゃ完全に相手の思うツボだ!なんとか逃げ出さなきゃ…
「はぁ〜い、俺達と楽しいコトしよ〜ね♡」
む、無理なんですけどぉぉぉ!!!
【終わり】
読んでくれてありがとうございます。
琴葉、どうなっちゃうの〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
心配……🥺PEN
おつよい〜(^_^)/~