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次の日、絶対友達作ってやる
と決意して家から出た。
学校に着いたら教室には5人くらい人が居た。
することもなかったので机に寝そべった。
「あの…すみません…」
1人の女の子が声をかけてきた。
「関市さん…ですよね、あの…少し聞きたいことがあるんです」
…やばい。みんなの名前ちゃんと覚えてないよ
『いいよ。質問どうぞ』
「関市さんと喋ってた方って…大平さんですよね…」
しょうちゃん?もしかしてしょうちゃんに恋した感じ?
「えっと…良ければ関市さんと連絡先交換したいんです…」
あ〜成程。つまり私と仲良くなってしょうちゃんに近ずこうってか
しょうちゃんのタイプとか知らないし一応友達なっておくか
『いいよ〜はい』
私はすぐさま携帯を取り出し連絡先を交換した。花崎有紗。それがこの子の名前だった。
「ありがとうございます…!」
『今日からよろしくね』
そういうと自分の席に戻って行った。
多分私はしょうちゃんと仲がいいから利用しようって算段かしょうちゃんと離そうとしてるかはたまた純粋に仲良くしたいだけか…
そんなことを考えていたらしょうちゃんが来た。
「向葵〜来る途中おばさんに会って放課後寄ってけって言われたんだけど何かあんの?」
おばさんっていうのは私のお母さんのことだ。
なんだろう…何も聞いてない。
『わかんないや』
「そっか、ありがとな
じゃあ放課後寄ってくぞ」
『うん。どうぞ』
『あ、そうだ、しょうちゃんのタイプってどんな人?』