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色々話を聞く。
どうも秋津学園、深草学園以上に謎に満ちた学園らしい。
深草学園と違いメインは普通の人間。
でも人為的に色々な種族を集めていて、さらに定期的に化け物を生むようなとんでもない書物や遺物があるとの事。
そういった物を発見したり調査したりするのが探検部の活動のメインらしい。
「そういう意味では深草学園の方は健全ですね」
「そうだな。モンスター狩りとか無いし。活動も本当に野外活動で外に公開出来る内容だしさ。あ、野外活動と言えばそっちは沢はまだ行っていないかな。沢とか滝を登る活動だけれども」
「そんな事もするんですか」
2人は顔を見合わせて頷く。
「うちの新人歓迎が沢登りキャンプなんだ。ここ2年は東京の奥多摩でやっている」
「沢歩きならやりますけれどね。学校のすぐそばが沢なので」
「そんな甘い物じゃない。身長より遙かに高い滝をロープで安全確保して登っていくんだ。なまじの化け物よりもあの合宿の方が正直きつかった」
津々井先輩はしみじみ言う。
そこで柏先輩がにやり。
「まだ夏合宿も夏その2合宿も厳冬合宿もあるぞ。どれも新人歓迎合宿より厳しい。今のうち覚悟なり体力トレなりしておいた方がいいかな」
「本当ですか」
高校の方はやっぱり体力がある分、一段と活動が激しいらしい。
「参考までにどんな合宿をやるんですか」
柏先輩に聞いてみる。
「夏は日本1標高が高い山と日本で2番目に標高が高い山に登るんだ。まあ富士山と白根北岳だな。そして冬は八ヶ岳の天狗岳へ雪山体験合宿に行く。どれも楽しいけれど厳しいな。先生曰く初心者向けらしいけれど」
富士山は一応有名だけれど、他はどんな山だろう。
「聞くのが怖いんですけれど、どんな合宿だったんですか」
津々井先輩が柏先輩に尋ねる。
「富士山は前の日の早朝に駐車場について、2時間くらいふらふらしてから登り始める。ゆっくりゆっくり休憩を入れながら山小屋に行って、夜中2時頃まで寝た後に出発。ほぼ日の出に山頂到着。火口部分をぐるっと1周してからダッシュで降りる。
歩く時間は長いけれど高山病を防ぐためにだらだらペース。だからそんなにきつくはない。これが今言った合宿の中では一番楽だな」
富士山が一番楽なのか。
なら他はどうなんだ。
聞くのが恐ろしい。