ましゅまろ「早く行こう?セーメーくん」
晴明「ありがとう、ましゅまろ」
佐野「どこ行くんだよ晴明」
晴明「さ、さの…くん」
佐野「ホームルーム始まるぞ?」
晴明「ご、ごめ…」
佐野「迷惑掛けんなよ…」
ましゅまろ「セーメーくんにそんな事言わないでよ!ましゅまろが許さないぞ!!」
佐野「ましゅまろ、なんでそんな奴を庇うんだよ」
ましゅまろ「セーメーくんは優しいもん!皆、セーメーくんが大好きだもん!!」
晴明「ま、ましゅまろ…」
ましゅまろにも迷惑掛けちゃう…
晴明「ましゅまろ、行こう?」
ましゅまろ「セーメーくん…」
早くましゅまろと二人きりになりたいよ。
もう誰ともあいたくないよ。
晴明「お願いだから…」
ましゅまろ「ッうん…」
佐野「おい!!お前はその退魔の力でましゅまろを傷つけるんだろ!?」
ましゅまろ「〜ッ!佐野くんは黙ってて!」
晴明「もう行こう?船の時間だよ」
ましゅまろ「…わかった」
佐野「おい!」
ましゅまろ「ましゅまろはもう百鬼学園なんて大っきらいだからね!」
ましゅまろは僕の腕の中で包まりながら涙を流している。
ましゅまろを撫でながら船の場所まで歩く。
後ろを振り向きたくない。
百鬼学園なんて見たくない。
もう、ましゅまろしか要らないよ。
ましゅまろ「セーメーくんここどこなの?」
晴明「…京都の森だよ」
ましゅまろ「ねぇ、どうして皆セーメーくんのこと嫌いになっちゃったの?」
晴明「わかんない…」
ましゅまろ「…ましゅまろはセーメーくんのこと大好きだからね!」
晴明「ありがと、ましゅまろ」
晴明「ねぇ、ましゅまろ。一緒に晴明神社に行こう?」
ましゅまろ「晴明神社?」
晴明「僕は弱いからこうなっちゃったんだ。だから、力をつけたいの」
ご先祖様見たいに強く、
晴明「ましゅまろを守りたいんだ」
ましゅまろ「…うん!晴明神社、行こ!!」
晴明「ありがと」
晴明「まずは四神を呼ぼっか」
ましゅまろ「そうだね!」
晴明「急急如律令」
晴明「白虎、玄武、青龍」
僕が持った式神は僕とましゅまろを囲んでカタカタと動いて人型を作る。
白虎「なんのようだ!いちいち呼び出すな!」
玄武「落ち着け白虎」
青龍「…あれ?泣いていたんですか?」
晴明「あ…うん。色々あってね」
白虎「…話くらいは聞いてやるぞ」
晴明「!ありがとね」
玄武「素直になればいいものを…」
青龍「あれがツンデレ…!」
白虎「青龍◯す」
青龍「ひょえぇ〜」
晴明「実はね…斯々然々」
白虎「そんな事が…」
玄武「大変だったんだな」
青龍「うぅ…(泣)」
晴明「だからさ、君達に僕を強くしてほしいんだ」
四神「…そういうことなら」
白虎「てか、お前微妙に晴明様に似てるな」
晴明「アハハッもう全部吹っ切れたんだよね」
白虎「うぅ…///顔がイイ…」
あとがき
あのさ…前回はシリアスだったから少しだけでもコメディを入れたんだけど…
僕的にはシリアスの方が得意だったんだよね(#^^#)
いやぁ、今は雨が降ってますねぇ(*^^*)
寒さマシマシですねぇ〜(゚∀゚)
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コメント
17件
うちもいま雨降ってるよ〜!! ほうほうシリアスの方が得意なのか… 佐野くん味方でいろよ…こっちが泣けてくるだろ…
佐野くんには味方でいて欲しかったなぁඉ_ඉ
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