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思いついたやつ

10 - 第10話・ngsr(心中)

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18

2024年09月23日

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まーじで大好きすぎるシチュ。

「」srf

『』skng

[]その他


「俺、好きな人できたんだ」

彼はそういった。

恥ずかしそうに、頬を赤く染めて。

『そうですか。誰なんですか?』

「長尾さん、なんだ///」

長尾、景先輩。

ヴァルツのメンバーでセラ夫がとても仲良くしている先輩の一人。

優しかったり、かっこよかったり、おちゃらけてるところもあって。

セラ夫が惚れるのもわかる。

でも、よりによって、長尾さん、なんですか。

『陰ながら応援してますね』

「!ありがとう、凪ちゃん!!」

そんなわけないでしょう?

ずっとずっと貴方を想い続けてきた男が簡単に引き下がるわけないじゃないですか。

絶対に失恋させて見せますよ、ぜ、ったいに。

絶対に、、?


[お、しっきーじゃん。お久〜]

ーお久しぶりです。長尾さん

[今日は一人なん?]

ーはい、個人での収録がありまして

[、、このあと時間あったりするか?相談事があってさ〜]

ー?別にいいですよ。ご飯でも行こうと考えていたところですし

[助かる!気になってたご飯屋に行こ〜]

ーここは私も行きたいと思ってたんですよ。楽しみです


その時までは楽しかった。

仲の良い先輩と、ご飯に行く。

普通に嬉しい出来事ではあったのだ。

相談を受けるまでは。


[、、俺、セラフのことが好きなんよね。多分]

ーえ、、、

[その、しっきーなら、BLのことも知ってるだろうし、同期だから、セラフのこと色々知ってるんじゃねーかなって思って]

ー(私だって、セラ夫のこと好きなのに、、)

[どうやったらいいんかな、、。男に恋愛感情抱いたの、初めてでなんもわからんくて]

ーあ、そうなんですね。私も、セラ夫は特に恋愛に疎いので、何を教えればいいのか、、、

[確かに、そうだな。すまんな、同期に恋愛感情抱いてる人の話してな]

ー別にいいですよ。こちらこそ力になれず申し訳ありません


こう言う時、感情を隠すことができて、よかったと感じる。

長尾さんじゃなくて、私を好きになってもらわないとっ!!


そう思っていたのにだ。

「俺、好きな人ができたんだ」

「長尾さん、なんだ///」

よかったですね、よかったですね?

好きな人と両思いで!?

寄宿学校に入る以前。バディとして組んだ時の貴方の姿が可哀想で、最初は同情のつもりで接していた彼。

でも、だんだん見せてくれる、私だけが見ることのできる小さな笑顔が好きだった。

寄宿学校に入ると、より笑ってくれた。可愛いと想い始める。

セラ夫が好き。

と言う感情はその時に気づいたもの。

何年も何年も。

アピールしてきたつもりだが、彼にはとどかなかったようだった。


「長尾さんと両思いでさ!付き合えたんだっ!!」


(貴方の特別になれないこの世界なんて、意味がないじゃないですか)

貴方がすやすやと眠る上に座る。

警戒心がなさすぎるだろと驚く。

「んぅ、、。ぁれ、凪、ちゃん、、、?」

黒いシーツを見に纏い、ナイフを持っている。

抵抗される前に殺してしまおう。

『貴方の特別になれないのなら。貴方を殺した人として、貴方の特別になってやるっ』

そう言って、首を切った。

息をしていないセラ夫。


『死ぬ時は一緒だ』


そう言って、私の首を切り、セラ夫に身体を重ねた。



ふははは。

マジでいいよな。

これ、セラフと四季凪の立場かえてもいい。

私が言いたいのは、片想い→好きな人が付き合う→病む→心中が好きってだけです!!!

これはねぇ、どんなカプでもだいっすき!!!

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