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やっぱりみんなは見た目が変わっただけで、心は変わってないんだねえ!!!!! マイキーが笑ってる!!!!!泣 感動おおおおおお!!! にしてもチョコんって座るちふが可愛い。好き。あと身長が足りないのも可愛い。好き。泣き虫のちふ可愛い。好き。 ほんとにさぁぁあ!!??!!可愛いぃい!!!!!! ここあちゃんの作品ほんと神作ぅうう!! はるちが抱っこしてるの好き。 え、てか思ったんだけどお姫様抱っこ??
彼は無言で歩き進める。彼の隣はひょこひょこと歩いていき、彼の真横に歩き始め彼の顔をのぞき込むと
真剣な顔で、真顔だった。
まるで感情がどこかへ遠のいてる感じで、誰かに操られてるように見えた。
ーー千冬「……、?」
ーー春千夜「んだよ。邪魔くせぇ。」
彼はようやくこちらを向き、睨みつけた。
ーー千冬「………、、。!?」
廊下を抜けたら、死体が沢山転がっているところに着いた。
ーー千冬「ひッッ!?泣」
生首がこちらを向いてるものもあった。
目玉がないやつもある。内蔵がそこら辺に飛び散っている。
グロティスクだ。また、トラウマが、、
俺は耐えられずしゃがみこみ、頭を支えた。
母ちゃん、、、。
ーー春千夜「…おい。大丈夫か。お前。」
彼は俺に話しかけるも、俺にはどうすることも出来なかった。
黙って震えながら蹲る俺を見つめていた彼は俺の前にしゃがみこみ、
ーー春千夜「乗れよ。」
と、後ろに手を広げた。
ーー千冬「………ぇ、と、、待っ、足が、、泣」
足が震える。沢山の頭もがこちらを向いているように見えて、脳内に沢山の目がこちらを向いている映像が流れる。
ーー千冬「ぁ、、ごめ、な、さ、泣」
「待っ、て、、うま、く、、動けな、、泣」
ーー春千夜「……。」
彼は立ち上がり俺を両手で抱え歩き出した。
ーー千冬「わっ、!?泣」
「ぁ、、ありがと、ございます、泣」
彼のここはなんだか暖かくて、先程よりも顔が近いため、先程の真顔が、真顔ではなかったことを知る。
彼は、感情があった。少し照れくさいのか、何も気にしていないのかわかないけど、
何も話さず真っ直ぐ前を見続けている。決してこちらは向かなかった。
ーー千冬「………、。泣」
ーー春千夜「こっち見んな。」
ようやく話し始めた。
ずっと見つめていることがバレ、必死に目をそらす。
ーー千冬「あの、どこに、、泣」
ーー春千夜「……幹部んとこ。」
ーー千冬「幹部…?泣」
ーー春千夜「いい加減泣きやめよ。」
「俺が泣かしたみたいに言われんだろ。」
間違ってはない気がするが何も言わず涙を拭いた。
ーー千冬「…幹部って、なんなんですか、?」
ーー春千夜「……隊長、副隊長達のこと。」
「忘れたのかよ。」
ーー千冬「ちょっと忘れてるところがあって、、」
ーー春千夜「ふーん。」
ふーんとだけ言われ、なんとなくだが、話に興味が無いんだなと察する。
ーー春千夜「多分だけどよ。今会議中だから、」
「騒いだら殺されんぞ。」
「ま、今のお前ならまだいいかもだけどな。」
ーー千冬「……分かった、」
死体のところをぬけ、廊下を通り、何個もの部屋を抜けると、大きな扉が目の前にそびえ立っていた。
ーー千冬「ここ、?」
ーー春千夜「……降りろ。」
ーー千冬「うん 。」
彼はゆっくりとしゃがみこみ、俺を降ろした。
俺が想像してたよりも、遥かにこの人は優しい人なんだと今初めて彼のことを知れた気がする。
ノックを3回ほどして、失礼しますと扉を開ける。
扉を開けると丸いテーブルを囲い、なんとなく知っているような人達とご対面する。
みんな俺の方を向き、目を丸くして見つめた。
ーー千冬「…ぁ、えっと、、」
なんて言えばいいのだろうか。いきなりなんでここまで東卍が変わったのか、俺が死んだ後何があったのか教えてくださいなんてそんなこと言えるわけない。
15歳も年上の人達にそんな無礼なことできない。
一応俺は16歳でもあり、13歳でもある。
ーー千冬「ぁ、の、、その、、」
もじもじとしているとマイキーくんが、立ち上がり、
ーーマイキー「…こっちに来い。」
と、俺の方を手招きした。
マイキーくんの方に近づくと彼は俺に優しく微笑んだ。
作り笑いだけど、何か優しさを感じる。
ーー千冬「えっと、、ぁ、、」
きょろきょろと周りを見渡すと場地さんも、恐らく三ツ谷くんなのか分からないが、それらしき人、パーチン君、ぺーやんくん、スマイリー達も、
東卍メンバーの元隊長、副隊長が揃っている。
みんな見た目が変わって、大人っぽくなっている。
子供の俺には少し迫力というか、威力がありすぎて恐怖を抱いてしまう。
ーー千冬「ぁ、、あ、、」
おどおど、としているとマイキーくんは察して春千夜くんを呼んだ。
ーーマイキー「こい。春千夜。何しに来たんだ。」
「お前が連れてきたんだろう?」
ーー春千夜「…うっす、」
「そいつは、松野千冬。見ての通りで、」
「死んだあとの記憶なんて全く無いものでして、」
「俺が死ぬまで、変わってなかったのに、」
「死んだあと、なぜこのようになったのか教えて欲しいとの事です。」
「俺が死んだ後何があったかを、知りたいと言われ、」
「こちらに連れてきました。」
ーー三ツ谷「なるほどね 。」
「記憶は戻ったわけね。話した方がいいんじゃないかな。」
ーードラケン「首領に任せます。」
ーーマイキー「……わかった。」
「知りたいんだな?」
何度も頷いた。
ーーマイキー「わかった。」
「全部教える。」
そんな簡単に教えて貰えるとは思えなくて少し驚くも、彼らの話を聞くため、ちょこんと床に座った。
もちろん身長がないため、みんなの顔が見れないが。
ーーマイキー「ふっ、w」
ーードラケン「俺の膝来いよ。」
彼は膝をとんとんと叩き俺を呼んだ。
俺は申し訳ないが座らせてもらう。
ーー千冬「す、すみません、」
ーードラケン「ほんと、あの頃のお前な。」
「にしてもチビだなぁ、」
「前よりもチビじゃね?」
ーー千冬「失礼な、」
気に触り、拗ねるとみんなけらけらと笑いだした。
あれ、案外この空間、変わってないかも、
いても全然、嫌じゃないや。
懐かしい。
そんなことを思っているとマイキーくんは話を始めた。