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【主視点】
「お主らの自己紹介をしてもらって良いですかな?」
お、これは初お披露目の定番で行くよ!
『ん”ん”
こん!主こと、呪死と!』
「どもども、303と」
「どうも、鎌と」
「こん竹輪んこそ番犬!純なのであ ります!」
「「「『現在我ら、身体は犯罪者!中身は陰キャ!ここに見参!』」」」
『しゃ!決まったァ!!』
「やりぃ!」
「何故こんなにもどうでもいい事までシンクロするのですか……」
「まぁまぁ、いいではないですか。初期組も楽しんでるのでありますし」
「今回の天女様達は明るいですなぁ…身体は犯罪者とは?」
『いやぁ…この身体は実は我々のではなく、死んだ犯罪者なのですよ。僕の身体は世界に轟く、混沌の種を撒いた永久指名手配犯!悪魔の狂信者』
「俺の身体は代々伝わる一族の駒として呪われ、生徒や幼なじみを殺そうとし、殺された教師という前世の記憶を持ちながら、戦争を終わらせた永久指名手配犯の歩く暴力犯罪者」
「私の身体は傀儡のように操りやすい軍人として育てられ実験で半猫になり、戦争の無い世の中を平和へと導いた永久指名手配犯、無感情の人形」
「自分の身体は平和を望んだ医療の出来る人間である日誘拐され実験体にされ、平和を望んだのにも関わらず無自覚に研究者によって操られ、戦争の世を作った。 永久指名手配犯の無自覚大災害」
えぇ……思ってたより重い話だったからシンと静まっちゃったよ…
『でも中身は違うのでご安心を!』
「お主らはこれからどうするのじゃ?」
「もちろん、人里から離れて生きるつもりでございます」
「迷惑はかけられないのでありますよ!」
「せやな」
『確かに迷惑だとなぁ…というか僕らは 元の世界に戻れますか?』
「そうじゃな、今までの天女様は1ヶ月にして天に還されましたぞ」
『1ヶ月…。今までということは他に居たのですか?』
「いましたとも。」
「どの方法で帰ったのでしょうか?」
「そうじゃな…。」
天に還された?ここで口ごもって言わないってことは、
「殺した…か」
「……………察しがええのぅ」
「殺したら死んだのでありますか?」
「いや、確かに刺したはずじゃが周り白く光り消えたのじゃ死んだかはわからん。」
白く光り消えた…。何それ。どんな夢物語なん?でも本当だとしたら_
僕は思わず自分の忌み嫌われた悪魔の尾を出した。周りをちらと見れば… 303は”猿山らだおの呪い”を殺せた唯一の刀。呪いの刀を出し、鎌は自身の猫の爪をたて、純は自然を操れるからツルで特性の鉄バット釘付きを掴んだ。
さすがと言ったところか周りにいた気配を隠していた者たちが一斉にこちらに攻撃してくる。けど安心して欲しい。僕らが攻撃するのは君らじゃないからね!
僕の尾は真っ先に自分の心臓など人体の急所に向けた。このまま串刺しにするために。
303は呪いの刀で首を切ろうと。
鎌は全身を切り刻もうと。
純は鉄バットで自分の身体を潰そうと。
その時再び回る小さい武器で尾が、刀が、爪が、バットが弾き飛ばされてしまった。
「先生方、そのまま天女様達を拘束しろ!」
「はい!」
学園長の言葉で拘束されちった★
身動きが取れなくなったからため息が出る
「お主ら何をしておる!」
『死ねば帰れるでしょ?』
皆が動揺して息を乱す中、迷いなく言ってやったぜ!
そんな僕の内心を知らずに 「でも自分の命は大切にしろ!」なんて言ってきやがった!むきぃぃぃいいい!!!
『あと0.何mmで死ねるところだったのに……アーメン、かんめん、ざんねーん★』
「チッ…未遂か」
「酷い…私だけ身体の爪痛いですよ…不公平です」
「あ”あ”あ”!!最高傑作品の鉄バット釘付き〜重量マシマシ激アツ〜が!!!」
そんなテンションが変わらない僕達を見ると周りのヤツらはザワザワしていた。
『チッ…未遂に終わった〜僕らの忍道?は”当たって砕けろ弾けろ!”とりあえず成功するまで挑戦あるのみ!ファイトファイト★』
「うぜぇえええ!クソ主がクソうぜぇえええ!!!ゼッテェ成功させたらァ!」
「私は当たって崩れろですよ」
「つっこむ ことそこでありますか?!」
「とりあえず保護させてもらっても 『あ、いいっすよ』あ、はい」
「即答草!」
「草超えて大草原不可避」
「ふざけないでください、先輩後輩組。」
「ならば決定事項!、山本先生は不在の為、土井先生!案内をよろしくお願いするのじゃ」
「はい…」
【主視点】
「はじめまして、土井半助です」
『主です』
「303やで 」
「鎌です」
「純なのであります」
『……すいません、土井半助さん』
「なんですか?」
『天女って呼ばれてますけど4人もいると全然見分けというか男も居んのにマジで分かんないんで天女ではなくそれぞれの名で呼んでください。あとそちらの方が歳上なのでタメ口…敬語なしで出来ればお願いします。』
「わ、分かった。ここが部屋です」
離れた所にある建物の扉を開けた。あれ?臭くね?!
「くっさいですねここ。」
「あ”〜!!!自分は野宿がいいのであります!!!!臭い!」
「後輩!匂いくらい耐えろ!死ぬな!!」
流れるように換気に回る鎌と臭すぎてその場に倒れた純を心配する303…腐っても先輩だから後輩は心配なのね…
『純、303。安心して骨は埋めるから』
「殺すな!」
「私が掃除をしますので、皆さんは純を避難させといてください。」
「あ、土井半助さん。絶対忙しい教師なのに迷惑かけてすまんなぁ…もう帰ってええで。」
「あ、はい」