co×kyo
・ヨルシカ様の「ヒッチコック」という曲をお借りしています
・@カナ ペコ(・ω・)@低浮上様からのリクエストです
・教師×生徒
雨の匂いに懐かしくなるのは何でなんでしょうか、
夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか
ky「先生、俺……先生が、」
co「……shh」
ky「…どうして、?」
co「……………ごめんね、」
人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか
mb「お前ホモなの?!(笑)」
mb2「キモ!(笑)え?俺らのこと喰わないでね?(笑)」
ky「……はは、」
それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか
ky(先生は俺のことを見てくれないのに、?)
co「さよなら、金豚君」
さよならって言葉でこんなに胸を裂いて、今もたった数瞬の夕焼けに足が止まっていた。
ky「先生人生相談です。この先どうなら楽ですか、?」
co「……そんなの__
ky「誰も分かりもしないなんて言われますか?」
co「……」
ky(ほら、)
俺が先生を好きなのは苦しさが欲しいわけじゃない、ただ何もせずに生きていたい。
青空だけがあなたと見たいのは我儘ですか、?
mb「ぶっちゃけ男で誰が好きなの?(笑)」
mb2「コンタミ先生とか?イケメンだし!(笑)」
ky「……タイプじゃないかな」
胸痛いのにが嘘がつけるのは何でなんでしょうか、
悪い人だけが楽しんで得をしているのは何でなんでしょうか。
ky「……俺は、ただ先生が、」
幸せの文字に¥を含むのはなんでなんでしょうか、1つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか、
それじゃあお金を沢山持ってれば幸せになれるの?
1本でも欠けたらそれは辛いんですか?
co「金豚君は1度きりの青春なんだよ?俺なんかじゃなくてさ、」
先生のその言葉が俺に酷く刺さった。
青春って値札が俺の背中にはられていてヒッチコックみたいなサスペンスをどこか期待してたんだよ、先生。
co「ここは……であるからして、」
先生、俺はどうでもいいんですよ。
生きてるだけで痛くて辛いんです。どんな事をしてもあなたに振り向いて貰えなくてニーチェもフロイトもこの穴のうめ方は書かないんだ。
ky(かっこいいなぁ……)
俺だけを見てほしい、俺のことを___
あんなに拒否されても諦めきれない自分に嫌気がさす。ただ夏の匂いに目を瞑って雲の高さを指でかいて行くだけの自由に生きたい。
ky(思い出だけが見たいのは我儘ですか、)
放課後の教室で先生が丸つけをしているのを見つけて椅子を近くへと持っていく。
co「……金豚君、もう暗くなりますよ」
ky「ね、先生」
co「?」
ky「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか、」
co「まぁ心に刺さるしね、」
ky「俺、あれ嫌いです。」
co「…どうして?」
ky「そんな大切な人の死さえも価値がつくんですか」
co「…………」
ky「そんなのあんまりじゃないですか、」
co「…そうだね、人の命を他人が価値をつけちゃいけない。」
ky「ね、先生。」
co「はい?」
ky「先生の夢は…なんだった?」
co「夢………か、」
ky(大人になったら忘れるものですか?)
co「……金豚君、もうこれ以上暗くなったら本当に危ないから、今日はもう帰りな?」
ky「先生、最後に人生相談に乗ってくれる?」
co「いいよ。今日はそれで最後ね。」
ky「うん。」
コンタミ先生は「人生相談」と聞くと書類を見る手を止めて俺の目を真っ直ぐ見てくれた。
そんな所も大好きなんです。
ky「この先どうなら楽ですか、?」
涙が人を強くするなんて嘘で、俺はあんなに泣いたのに全然強くなれない。立ち直れない。
涙が溢れながらもコンタミ先生に話を続ける。
ky「この先どうでもいいわけなくて、ッ現実だけが俺の前をチラついて、グスッ」
これからが怖くて、誰が俺を見てくれるのか、支えてくれるのかを考えるのが怖くて、
夏のような先生が遠くて。
ky「このまま胸にぽっかり穴が空いたまま生きてていいんですか?」
co「……それは、金豚君にしか分からないよ」
ky「ただあなたを、感じていたいんです……ッ」
泣きながら先生に縋るように言葉をかける。
先生の顔なんて見れない。怖い。どんな顔をしているのか、どうやって俺を遠ざけようと考えているんじゃないかって、
ky「いつまでも一緒に…風に吹かれていたいんです……ッ」
先生だけを見ていたいのは我儘ですか?
チュッ
co「泣かないで、」
ky「……え、ッ」
?「君だけを知りたいのは我儘ですか?」
俺は1年後にこの学校を卒業します。
その時も手を俺にキスをしてくれますか、?
主が勝手に言いたかった解説↓
coもkyoのアタックで好きになってしまったが立場上kyoに手を出すことが出来ずkyoのことを大切に思うあまり自分なんかに夢中になって欲しくなかったが泣いているkyoを見ているのが辛くなり少し手を出してしまった。
kyoとcoがいつも話しているのはみんなが帰った放課後で毎回kyoがcoを見つけては話しかけているようにも見えるが実際は普通職員室でやるものをkyoを待っていたcoは教室で書類仕事をしていた。
コメント
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あまずっぱい