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『檻の中の恋人』
prtg
薄暗い部屋。
閉め切ったカーテン。
静かな空気。
ベッドの上で、 tgはぼんやりprを見つめていた。
prはtgの手首を掴んだまま、 隣でうとうとしている。
最近ずっとこうだった。
一緒に寝て、 一緒に起きて、 少し離れるだけでprは不安そうな顔をする。
連絡は即返信。
どこへ行くにも確認。
まるで逃げられない檻。
普通なら、 重いと思うはずなのに。
tg「……安心する」
ぽつりと零した声に、 prが薄く目を開けた。
pr「ん……?」
tg「prちゃんの檻の中」
その瞬間、 prの眠気が一気に消える。
pr「……お前、それ分かって言ってる?」
tg「うん」
tgは笑った。
だって本当だから。
prに閉じ込められてる時だけ、 自分が必要とされてるって分かる。
愛されてるって感じられる。
prはしばらく黙って、 それから苦しそうに眉を寄せた。
pr「……依存しすぎ」
tg「prちゃんもじゃん」
図星だったのか、 prは小さく笑う。
その笑い声はどこか寂しくて、 でも優しかった。
prはtgの手首を引き寄せると、 そのまま額をくっつける。
近い。
呼吸が混ざる。
pr「……お前がどっか行く夢見た」
tg「え」
pr「起きた瞬間、めちゃくちゃ怖かった」
低い声。
震える指。
その全部が、 prの不安を物語っていた。
tgは胸が締め付けられる。
そして同時に、 どうしようもなく嬉しくなる。
こんなに求められてる。
こんなに愛されてる。
tg「……行かないよ」
pr「……ほんとか」
tg「うん」
tgはそっとprの頬に触れる。
するとprは安心したみたいに目を細めた。
その顔を見た瞬間、 tgはもう逃げられないと思った。
prの檻の中。
甘くて、 苦しくて、 でも幸せな場所。
二人だけの世界で、 壊れるくらい愛し合っていく。
甘くて、危なくて、幸せな毒みたいに。
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コメント
4件
もう大好き、愛してる😘 え、まぢで上手い( ゚д゚)ンマッ!
やばいっ本当にやばい、! うますぎません? え、?まじで好きです!! ありがとうございます😭