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第2話です!!!!
それからすずとたくやは不思議なタイミングで顔を合わせるようになる。
朝、すずが出勤前にバタバタとゴミ出しに行くと毎回決まってたくやもゴミ袋を片手に現れる
たくや「お、おはよ、すずちゃん。早いね」
すず「たくやさんも。なんだか、いつも一緒ですね」
そんな他愛もない会話が1日の始まりを少しだけ特別なものに変えた。
仕事から疲れて帰った日の夜、マンションのエントランスで鉢合わせることもある。
たくや「お疲れ様。今日、大変そうだったね 」
すず「はい、ちょっと。たくやさんもお疲れ様です。」
短い挨拶と笑顔を交わすたびに、二人の間に流れる空気は柔らかく、親密になっていった。
ある日の夜、拓也がインターホンを鳴らした。
たくや「すずちゃん、いる?これよかったら食べない??」
拓也の手には、ラップに包まれたタッパーがあった。
たくや「あのね、昨日作った肉じゃがが結構残っちゃってさ。それを今日カレーにリメイクしてみたんだけど…量が多すぎて。すずちゃんもどうかなって思って。 」
拓也は料理が得意で、毎日のように自炊をしているのを知っていた。すずが少し遠慮がちに「いいんですか?」と尋ねると、彼は照れたように笑った。
たくや「もちろん。味は保証するよ。俺、自炊歴長いから!!」
すず「わあ、ありがとうございます!!いただきます!!!」
その日、すずが食べたカレーは、愛情がこもっているようで、一人で食べるインスタントのものよりずっと美味しかった。
この日をきっかけに2人は連絡先を交換した。
すず『カレー美味しかった🍛本当にありがとう、たくやさん』
たくや『よかった!また余ったら持っていくね☺️』
他愛もないメッセージのやり取りは、夜が更けるまで続き、いつしか毎日の日課になっていた。そして、「よかったら今度、一緒にご飯食べる?」という拓也からの誘いをきっかけに、二人は互いの部屋を行き来し、一緒に食卓を囲む仲になっていた。
拓也は、いつも一生懸命で、挨拶するときは少し恥ずかしがりながらもまっすぐな瞳でこちらを見るすずの姿を、毎日見ているうちに、彼女の可愛らしさに強く惹かれていることに気づかされていた。
たくや(…あぁ、やばいな。隣の家にこんな可愛い子が引っ越してくるなんて、聞いてないよ)
拓也の心の中で、すずへの感情は、ただの「隣人」から、急速に「特別な存在」へと変わり始めていたのだった。
2話はここまで!みてくれてありがとうございます!!!!
続き出すので楽しみにしててね♡