思 い 出 。

俺が、6年のお話。

小学校最後の図工は、写真立て？を作ることになった。

俺は、色々相談とかしてる友達や親友、相談事とか色々楽に話せる副担任の女の先生と相談をしながら作ってた。

彫刻刀で、掘ってから絵の具で塗っていた。

自分の中では、飾りたい写真もない、いつも通り親に写真を撮ってもらってから捨てる予定だった。

でも、何となく何時も感謝出来てないから、この写真立ては親にあげようという考えになった。

その考えになったはいいが、ほぼ完成に近い状況で、俺が好きな青色や水色で色を付けていたからどうしようも出来なかった。

出来なかったが、色を塗っている所の上から彫刻刀で掘り、そこに水がめっちゃくちゃ使った青色や水色を塗ったらいいかと思い、やっていた。

水が多く、ティッシュで水を取ったら、いい感じの模様ができた。

先生や友達にも見せた。みんな褒めてくれた。

そこから数日で完成した。

後ろのランドセルを置いてる棚の上に、置いてくださいと言われてたからみんな置いていた。

置いてから数日後の6時間目に音楽があった。

音楽が終わり、友達と話しながら教室に戻ったら、みんなが騒いでいた。

それも、俺が写真立てを置いている前で。

何があったか聞くと、クラスの男子二人が教室で暴れて、俺の写真立ての足の片方が折れたと説明してくれた。

壊した本人は、へらへらと笑っていた。

それを見て怒ることも出来なかった。呆れてしまった。

クラスの女の子が、ボンドで付けようか？とか心配をしてくれたが断った。 何も考えたくなかった。それだけの理由。

その事があってから、また数日後。

俺に夜、LINEに女子高校生二人が飛び降りをする動画を送ってきた子から、授業中に名前を呼ばれて後ろを指さしていたから見た。

そしたら、担任の先生がボンドで必死に直してくれている所だった。

びっくりしたのと、ありがたさに頭が少し動かなくなった。

後日、先生にはお礼を言った。

俺の中では、小学校最後の思い出の1つになった。

めっちゃ長くなった、笑