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ぷあ
813
#気分投稿
#📣🌈
優莉
284
フィクションです
AMPTAKメンバー様
ワンクあり
シリアス展開あり
「――なあ」
😈が突然、そう言った。
🍅「……何?」
😈「今日さ、なんか暇じゃね?」
🍅「…………」
🍅は、少しだけ😈を見る。
🍅「お前がその言い方するとき、だいたいロクなこと考えてないよな」
😈「え、ひどくね?」
🍅「いや、今までの経験上そうやろ」
😈「待って。俺、そんなに信用ない?」
🍷「ない」
🥔「ないね」
🐧「……うん」
🐷「まあ……ちょっとだけ?」
😈「おい!! なんで全員そっち側なんだよ!」
🍅「ほらな」
😈「何が!」
🍅「こういうところや」
🥔「でも今日、ほんとに暇じゃない?」
🐧「僕は暇じゃないよ。さっきからスマホいじってるし」
😈「それ暇って言うんだよ」
🐧「違うし!」
🐷「僕はお腹すいた」
🍷「それは暇とか関係ないだろ」
🐷「いや、僕の中ではかなり重要な問題なんだけど」
🍅「はいはい。じゃあ何か食べる?」
🐷「食べる!」
😈「俺も!」
🍷「お前ら、さっき食べただろ」
😈「人間は一日に三食食べるんだよ」
🍷「今は四食目だろ」
😈「…………」
🥔「論破されてるじゃん」
🐧「ふふっ」
いつもの。
本当に、いつもの会話だった。
くだらないことで笑って。
くだらないことで言い合って。
誰かがボケれば、誰かがツッコむ。
六人でいると、いつもそうだった。
だから。
誰も気づかなかった。
その日が。
いつもとは違う日になるなんて。
――その瞬間までは。
「――パチッ」
突然。
部屋の電気が消えた。
🐧「うわっ!?」
🥔「えっ、なに!?」
🐷「ちょ、待って待って待って!! 真っ暗なんだけど!」
🍅「停電!?」
🍷「落ち着け。たぶんブレーカーだろ」
😈「いや、俺今めっちゃ怖いんだけど」
🍅「お前が怖がるなや!」
😈「怖いもんは怖いだろ!」
🥔「誰かスマホのライトつけて!」
🐧「今つけてる!」
🐷「ちょっと待って、僕のスマホどこ!?」
🍷「手に持ってる」
🐷「……あ」
🍅「お前ら落ち着け!!」
――パッ。
電気が戻った。
ほんの数秒だった。
たった数秒。
なのに。
さっきまで笑っていた六人の空気が。
一瞬で変わった。
🐧「…………」
🥔「…………」
🐷「…………」
🍷「…………」
😈「…………」
🍅「…………」
誰も喋らない。
そして。
🍅が、ゆっくりテーブルを見る。
🍅「……なあ」
🥔「どうしたの?」
🍅「これ……さっきからあった?」
テーブルの真ん中。
白い紙が一枚。
置かれていた。
🐷「……え?」
🐧「何それ……」
🍷「俺は見てない」
😈「俺も」
🥔「僕も知らない」
🍅「…………」
紙を手に取る。
そこには。
黒い文字で。
一行だけ。
――『犯人は、この中にいます。』
🐷「…………え?」
🥔「……犯人?」
🐧「何の?」
🍷「知らない」
😈「いや、待って」
😈が紙を覗き込む。
😈「これ、誰が置いたんだ?」
🍅「それを今考えてるんやろ」
😈「いや、だって俺たち六人しかいないじゃん」
🍅「…………」
その言葉に。
全員が止まった。
🥔「……六人しか、いない」
🐧「…………」
🐷「…………」
🍷「…………」
😈「…………」
🍅「…………」
誰かが。
この紙を置いた。
それは。
つまり。
この中に。
「誰かが嘘をついている」ということ。
🥔「……ちょっと待ってよ」
🥔が苦笑いする。
🥔「これ、誰かのドッキリでしょ? そうだよね? だって、普通に考えておかしくない? 僕たち以外に誰もいないのに、こんな紙が突然置いてあるなんて……」
😈「じゃあ、お前じゃん」
🥔「なんで!?」
😈「今めっちゃ怪しかった」
🥔「いやいやいや! 僕はそんなことしないって!」
😈「じゃあ、なんでそんな必死なの?」
🥔「必死にもなるでしょ! いきなり犯人扱いされたんだから!」
🍅「まぜ太、ちょっと黙っとけ」
😈「はい」
🍅「素直やな」
🐧「……でも」
🐧が紙を見る。
🐧「本当に、誰かが置いたんだよね?」
🍷「そうなるな」
🐧「じゃあ……誰?」
その瞬間。
全員が黙った。
さっきまで普通に笑っていたのに。
今は。
互いの顔を見ている。
🐷「…………」
🐷が小さく笑う。
🐷「……なんか、嫌だね」
🍅「何が?」
🐷「こうやって疑うの」
😈「…………」
🐷「だって、僕たち六人じゃん」
🐷「ずっと一緒にやってきたのに……『この中に犯人がいる』って言われた瞬間、誰が怪しいとか考え始めるの、なんか……嫌じゃない?」
誰も答えなかった。
その時。
テレビが突然ついた。
――ザッ。
🐧「うわぁっ!?」
🥔「ええ!?」
🐷「また!?」
🍷「……誰がつけた?」
画面には。
白い文字。
『第一問』
そして。
その下。
『この紙を置いていない人は、「はい」と答えてください。』
全員が固まった。
🍅「……なんやこれ」
😈「ゲーム?」
🍷「たぶんな」
🥔「いやいや、ゲームって言ってもさ……」
🐧「答えなきゃダメなのかな」
🐷「僕、こういうの怖いんだけど……」
😈「俺やる」
🍅「なんで?」
😈「面白そうじゃん」
🍅「お前、こういうときだけ元気やな」
😈「だって犯人探しだろ?」
🍅「探偵ごっこちゃうねん」
😈「じゃあ、ぷりっつ犯人な」
🍅「なんで俺やねん!」
🥔「じゃあ僕は助手!」
🍷「お前ら、遊ぶな」
🐧「でも……答えないと進まないんじゃない?」
🍷「そうだな」
🍅「……じゃあ、一人ずつ言おう」
最初は。
🥔。
🥔「……はい。僕は置いてない」
次に。
🐧。
🐧「……はい。僕も置いてないよ」
🐷。
🐷「僕も……置いてない」
🍷。
🍷「俺もだ」
😈。
😈「俺も置いてない」
最後。
🍅。
🍅「……俺も、置いてない」
全員が答えた。
その瞬間。
画面に文字が出る。
『ありがとうございました。』
そして。
数秒後。
『――一人、嘘をついています。』
🐷「…………」
🥔「…………」
🐧「…………」
🍷「…………」
😈「…………」
🍅「…………」
😈「……おい」
🍅「何?」
😈「誰か嘘ついてるじゃん」
🍅「分かっとるわ!」
😈「誰だと思う?」
🍅「それを今考えるんやろ!」
🥔「いやいや、待って!」
🥔が慌てて手を上げる。
🥔「これ、普通に考えたらおかしくない? 全員『置いてない』って言ったんだよ? だったら全員本当なら、問題のほうがおかしいじゃん!」
🍷「……いや」
🍷が画面を見る。
🍷「問題がおかしいとは限らない」
🐧「どういうこと?」
🍷「『この紙を置いていない人は、はいと答えてください』」
🍷「そう書いてある」
🍅「うん」
🍷「つまり、紙を置いていない人間が『はい』と答えるのが正解だ」
😈「……じゃあ、嘘つきは?」
🍷「紙を置いた人間」
全員が黙る。
🍷「ただし」
🍷「この問題だけでは、誰が嘘をついたかは分からない」
🥔「……なんで?」
🍷「誰が紙を置いたか、証拠がないからだ」
😈「なるほど」
🍅「……でもさ」
🍅が紙を見る。
🍅「このゲーム」
🍅「俺たちのこと、めちゃくちゃ知ってない?」
🐧「…………」
🐷「……確かに」
🍅「電気が消えるタイミングも」
🍅「この部屋に六人しかいないことも」
🍅「俺たちがどう答えるかも」
🍅「全部、最初から分かってるみたいやん」
😈「…………」
🥔「……それって」
🥔が少し青ざめる。
🥔「ずっと俺たちのこと見てた人がいるってこと?」
🐧「やめてよ……」
🐷「怖いって……」
🍷「いや」
🍷「それなら、もっとおかしい」
🍅「何が?」
🍷「俺たち六人のことを知っている人間が、この中にいる」
全員が。
もう一度。
互いを見る。
😈「…………」
🍅「…………」
🥔「…………」
🐧「…………」
🍷「…………」
🐷「…………」
誰も。
笑えなかった。
そして。
画面に。
新しい文字が浮かんだ。
『第二問』
『この中で、今日ここに来る前に「秘密」を持っていた人はいますか?』
🥔「…………」
🐧「…………」
🐷「…………」
🍷「…………」
🍅「…………」
😈「…………」
今度は。
誰もすぐに答えなかった。
🍅「……秘密って?」
😈「知らね」
🍅「いや、お前に聞いてない」
😈「なんで俺だけ!」
🥔「でも、秘密って言われたら……何でもありじゃない?」
🐧「うん……」
🐷「僕、特にないよ」
🍷「俺も」
🍅「俺もない」
😈「俺も」
🥔「僕も……」
画面が点滅する。
『一人、嘘をついています。』
😈「…………」
🍅「…………」
🐧「…………」
今度は。
誰も笑わなかった。
すると。
🐧が、小さく口を開く。
🐧「……僕」
🍅「ん?」
🐧「一つだけ、言ってないことがある」
全員が🐧を見る。
🐧「昨日の夜」
🐧「僕、誰かに電話した」
😈「誰に?」
🐧「…………」
🐧は少し迷って。
答えた。
🐧「……言いたくない」
🥔「え?」
🍷「それは、このゲームに関係してるのか?」
🐧「分からない」
🍅「じゃあ、なんで今言ったん?」
🐧「だって……」
🐧が俯く。
🐧「このまま、みんながお互いを疑うのが嫌だから」
😈「…………」
🐷「…………」
🍷「……誰に電話した?」
🐧「…………」
🐧「ごめん」
🐧「それだけは言えない」
😈「…………」
🍅「……分かった」
意外にも。
🍅は、それ以上聞かなかった。
😈「聞かないの?」
🍅「言いたくないって言ってるんやから、今はええやろ」
😈「でも、怪しいじゃん」
🍅「怪しいからって全部聞き出したら、ただの尋問や」
😈「…………」
🍷「ぷりっつの言う通りだ」
🍷「このゲームは、俺たちを疑わせたいんだろう」
🍷「なら、簡単に乗らないほうがいい」
その時。
画面が消えた。
そして。
最後に一行だけ。
『――その判断で、本当に大丈夫ですか?』
🐷「…………」
🥔「なんか……」
🥔が苦笑する。
🥔「これ、めちゃくちゃ性格悪いゲームだね」
😈「誰が作ったんだよ、マジで」
🍅「それな」
🍷「今日はもう寝よう」
🐧「……うん」
🐷「そうしよう」
六人は。
それぞれの場所へ戻っていった。
けれど。
誰も知らなかった。
この時点で。
すでに。
ゲームは始まっていた。
そして。
その日の深夜。
午前二時十三分。
🍅は。
小さな物音で目を覚ました。
「……ん?」
暗闇。
誰かがいる。
窓の近く。
🍅「……誰?」
人影が。
ゆっくり振り返った。
😈「…………」
🍅「まぜ太?」
😈「…………」
🍅「こんな時間に何してんの?」
😈「……寝れなくて」
🍅「…………」
😈「それだけ」
🍅「…………そっか」
😈が。
何かを握っている。
🍅「……なあ」
😈「ん?」
🍅「その手に持ってるやつ、何?」
😈「…………」
😈は。
ゆっくり手を開いた。
そこには。
一枚の紙。
🍅「…………」
😈「……見ないほうがいい」
🍅「いや」
🍅「もう見えてる」
紙には。
こう書かれていた。
――『第二の嘘つきは、まだ見つかっていない。』
🍅「…………」
そして。
😈が。
小さな声で言った。
😈「……ぷりっつ」
🍅「何?」
😈「この紙」
😈「俺が見つけたの、今日が初めてじゃない」
🍅「…………え?」
😈「昨日もあった」
🍅「…………」
😈「その前にも」
🍅「…………何枚?」
😈「分からない」
😈「何度捨てても」
😈「何度破っても」
😈「次の日には、また置いてある」
🍅「…………」
😈「だから」
😈は。
少し震えた声で言った。
😈「俺、もう分かんないんだよ」
😈「誰が敵で、誰が味方なのか」
🍅「…………」
😈「だから……」
😈「お願い」
😈「このこと、みんなには言わないで」
🍅「…………」
そして。
ぷりっつは気づいてしまった。
このゲームの本当の怖さは。
「犯人がいること」じゃない。
犯人が。
誰なのか分からないことでもない。
――自分が信じている相手を、疑わなければならなくなること。
そして。
その翌朝。
新しい紙が。
テーブルの上に置かれていた。
そこには。
今までとは違う文章が書かれていた。
――『第三問。』
――『この中で、「犯人を知っている人」は誰ですか?』
その下に。
六人の名前。
😈
🍅
🥔
🐧
🍷
🐷
そして。
一番下に。
こう書かれていた。
――『正解は、一人です。』
コメント
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わあ、第1話からすごい引き込まれました……! 最初は仲のいい6人のゆるい掛け合いだったのに、停電からの紙一枚で一気に空気が変わるところが本当に巧みで。特に「『犯人は、この中にいます。』」の衝撃と、それでも笑い合おうとする温度感がとてもリアルでした。まぜ太が夜中にぷりっつにだけ打ち明けるシーン、あの震えた声が胸に刺さります……。「信じたいけど疑わなきゃいけない」怖さがじわじわ来て、続きが気になって仕方ないです!