コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これは、雪ちゃんの異能の名前の、「お化粧」
つて言う僕が作ったお話です。
アンマシオモンクナイカモ…
私はよく「空気が読めない」と言われた。
私には「空気を読む」ということが分からなかった。それでも、生活に支障は無かった。
だが、そんなある日、イジメられた。
理由は、「気に入らないから」だそうだ。
いじめはどんどんエスカレートした。
死のうか、とも考えた。でも死ぬ勇気は無かった。
時が過ぎ、私は高校へ上がろうとしていた。
そこに、カミサマが現れた。
カミサマは私のことを気にかけてくださった。
そんなカミサマに「お化粧」を教えてもらった。
お化粧をすれば空気が読めるらしいのです。
やり方は簡単だった。ただ、お面を被るだけ。
お面に、「空気を読む」や、「愛想をつく」などと
書けば良いのだ。それにあわせてお面の顔が変わる。私は、お面を被って外へ出た。
どうやら他の人達にはお面が見えないようだ。
街中へ出てくると、空中に言葉が浮いていた。
「そろそろ解散したい」や、「帰りたい」。
私は、みんながよく言う「空気が読めない」というのは当たり前だと思った。やはりお面に出会えて良かった。これで、いじめも消える…
入学式である明日に私は微かな希望を感じた。