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コメント
4件
門限破る系まじで好きです
神神神神 この後もっくんがどうなったのか気になるねぇ😏😏😏
mtk side
どうも!大森元貴です!!
今日は打ち上げということで、会社の人たちと飲み会に来ています。
今は楽しく皆で飲んで話してをしていますが、ちょっとここに来るまでだいぶ大変だったんだよね…
w「ねぇー今日飲み会行くの?」
後ろからギュッと抱きしめて聞いてくる若井。
若井にはまだ言っていないのに、なんで知っているんだろう。
夕方になって言おうかなと思っていたんだけどな。
m「え、な、なんで?」
w「だってー、さっき元貴の通知見ちゃったんだよねぇ。それが飲み会のメールだったからさ」
…なるほどね。
別にやましいことをしているわけではないため、僕たちは普通に画面を上にしてテーブルに置くことなど日常茶飯事だ。
そのため、通知が来ると、スマホに目を向けるだけで通知を読み取ることができる。
いつもは見られてまずいことがなかったが、今日に限ってあったため、見事に不運だなと思った。
僕が飲み会に行くなど聞くと、若井はきっと止めに入るだろう。
そう思ってギリギリまで言わなかったのに。
…まぁ、バレてしまったものは仕方ない。
m「…そうだよ。今日飲み会行ってくる。」
w「やっぱりー!!ねー、その飲み会絶対行かなきゃなの?」
ここで絶対じゃないと答えたら若井は行かないでって止めてくるだろうな。
まぁ1回言ってみよう。
m「んー、絶対ではないかな」
w「!!じゃあ今日は俺と家に居ようよー」
…やっぱり笑
m「…んー、僕は先輩とかと飲み会行きたいなぁ。…行ってもいい?」
w「…分かった、、、」
m「ん、ありがと笑」
僕はそう言って若井の頭をなでる。
なんだな今日の若井犬みたいだな。
ないはずの耳がたらんと垂れているように見えてくる。
w「…ねぇ、門限だけつけさせて?」
m「門限?別にいいけど、、」
w「やった!!」
そう言うと、若井は尻尾をブンブンと振っているように見えた。
可愛いなぁ。
w「じゃあ、、12時!!日付変わるまでに帰ってきてね!!」
m 「ん、分かった。」
w「…守れなかったら、、ね?」
察しろとでも言うような目でそう言う若井。
さっきまでは犬のような若井が、今は声も少し低く、まるで絶対に獲物を逃がしたくない狼のように見えた。
という感じだったのである。
門限は12時。
現在は10時半。
あと1時間半か。まだ大丈夫そうだな。
そう思いながら僕はまたお酒を注文して先輩と話す。
隣の席に座っているのは藤澤先輩。
藤澤先輩は僕の2個上で、僕がこの会社に入ってくる5年前に入ってきたらしい。
僕が最初何も分からないところを教えてくれたり、会社でカツアゲされかけたところを助けてくれたりと、感謝したいところがいっぱいだ。
その先輩が今日、たまたま僕の隣の席で、これは幸運だと思った。
f「そういえば元貴って、付き合ってる人いるの?」
m「…へ、」
f「いやー元貴も恋愛とかしてるのかなって思ってさー。で、どうなの?」
少し目を輝かせながらそう聞いてくる先輩。
僕は正直驚いた。
だって、藤澤先輩とは今まででそのように恋愛の話など一切したことがないからだ。
お酒が回っているのかと思ったが、藤澤先輩はお酒があまり得意ではないため、今日はジュースやお茶などのアルコールが入っていない飲み物を飲んでいたため、それはない。
じゃあただ純粋に気になっただけっぽいな…
取り敢えず僕は正直に答える。
m「…いますよ。付き合ってる人。」
f「え、!!誰々っ✨️」
…どうしよう。これ言って良いのかな。
引かれたりしない?なんで相手も男なのと拒絶されたりしない?
そんな不安を抱きながらも僕は答える。
m「…若井滉斗っていう…男の人。」
f「…いいじゃん!!なんか名前からしてカッコ良そう…」
…え、?
m「引か、ないの?」
f「え、なんでよ笑何も引く要素なんて無くない?」
そう当たり前のように答えてくれた藤澤先輩に涙が出そうになった。
あぁ、本当にいい先輩をもったな。
僕は改めてそう思った。
m「でねぇ〜先輩//」
f「ちょ、元貴。飲み過ぎじゃない?」
僕はそれから今まで他の人にはできなかった恋人の惚気話をたくさんしていた。
そうすると、僕は気づけば酔っ払っていて、藤澤先輩が心配してくれている。
m「らいじょぉぶですってぇ〜、でですねぇ、」
f「…うん、」
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f「…ねぇ、元貴、そろそろ流石にやめたら?」
m「えぇ〜なんれれすかぁ//」
f「もう1時半だよ?皆も帰りだしてるし…」
m「え、」
い、1時半?
僕は耳を疑った。
もしその時刻が本当なら僕は帰ると若井にたくさん叱られるだろう。
そして、お仕置き。
僕はまだ12時になっていないことを祈りながら、恐る恐るスマホを見る。
するとそこには、1:30と、はっきり映し出された文字が見えた。
僕は絶望した。
最悪だ。せっかくさっきまでしっかり時間を見ていたのに。
藤澤先輩とのお話に夢中になりすぎて、時間を忘れてしまっていた。
僕の青ざめた顔に、藤澤先輩は声を掛けてくれる。
f「…大丈夫?別に先に帰ってもいいんだよ?」
m「…すみません、ちょっと先に帰らせてもらいます」
僕は食卓の上にお金を置いて、店を飛び出た。
ガチャ
…そろーり。そろーり。
なるべく音を立てないように、ゆっくりと家の中に入る。
幸い、若井は先に寝たようで、玄関からリビングまで、静かだった。
良かった。先に寝てくれていて。
僕はさっさとお風呂に入って寝ようと思い、靴を脱いで家にあがる。
そうすると、
ガシッ
と、腕を掴まれた。
m「っ!?!?」
…そこには、凄く冷めた目をした若井が立っていた。
もう変でも許してください。はい。
名前を変えようかなーと思っているんですよねぇ。
このままの名前でいくと、ワンちゃん家族にバレる…
バレたらテラーできなくなりそう…
それだけは絶対に嫌なので、名前変えようかなと。
まぁまだ変えないんですけどね。