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セフレだと思ってるテオくんと
恋人だと思ってるカラスバさんのお話。
テオside
週末になると毎回カラスバから呼ばれ一夜を共にする。
そして朝になれば隣に居た彼は居ない。
彼が眠ってたハズの場所を触ればまだやんわりと暖かい。
テオside
今日も朝からおはよう、って言えなかったな。
グーッと背中を伸ばしポケモンたちに挨拶をする。
テオ『みんな、おはよう。』
カラスバside
いつまでこんな関係続けなアカンねん。
仕事多すぎやし不適合者多すぎやろッ!!
俺はテオと朝チュンしたいねんッ!!
失せろや…嫌、失せたらあかんわ、金だけ払って消えろッ!!
ジプソ「カラスバ様大丈夫でsカラスバ「大丈夫な訳ないやろッ!!」すみません。」
アカン、ジプソは何も悪ぅないのに……、ホンマ余裕無いわ……。
この瞬間にでも俺がテオの傍に居れればどんだけ幸せかッ!!
カラスバ「ふぅ、なぁ。金の話はなあなあはアカンって契約前に話したよなァ?なのに払えませんは可笑しいやろ?それに俺今虫の居所が悪いんよ……。せやから強行突破させてもらいますわァ?」
深夜
やっと帰れる……。
テオは寝とるやろか……。
マンションのエレベーターを降りて部屋の前に着くと
テオ『お帰り、ご飯一応作ってあるけど…、それよりお風呂のがいい?』
は?嫁???
カラスバ「ちょっ、こないな時間まで起きとってええんか?」
テオ『好きな人の事を待ってるなんて普通だろ?逆に見ないと寝れないし、一緒に少しでも居たい。』
ホンマにッ!お前って奴はッ!!
テオside
急に抱き着かれて
テオ『?カラスバやっぱり疲れてる?シャワーだけにしてもう寝る?』
カラスバ「……ちゃう、俺はテオと交際出来て嬉しいって再度思ってんねん。」
テオ『…??交際?え?俺らセフレだよね?』
カラスバ「……は?」
え?俺なんか変なこと言った??
カラスバ「ちょお待て、俺ら交際しとるよな????」
テオ『いや、してない、と思う、告白もしてないし、身体の関係かと……。』
カラスバside
確かに……、付き合ってくれって言っとらんやんッ!!?俺のバカタレッ!!
カラスバ「…すまんかった。俺なりに伝えてたつもりやった……、そうやな。言葉にして言わんと伝わらんわ…。」
テオ『…??』
カラスバ「…好きや、テオが。だから恋人にしてくれへん?もう二度とお前さんを1人にせん、朝もちゃんとおはよう言うッ!……だから、アカン?」
テオside
何だよ、何だよッ!
え、こんな可愛い生き物知らないッ!!
ブワァッと顔面に熱が籠る感じがする。
カラスバ「…ちょ!顔真っ赤やん!?熱でもあるんか?」
カラスバの冷たい掌が俺の額に触れた瞬間……。
精神はち切れて目の前が真っ暗になった。
テオside
目を開ければ見知った部屋……。
カラスバの自室だ。
キョロキョロしてると扉が開いて
カラスバ「目ぇ覚めたん?どっか痛いとこない?」
えぇ、優しいカラスバとか極レアじゃんッ!
何故かキュンキュンしてしまう。
テオ『…ん、大丈夫。世話掛けてゴメン、すぐ出るから…ッ』
ベッドから降りようとすれば
カラスバ「…アカンなぁ。」
両腕をグッと捕まれベッドに縛り付けられて……。
カラスバ「俺まだ答え聞けてへんのやけど?」
目の前に映るカラスバは肉食動物の様な、逃げられない感覚になる。
テオ『…、何で俺なんだ?俺なんて魅力だってない。強ければそれで良いと認知して英雄だの、何でも屋だと言われて…。俺に魅力なんてそもそもねぇよ、偽善者だよ…。』
沈黙が続く。
カラスバ「それで、テオに問題でもあるんか?助けられた人達から嫌味でも言われたんかい?」
テオ『……されてない。』
カラスバ「ホンマお前さんは何処までも否定的やな…、自分が助けた、自分が誰かの為に動けたって思ったらええ。そんだけ凄いことしとんのよ。胸張ってええねん、謙遜することない、お前が居たから助かった命もあんねん。」
ゆっくりカラスバの目を見れば優しい眼差しで俺を、俺自身を見てくれている。
ポロポロと溢れ出る涙を止められなくて……。
カラスバ「ホンマお前さんは泣き虫やなァ、カラスバさん困ってまうわ…。」
テオ『ご、ごめんッ!そんな事、言われたこと無くてッ!でも、カラスバが俺の事大事にしてくれてるの分かった…。』
カラスバ「ほんならプロポーズ、受けてくれるか?」
テオ『勿論ッ!』