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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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私はオーナーと渋谷のカフェに到着した。

「まぁ寛いで、2階がオフィスと自宅だ」


「これから大事な話をする。3日以内にその右腕に宿っている悪霊を罪人に移さないとお前の身が滅ぶと思え」

「それと移すのは容易ではない、きっと罪人の守護霊が邪魔をしてくるはずだ、どんなのがついているかにより計画が必要となる。」


「取り敢えず朝まで休め」


「おはよ!オーナー早く行こうぜ」


「昨日のままか💦寝たら良くなると思ったけど」

「取り敢えずターゲットに接触する前に渋谷の街を案内する。」


オーナーは電車、バス、幹線道路、主要通りや、利用方法などこの街で生きる術を教えてくれた。

「基本的に依頼がない時はカフェを手伝ってもらうからな」

「了解!」

夜になったら銀座にいくから近所で良ければ散歩してもいいぞ。

この交差点は車と人が交代で通行する珍しい交差点だ。毎回ちゃう人がわたりどこかにいく。

右腕が悪霊のせいで周囲の霊体と共鳴して痙攣がする。

どんだけ思念が漂う街なんだ。

ビルとビルの隙間にも怪しい影が蠢き、ビルの上や物陰からもこちらを伺う視線。

麗華は深く深呼吸をして

「私は麗華ぁぁだぁぁあ、お前らみんなひざまずかせてやる、文句あるやつは出てこい!五大明王と共に切り刻んでやる」

街中に麗華の声が響き渡り、ザワつきは止まった。

今夜が楽しみだ。




呪伝師 (罪を逃れる権力者に制裁を )

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