ある休日の日。
彼氏のあぎょうくんが熱を出した。
元々今日はデートをする約束で朝、彼から「熱が出た」と連絡があった。
私も予定は無いしスーパーに飲み物でも買って彼の家に行くつもりだ。
行くという連絡はしていないけど大丈夫だろう…、
「ピンポーン」
インターホンを押す。
返事が帰ってこないからきっと寝てるのだろう。
元からもっていた合鍵で開けてこっそりと家に入った。
はあはあと息を切らしながら汗まみれでベットに横たわっている。
「まったく、冷えピタぐらい貼りなさいよ…」
まあ、風邪だし1人で動くのは大変だろう。
冷えピタを貼る時に当たった額はとても熱い。
買ってきた飲み物を机に置いてる途中彼が目を覚ました。
「◯◯、ちゃん…?」
「あ、あぎょうくん」
目をゴシゴシと擦りながら
「夢かなあ、」
なんてあぎょうくんはとぼけている。
「夢じゃないですよ。1回熱測ってください」
温度計を渡すとあぎょうくんの目からは涙が零れていた。
「え…」
びっくりもしたが、心配もあった。
「◯◯ちゃん、ごめん…せっかくのデートだったのに」
LINEでも散々謝られたのに泣きながら謝ってくる。
なんだかそんな姿が愛おしくてつい頭に手を乗せた。
「◯◯ちゃん…?」
「あっ、すみません!!なんだかつい…」
流石に駄目だったかなと思い手を退ける。
そんな手ををとってもう一度頭の上に乗せる。
「もっと…なでて?」
熱のせいなのか真っ赤になったあぎょうくん。
「いいですよ、」
つい顔が緩む。
「え、なにその顔!めちゃくちゃかわいい」
熱が出てるあぎょうくんの顔に負けないぐらい顔が赤くなり、熱くなる。
「っー、早く安静にして直してください!!」
コメント
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甘えん坊なあぎょたん可愛い、尊い_:(´ཀ`」 ∠): 口角飛んでったから探してくるね