テラーノベル
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mtk side
今日も楽しそうに笑っている。
隣の女の子に見せない笑顔も、あったりするのかな。
「っはは、!笑」
その視界の中に僕はいますか?
どうやったら入れますか?
….どうして、
どうして嫉妬しちゃうんだろ。
恋人でもない、友達でもない。ただのクラスメイトに。
僕が勝手に好意を抱いているだけ。
ましてや同姓。
でも、貴方が見れたら一応幸せなんだ。多分
ないものねだりなぼくたちは、いつだって嫉妬をする。
「えー!?だるー!!」
突然の大きな声に体がびくっと反応する。
声のした方に目を向けてみると、wkiさんと先生だった。
どうやらテストの点数があまりにも悪く、明日から朝早く来て補習をするらしい。
かわいそうだけど、僕にとっては最高だ。
だって、朝からwkiさんがいるなんて…
「omrさん!」
少し考え事をしていたら、自分の名前が呼ばれ、また体が驚愕反射する。
「は、はい、?」
何か悪いことはしたか、?
必死に頭をフル回転させ、記憶を辿るがそんな覚えはない。
「いつも朝来るの早いよね?」
「ん、はい、、」
少し小さめの声で返事をする。
そしてまたあの女子たちは目配せをする。
あぁ、気分が悪いや。
「しかも貴方頭いいでしょ?wkiさんに教えてあげてくれないかしら」
「へ、?」
一瞬時が止まったかのように思えた。
膨大な喜びと衝撃が身体中に響き渡る。
それと同時に驚いてみせるwkiさん。
「は?先生!それはないやろ」
「なぜですか?」
「あの2人喋ったこともないしさ、そして初めての会話が勉強なんて、w」
「でも、omrさんは頭がいいんです」
「ねぇ、hrt、どうおもうんよ」
「お、俺は、、」
激しい女子の反論。
困った表情のwkiさん。
「別にいいけど。」
「はぁ?!」
嘘だろと言わんばかりの顔で止まる女子。
でもその前に_
僕がwkiさんに勉強を教えれる?
なにそれ、絶好のチャンスだ。仲良くなれたらいいな、気が合えばいいな。
wki side
やった、ぁ。
大好きなmtkから勉強教えてもらえるなんて。
女子にどうするのって聞かれた時は少し焦ったけど、こんなチャンス逃すわけにはいかない。
この機会に仲良くなれたらいいな。
ピピピピピ
部屋中にアラーム音が鳴り響く。
「ふぁぁぁ、」
いつもだったら携帯を見て二度寝をする時間。でも今日はいつもより目が覚めている。
…
いつもより30分早い登校。
んふ、楽しみっ
mtk side
ピピピピピ
「ん゛~、」
いつもの目覚まし時計の合図で目覚める。
普段は重いはずの体も、何故か今日は軽く感じてしまう。
恋って、偉大だなぁ、、
朝からこんなことを思い自分で苦笑する。
…
いつも通りの登校。
足を弾ませて学校へ向かう。
がらっ、
まだ教室には誰もいない。鼓動が高鳴る。
がちゃっ、
数分もしないうちにwkiさんが来た。
「おはよっ!」
そう告げるwkiさんの笑顔は太陽のように眩しかった。
「おはようございます。wkiさん。」
「ふはっ!メイドかよっ、笑hrtでいいしタメ口で話してよっ、!」
そう明るく話しかけてくれるwkiさん、、いや、hrt。
「じゃぁ、よろしくね、hrt」
まだ慣れない僕は声が小さくなってしまう。
「あ!そーだ、数学!教えてっ、?」
上目遣いで見つめてくるhrt。
思わず顔を赤らめてしまう。
「あっ、照れてるっしょ、笑」
「照れてない、」
こんな中身のない会話が、とてつもなく嬉しかった。
何分か経って、もうお互いの仲が良くなった。
「なるほど、ありがと!やっぱわかりやすいわぁ!」
喋るとズキズキする胸。
このままで、いいんだけど。
視界に映ればいいんだけど…。
そう思ってたのに、どうして追い求めちゃうのかなぁ。
・・・
うい、、!しゅーりょー!
まじこんなの見てる暇あるならナルトダンスする方が人生得だょ。
部活で突き指して小指の骨折りました🏀
コメント
16件
初コメ失礼です! 私はこの作品ハマったのでナルトダンスよりもこっち優先です、笑 わお指大丈夫ですか!?無理をなさらず...