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ピピピッ
「ん〜、」
アラームの音で目が覚める。
「ん゛っ、ふ」
軽く背伸びしてベットを降りる。
今日も、1日がはじまる。
🤍「おはよ〜」
❤️「じゅう!おはよぉ」
💛「おー、はよ」
💙「おはよお!!!!」
🩷「はよ」
M!LKに加入してから早いもので、今年で8年目を迎える。
加入した頃はきつかったなー、結構誹謗中傷とかも多くてね。
特に俺は加入組の中では最年長で、頑張らなきゃって必死になって練習してた。
批判的なコメントも目を通して、直さなきゃってほんと必死でさ。
でも、いくら練習しても、俺には突出してこれといった武器がなかった。
俳優として活躍して、なんでもそつなくこなす勇ちゃん。
歌もダンスも上手くて、トークも面白い仁ちゃん。
ダンスも上手くて面白くて、バラエティにも引っ張りだこな太ちゃん。
頭が良くて表情豊かで、いつもにこにこして誰とでも話せる舜太。
じゃあ、俺は?
演技も、歌も、ダンスも、トークも、愛嬌も、
俺はいつも比べられてばかり。
こんな俺がM!LKでいていいのか、代わりはいくらでもいるんじゃないかって思う時期もあった。
でも、最近こんな俺でも、やっと役割を見つけることができたんだよね。
🩷「じゅうたろ?話聞いてた?」
🤍「…え?あ、ごめんなんだっけ」
だめだめ、メンバーとの打ち合わせ中なのに考え事してた。
ワンテンポ遅れて顔を上げると、眼前に整った顔が迫っていた。
こつん、とおでこを当てられて、あんまり綺麗な顔に動けなくなる。
🩷「熱、はなさそうだな。じゅうたろ、どっか気分悪いとかない?」
…勇ちゃんってたまに距離感バグってるんだよね。
🤍「いや、大丈夫だよ」
できるだけ平静を装って返事をする。
🩷「ふーん、ならいいけど
…今日、うちで待ってて」
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