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コメント
4件
( ´ཫ`) え、天才控えめに言って神
ぁ゙ッ……相棒って何でこんな良いんでしょうね……
コネさんイケメンすぎ…かっこよ
※注意
全てがイケメンなkn
クッソ病み病みなut
微過呼吸要素アリ
mobが居ます
kn×utです
他メンバーアリ
社会人&実況者様パロ
kn「」
ut『』
↑がよろしい方は
ゆっくりしていくといいぜ!
ワンクッションだぜ!
side_ut*
やる気がないだの無能だの役立たずだの言われ続けてはや11年、言われなれてきてもう何とも思わなくなった。今日もいつも通り朝を迎え、1日を始める…だけど、この違和感はなんだ?少しだけ、ほんの少しだけ…いつもより体が重い気がした。
ut『~っ、ふ~……ッ…。』
煙を吸って、肺を汚して…後先のことなど考えず、今を満たすことだけを考えて生きている
ut『はよぉ死にたいわ…』微笑
会社の屋上で煙草を吸っているとき、自然と口から溢れ出た言葉。自分でも何を言ってるか分からなくて驚いた、何故こんな言葉が出てきたのだろうか?
ut『14時からミーティング、かぁ…~っめんどくせぇ…』溜息
予定を確認し、煙草を吸い切る。後何年自分はここで働き続けられるだろうか
mob)これじゃ困るんだけど、何?もう7年目だよね?え?こんな資料じゃまともな意見が上がらない事なんて分かるよね?ハッキリ言ったらどうなの?聞いてる?
ut『………。』
この理不尽なパワハラにももう慣れた、それなのに…何故か今日はしんどかった。耳鳴りが酷くて、気持ち悪くって…耐えるので精一杯だった…。
ut『…すみません…修正後、すぐに資料を提出しますので…。』
mob)もういいわ、お前に頼んでも役に立たないものばっかり作り出すから。ゴミを作り出す暇があったら掃除でもしとけよ
ut『…すみません。』ボソッ
mob)っ聞こえねぇよッッッッ!怒
怒鳴られ指摘され嘲笑われ…どんどん心がすり減って…。
ut『…ッ、すみません…足、引っ張らないように…頑張りますので…』汗
mob)うるせぇよッ!喋ってる暇あったらこの書類でも片してろッッッッ!怒
ut『はい、…』
あぁ…これじゃ今日も定時上がりは無理だな
深夜11時、やっとの思いで書類を片す。帰ろうタクシーに乗り帰路へと着く、その時ちょうどメンバーからのメールが鳴り響く。そこには
はよDiscord入ってきてくださいとか
寝坊か?これで何回目やお前。だとか
そろそろキレますよ、とか
はよしろやだとか
目も塞ぎたくなる内容ばっかりで、俺だって必死に毎日頑張ってるのに。俺だけこんな…ッ、こんなにボロカスに言われてさぁ……ッ、?意味分かんねぇよ…もう。
ut『はぁ~…ッ、意味、わっかんねぇ…ホント…何やってんだろう、俺…。』微笑
いつものように歩く帰り道、だけど何故か足が止まって…まるで糸が切れたかのように、体は動かなくなった。
ut『は…、ぇ…?何ッ』フラッ
次の言葉を発っしようとする前に、体は融通が利かなくなり、地面へとへたり込んだ。
ut『……何で、?…何、で…立てなくなって。』
混濁する頭で考えても原因は分からなかった
ut『お願い…お願いや…、ッ…頼むから動いてぇな……ッ』
その願いは惜しくも夜の暗闇へと溶け込んでゆく…。
ut『…ははッ…あはは…っ…ホント、とことん駄目やなぁ”……自分って…』微笑
段々体温が蝕まれ、冷たくなっていく…自分1人だけ取り残されたかのような恐怖に侵され眼の前が黒に染まる。
ut『……、もうええか。』
そう発して、考えるのをやめた
side_kn*
遅い、いくら待ってもDiscordに現れない。かれこれ2時間待っているがutからはメールの1つも来ない。煙草のついでに外へとでる
kn「…クッソ、雨かよ…ッ」
不運にも雨に見舞われる、夜空から降り注ぐ雨は冷徹なまでに冷たく、心の奥底をどんどん濁らせていく。嫌な予感がする…
side_not*
kn「………何しとんねん、お前。」
帰り道、ふと…大先生の帰路を歩いて帰っていると、壊れたロボットのような目をしてへたり込んでいる人物がいた。間違いない、コイツは俺の”相棒”だ
kn「傘は?」
問いかけても反応は無い
kn「…………」
しばらく考え込んだ後、自分の持っていたビニール傘を投げ捨て、踏みつけた。
ut『…ッ、……なにしとるん…。』
生気のこもっていない声で、そう問いかけられる…。
kn「見てわかるやろ?傘を壊しとるんや。」
ut『…俺が聴きたいのはそんな事じゃッ』
kn「俺達”相棒”やろ?せやから俺もお前と同じようになって寄り添いたい。そんな理由じゃアカンか?」
ut『…まだ相棒って思ってくれてたんやね』
kn「当たり前やろ、お前は俺の大切な世界で1人の相棒なんやから… 」微笑み
ut『…俺、もう…無理なんだよ…ッ、』微笑
kn「………」
ut『いつも通りに頑張ろうって思っても…、今日こそは失敗しないようにしようって考えて行動しても…全部失敗するし…皆の足引っ張るし…ッ。』
彼の口から溢れる言葉には、悲しみだけが滲んでいて、途切れ途切れだった。
ut『どぉして上手く出来へんのかなぁ…俺って…ッ、こんな出来損ないなんやったら…ッ』
生きてる意味あらへんわ…ッ
そう口にした次の瞬間、水色の彼は青く濁った彼の頬を強く叩いた。
ut『…ッ!?…。シッm』
kn「意味ないとか言うなよ…ッ」涙声
ut『…、ッ”……。』
そう口にした彼の言葉は少し震えていた
kn「お前に何があってそう思ったのかは俺にだって分からへん。所詮人間は1個人の他人や」
kn「何か辛いことも楽しいことも、全部言葉にして教えてくれんかったら、誰も本当の事なんか分からずじまいや」
kn「せやからお前が今まで溜め込んできた出来事、全部俺に話してみろよ”…ッ」
そう投げかけると、少しずつ、ゆっくりと話し出す。
ut『今まで当たり前に耐えられてた出来事が…流して見てた出来事が、もう…耐えられへんくなって…、』
ut『動けんくなっちゃった…』微笑
ut『ただでさえ出来損ないやのに…こんなんやったら失望されてまうわ…』
雨に濡れ、夜空を見つめる彼の目は何処まで黒く濁っていた。
ut『メンバーにだって謝りきれへんくらい迷惑掛けた……ッ”』
ut『もぉ、無理なんよ”…ッ。ケホッ”…俺なんか…生きてても役”に立たへん…、っゴホッ、コホッ”』
ut『ヒュッ”、ぁ…はッ…ゴホッ…やか、ら…ケホッゲホッ…俺なんか…っ”ッッ!ゴホッ…ゲホッ』涙声
そこまで言い切ると、今まで淡々と聞いていた彼は近くにしゃがみ込み、背中を擦る
kn『ゆっくりでええから息吸って。そう…落ち着いて…それでいい。』
ut「俺”さぁ”…迷惑掛けてばっかりで、さぁ”…ッ?ゴホッケホッ今だって、シッマに”…迷惑掛けちゃうしさぁ…ッ”…はぁッ、ヒュッ…~っ”」泣
kn『…………。』擦る
ut「ゴホッ”、は~ッ”…はっ、ふッ…ゲホッゲホッ」泣
kn『…………………、』
side_ut*
背中を擦る手は冷たかった。けど
kn「辛かったな」
その言葉と共に抱きしめられた時、やっと自分が認められたようで…嬉しくて…心はとてもあったかく、安心した。
kn「お前の異変に気づけんかった俺にも非がある、スマンかった…」
ut『…らしくないな』微笑
kn「そうかもな…、立てるか?」
ut『しばらくは無理かも…』微笑
kn「そうか」おぶる
ut『っちょッ、重いって!?!?』焦
kn「アホ、まともに飯食ってへんやろ。クソ軽いわ…。」
ut『っははは…』苦笑
kn「…俺の勤めてる会社来るか?立場が立場や、ある程度融通は利く。」
ut『せやなぁ…考えとくわぁ…』眠気
kn「そうか」
ut『…なぁ、シッマぁ~…?』
kn「どうした?」
ut『…、今日はありがとうな』微笑み
kn「…どういたしまして。」微笑
心が少し晴れたような気がした。
終わり__🖊️
knさんはどう言われたら辛いかって言うのと ちゃんと心労については深く分かってると思うから言葉選びとかは慎重なんだろうけど、自分の感情に揺られてポロッと生きてたら良いことあるよ~てきな事を言ったりしちゃうタイプだと思う。特に死んで欲しくない人に対してはガチになっちゃうだろうなぁ…