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ココ「初めましての方は初めまして、ココです!」
ココ「久しぶりにノベルでお話し書いていきますー!」
ココ「あ、そういえば、ただいまコンテスト開催中です!!」
ココ「皆様、ぜひ参加して下さいっ!!」
ココ「それではスタート!」
地雷さん&純粋さんはさようなら〜!
通報はしないでください…!
もしよかったら♡&フォローよろしくお願いします!
ご本人様とは関係ありません(><;)
キャラ崩壊、脱字、誤字OKな人だけどうぞ!
解釈違いなところあったらご指摘頂けると幸いです!(。>ㅿ<。)
⚠︎表紙のイラストは私が書いたものです、無断転載、無断使用、トレースを禁止します⚠︎
⚠︎保存、スクリーンショットも禁止します⚠︎
いふ「___________ ____________!!」
全身から声を出しているような力強い歌い方、心に響くような強い歌い方
でもどこか優しくて、本当に魅了される歌
俺はこの後輩が好きだ
もちろん、歌も、性格も
でも、俺はこの後輩を恋愛対象としてみている
俺のこの気持ちは俺だけの秘密 誰にも打ち明けるつもりはないし、気づかれないように
いふ「______ ________________________!!!」
嗚呼、でも、やっぱり
好きやな
このゆるふわダイス高校には特別な部活がある
それが俺が所属する音楽部
とは言っても、実際には楽器より歌とかの研究をしたい奴らが集まる場所や
部員みんなが自由にのびのび好きな音を追求できる
俺がこの高校にわざわざ入ったのも、この音楽部が目当て
その中で一際歌が上手い奴が入った
ソイツが例の後輩
ガラガラ
いふ「こんちわーすっ!」
部員「よぉ!今日も練習か?」
いふ「はい!」
悠佑「ちゃんと休めよ、喉壊したら元も子もないんやからな?」
いふ「分かってるで!」
悠佑「分かってないから俺はこんなに注意してるんに、、…ボソッ」
いふ「先輩なんか言った?」
悠佑「言ってない、でもヤバイと思ったらストップするからな」
いふ「う“、…」
いふ「はーい…、」
誰も立候補したがらなかったから消去法で俺が音楽部の部長になったんや
理由はすごくシンプル
この動物園を管理なんてできる気がしないから
現に、俺もまだまだ不慣れなことばっかりなんや
特にこの後輩、ずーっと練習するからちゃんと見張っていないと喉を壊す
まぁ、俺にはそんなことどうでもええんやけどな
ずっとコイツの歌を聞けるから
悠佑「さぁ、始めるかッ!」
悠佑「____!______________!!」
いふ「_____________________________!!」
ガラガラッッッ!
顧問「ちょっと音楽止めてッ!」
悠佑「?はい」
突然顧問の先生が慌てて部屋に入ってきた
また誰かが校長のズラを隠したのか?
顧問「みんな、単刀直入にいうね」
顧問「ゆるふわダイス高校に全国高校バンドの大会の招待状が来ました!」
悠佑「え、?」
いふ「え”ー!!?!」
コレって、音楽部への悪質なドッキリやよな、?
は、?え、俺の耳バグった、?
〝全国高校バンド2023大会〟
全国の高校バンドが毎年違う音楽ジャンルで完成度を競う、いわば甲子園みたいなもの
それは招待制で競うことすら叶わない
悠佑「せ、先生…、?ドッキリはやめて下さいな、?」
顧問「ドッキリに見えるか!?」
顧問「ほら、コレ招待状!!」
ぴらっ
いふ「ほ、ホンモノや!」
いふ「テレビで見た通りの招待状や!!」
悠佑「ま、まじかぁ…、、」
悠佑「…お前ら、一応聞くけど、…参加するか?」
部員「参加する!!」
悠佑「そぉだよなぁ…」
顧問「参加で送り返せばいいか?」
悠佑「…はい、よろしくお願いします」
コレから忙しくなりそうやな、w
それからは本当に忙しくなった。
曲の選曲の時も部員全員がオッケーをするもんを探すのも必死だった
俺は、…ボカロとかロックとかが好き
でもみんながそうなわけない
ロック系が好きなヤツもいれば、クラシック系が好きなヤツもいる
今回の高校バンド大会の音楽ジャンルは『ボーカロイド』
今年爆発的に流行ったからだとは思うけど、やっぱ好きなのが選ばれんのはなんだか誇らしい
一生懸命頑張った
いっぱい練習した
いっぱい口喧嘩にもなった
でもみんなやっぱり目指すところは同じなんだ
俺たちで1バンになる。
悠佑「…」
いふ「はッ…、はぁっ……、」
居残り練習しているいふに付き合う、いつものことや
でも今日は無理しすぎか
声を壊すことが1番ダメなんやし、大会のためでも本末転倒になる
悠佑「…いふ〜、そろそろ終わりにするでー。」
いふ「えッ、!」
いふ「あ、あともーちょい、だけ!お願い!」
いふ「サビの後の高音出せるようにしたいん!」
悠佑「テンポ速いからなw」
悠佑「あそこムズイよなーw俺も結構間違えるんよw」
いふ「え、逆に言えば出来たことあるん?」
悠佑「あ”ー…えっと……w」
要らんこと言ったかも
いふ「お願い先輩ッ!教えてや!」
悠佑「…はぁーっw」
悠佑「教えてほしいなら明日まで待てなw 今日はもーおわり!w」
いふ「え”〜!?」
悠佑「返事は?」
いふ「はぁい…」
悠佑「よろしい」
今日はいつにも増して頑固やったな、相当追い込んでんな
しゃーない、奥の手使うか
悠佑「…いつもいふは頑張ってるからな、今日はらぶまるたんぱく商店のチョコパフェ奢ってやる」
いふ「っ!!!バッ」
いふ「マジ!?やった、ありがと先輩!!」
悠佑「w」
嗚呼、笑顔子供かよ、マジ天使なんやけど。
コレのためにも生きていると言っても過言やない
悠佑「早く片付けないとなw」
いふ「ぱふぇ、ぱふぇー!ちょこぱふぇえー!」
ウキウキるんるんな後輩かわ
ピッ、ピッ
店員「お会計1200円です。」
悠佑「はい、」
いふ「ぱふぇ〜♪ふんふんふーん♪」
店員「(え、付き合ってる?高身長の方顔最高にカッコいいのに何その声。まじかわいい。)」
店員「(突然シフト入ってイラついてたけどありがとハゲ店長)」
店員「ありがとございましたぁー」
店員「(コレだから腐女子はやめられねぇ☆)」
悠佑「はい、どーぞ」
いふ「ありがと先輩!」
店員「(え、は?嘘だろ身長差カップルの上に先輩後輩関係??)」
店員「(え、じゃ付き合ってねぇのか。青春じゃねぇか。尊い。好き。)」
店員「(やっぱコレだから腐女子はやめられねぇぜ☆)」
ぱくっ!
いふ「うんみゃぁー♪」
いふ「やっぱコレめちゃ美味い♪」
悠佑「それならよかったわw」
この関係がツライしシンドイ。
いふ「俺先輩の後輩でよかったわ、マジ先輩神や」
悠佑「俺は人間や。」
いふ「そーゆー細かいのはいいの」
悠佑「じゃ、ココでやな。また明日」
いふ「うん、また明日!ばいばい先輩!」
悠佑「うん、またな」
独りになった時に想うんや
先輩後輩っていう関係を。恋人同士ではないのに2人でこんな会話広げられていいのかとか。
音楽をやめたら天才は夢を諦めた凡人に見向きしない
今俺が音楽をやめたらアイツとはお別れ
でも今の俺は音楽部以外の時もこうやって楽しく天才と話せれている
幸せだな
いふ「ふー…っ」
空気がピリついて、部員の覚悟や感情が伝わる
今日は夢の全国高校バンド2023の初戦。
部員全員が長い間練習して、目指した
それ故の緊張や戸惑い、感動などの様々な重い想い、思いが交差する
悠佑「…」
どう声を掛ければイイ。
俺はココのリーダーで部長。
できるやろ。
悠佑「……ぉ、」
悠佑「お前ら一丁前に緊張してんじゃねぇよっっ!!」
ばしっ!
部員の背中を叩く
大声で脳内で考えた言葉を発する
悠佑「今俺らにできるのは練習で学んだことをココで実現することなんやで!?」
悠佑「発声練習始めるぞ!」
緊張で震えそうな声を大声で隠す
大丈夫。俺なら。
大丈夫。
悠佑「____________ ________!?」
部員「______!!」
ジャッ♪
いふ「__________!」
いふ「___ _______________________?」
ジャッジャジャーッン!♪
観客「おお、!」
パチパチパチパチッッッ!!
審査員「高バン初出場だからあんま期待していませんでしたが、中々なのでは?」
審査員「ええ、そうですわねぇ」
悠佑「はァッ、はッ…!」
息がし辛い
頭がガンガン鳴る
なのになぜだろうな
今まで経験したことない爽快な気分や。
対戦相手は高バン3回目出場の〇〇高校
審査員の合計点数が高い方が2回戦進出
数が大きい方がこの戦いを制する
〇〇高校は89.3点
俺たちは____________________
審査員「90.6点です。」
部員「っ!!!」
俺たちが制した
すぐ2回戦が始まる
でもなんでだろう
涙が止まらなかった
番組スタッフ「おめでとうございます、4時間程後に2回戦が始まりますので用意をお願いします。」
悠佑「は、はぃ”…」
いふ「う”っ…うぅ…ゴシゴシ (泣)」
みんな勝てると思っていなかったのか、衝撃が強かった
『絶対勝てる』そう催眠を賭けていても、やっぱりココロのどこかでそう思えなかったんやろうな
みんなが目元真っ赤に腫らしている
悠佑「か、勝ったなッ…、」
いふ「うぐッ…ふぅ…」
悠佑「2回戦、練習するでッ…ゴシゴシ」
なんとか枯れた声と真っ赤な目元を治す
予定していただけの2回戦用の歌を準備する
喉がガラガラで上手く声を出せない
風邪にでもなったみたい
2回戦の相手も大会常連の△△高校
△△高校部員「はぁ…はぁ、!」
観客「パチパチパチパチ」
会場が熱気に支配されて、生意気なまでの完成度
審査員もうんうん、て頷きあっている
審査員「結果は____、!」
審査員「95.2点です!」
満点に近い高得点
越えなきゃいけない、大きな壁
でも勝つんだ
絶対に
俺と、みんなと、先輩で__________
部員「____________ ___ ____!」
部員「_____ ___________?」
いふ「__________!」
ジャッ♪
いふ「___ _______________________?」
悠佑「_________ ___________ _!!」
ジャジャーッン!♪
本気やで?
喉痛くても、頭がガンガンして痛くても、瞼が重くても
3回戦に参加できるために
闘いを
本気で
観客「パチパチパチパチ」
乾いた拍手喝采__________
なんとなく察していたんだ___________
審査員「81.3点です。」
冷徹に告げられたその現実は、
ぽた、
悠佑「っ…、っ…」
俺の瞳から涙が出てくるほど
残酷なものだったんだ
悠佑「…はぁ……」
今日も部活がある
でも、どうやってみんなの顔を見れるんやろうな、…
今の俺にはそれがムズい
ガラガラ
今日も1番ノリなハズ
なのに、なんで
いふ「先輩!ぉはよーございまぁすー!」
悠佑「声がデカい」
いふ「う”、すみません」
は?今子犬見えたよな?小さくてもふもふのお耳がぺこって、!(((
悠佑「…ぁー、、えっと、お前が1番ノリなんて珍しいなw」
いふ「え、そぉ?」
悠佑「そりゃ、そうやわな」
悠佑「部長になってから俺がずーっと1番早かったからなぁ」
いふ「え、じゃあ、俺その記録破っちゃった…」
悠佑「記録?」
いふ「毎日部室に1番ノリでくる記録!」
悠佑「はぁ?なんやねんそれ」
悠佑「もういいから、準備始めるぞ」
いふ「むりでぇす〜」
悠佑「はぁ?なんで」
いふ「めんどくさいから!」
悠佑「問答無用。」
いふ「いやぁああぁあ、、、!!!!」
自然と、俺の緊張はこの時には解けていた
大会のことについて引きずっている部員はいた
いや、全員引きずっていた
部長である俺は部員をサポートする役目ももちろんある
悩みを聞いて 解決策を探ったり ストレスを発散させたり 愚痴を聞いたり
なんとか、みんなは戻った
ただ、問題は俺自身や
1番偉いから、誰にも助けを出せない それなりの立場にはそれ相応にストレスも、責任をある
元々大学入試まであと1年しかないんや たった1年、いやそれ以下
だんだんと、俺は音楽よりも勉強を優先せざるを得なくなった
今までの音楽への情熱も、トラウマになりつつある大会のせいで少しずつ、減っていたんや
いふ「先輩、大学ってどこですか?」
悠佑「あー…、いや、上京するんや」
いふ「え、そんなの聞いてへん…」
悠佑「あはは…」
困ったような笑顔で応える
いふ「上京するなら、言えばよかったのに」
悠佑「直前まで確定してへんかったんよ」
悠佑「〇〇大学行きたかったんよ」
いふ「…」
信じられない、みたいな顔で俺をジロジロ見てくる
悠佑「ビックリした?」
いふ「…おん、そこ音楽できないとこじゃん」
いふ「先輩音楽に人生捧げてるから、てっきり音大とか行くんかと思ってた」
悠佑「いや、落ちたんよ」
いふ「あー…、だから」
悠佑「そゆこと」
音大は受けてすらいない
だけど、今だけは音楽好きの先輩でいたかった
悠佑「次会うのはいつやろうな」
いふ「…」
いふ「せんぱっ」
母「悠佑ー!もう行くわよー!」
悠佑「あ、もう行かんと」
いふ「せ、せんぱっ」
悠佑「ん?」
いふ「っ…、、なんでも、ないです」
悠佑「??そうか?」
悠佑「それじゃあ、またいつか」
卒業証書を握りしめながら、駆けていく
さようなら
俺の初恋
悠佑「ほれでなぁッ、おれぇ、まだしょれにょことぉ…ヒック」
ないこ「アーウンウン」
悠佑「うッ、うわあぁあああっ…ポロポロ」
ないこ「マジごめん初兎、兄貴が泣き上戸のことわすれてたぁ…」
初兎「あー、、ダイジョーブゥ」
ないこ「ま、マジでごめん」
初兎「いや、こんななよなよしてる兄貴見れてラッキーやからw」
ないこ「うわ、悪い笑みぃー」
悠佑「そんでっ、おりぇっ、さいごなのにぃあいつのぉっ、かおみれへんかったのぉッ〜っ!」
悠佑「なんでよぉお、、、!!こんなすきなんにぃいいぃい
あああああああああああああああーーーっっっ!!!」
初兎「兄貴、ちょいうるさい」
悠佑「うーん…しょぉお……」
ぎゅぅう…
初兎「…」
ないこ「あわわ…オロオロ」
初兎「兄貴は十分かっこええよ」
初兎「そいつに見る目がないんよ」
悠佑「うっ…うぅう……っポロポロ」
ないこ「(初兎ちゃんのバカーっ!!)」
ないこ「(なんで好きだった人の悪口言っちゃうのかなー!?)」
ないこ「あ、そろそろ終電…」
初兎「帰る?」
ないこ「そうだn」
悠佑「いやぁあ〜!まだ帰りたくねぇわぁっー!」
ギュウッ…
初兎「…動けへん」
ないこ「剥がすの手伝うよ…(苦笑)」
悠佑「んん…ぅう……」
初兎「おっもい……!」
ないこ「あ、あはははぁ…(苦笑)」
初兎「兄貴離れてや…」
社会人になって、インターネットで音楽好きで出会った2人
今日は俺の方から呑みに誘ったけど、兄貴が泣き上戸だっていうことをすっかり忘れてた
おかげで今ハマっている恋のボカロ曲雑談から、ハイ…ていうか泣き上戸に変貌した兄貴の失恋話を聞くハメになった
初兎ちゃんもかなり不機嫌そうだし、ほんと今度から兄貴にアルコールはだめだなぁ…
悠佑「いやぁ……おもいだしたくないぃっ」
初兎「??」
それでもあの漢前な兄貴がこんな初恋を引きずっている乙女だとは思わないかったから、苦しそうで心配…
俺にも初恋ぐらいはあるけど、こんなに引きずってないし
悠佑「ふー…っ」
悠佑「はぁ…はぁ……ふぅ…っ」
初兎「ん?兄貴?」
悠佑「はッ、はぁっッ、ふっ、ふぁッ…っ」
ないこ「あにきっ、!?」
初兎「過呼吸なってる、っ」
ないこ「え、あ、えっと、息吐いてあにきっ!」
初兎「ゆっくりでええよ、」
悠佑「ふっ、うッ…ポロポロ」
ないこ「ど、どうしようっ…」
ないこ「救急車とか呼ぶ!?」
初兎「どうやろ…、収まればええんやけど…」
?「ん、?」
?「!!、俺みたいに息吸って、!」
ないこ「え、?」
?「すー…はー…」
悠佑「ぇっ、あッ…、?ひゅッ…ヒュー…っ…」
?「すー…はー…」
悠佑「はッッ、ぁっ…、はぁっ、ふッ…ッ、ポロポロ」
?「ダメだ…、すみません、ココから1番近い病院に走ります」
ないこ「えっ!?」
初兎「もう救急車呼びました、ありがとうございます」
?「あ、いえ…」
悠佑「はーッッッ…はっ、あぁッ…?」
?「っっ…、」
?「せッ、何かあったんですか、?」
初兎「俺たちにも分かんないんですよ」
ないこ「…?」
『青色の髪で青色の瞳でぇー、大人っぽい色気があるのに可愛いすぎてぇ!努力しまくりの天才なんよねぇ!』
『俺が、初めて好きになった人…♡』
まさか
でも、確かにそうだ
青色の髪と瞳 大人っぽい色気を放っている
ないこ「…っっ……」
『おもいだしたくないぃっ』
まさか、そんな
悠佑「あ…あ、ひゅっッッッ……バタッ!」
ないこ「あ、あにき…っ、、」
ピーポーパーポ-
?「…っ!!」
?「コッチです!」
悠佑「パチッ」
悠佑「……っ?」
ココはどこなんやろう?
悠佑「ムクッ」
ズキッッッッ
悠佑「い”ッ、?!」
?「!大丈夫ですか?!」
悠佑「あ、なたは…?」
?「あ、えっと、偶然通りがかった者です。」
?「過呼吸を起こしていらしたので、、」
悠佑「え、あ、ありがとうございます、」
視界がボヤけてよく見えない
なんだか見たことがあるのに、、誰だろう
?「それで、俺が偶然運ばれた先の医師だったので、、w」
悠佑「…?」
笑い方が似ている
?「そういえば、僕のこと、覚えてますか?」
いふ「先輩」
悠佑「…!?」
いふ「その感じは覚えてもらってるっぽいですね」
悠佑「おま、っ」
悠佑「…、、医師になったんやな、こんな都会で」
いふ「はい、高校卒業のとき上京したんです」
悠佑「そ、うか」
いふ「先輩、もしよかったら連絡先交換しませんか?」
悠佑「え、ぇ?」
いふ「ありがとうございます。ニコッ」
いふ「じゃ、コレ俺の連絡先です。」
いふ「書いといたんで、置いときます」
悠佑「ぇ、あ、?」
いふ「そろそろ行かないと、それじゃあ、また (ニコッ」
ガラガラ
俺はしばらく硬直して動けなくなった。
なんとか退院して、仕事に復帰する前日
なんとなく追加しておいたアイツからメールが届いた
『今度家にきて下さい!一緒に晩飯でもどうですか?』
俺は戸惑った
こんな優しさ、俺を期待させているだけなんや
もうスッキリさせたい
『分かった』
ピンポーン〜♪
はーい!〉
ガチャッ
いふ「!先輩!」
悠佑「あ、ぇっと、お邪魔します…!」
いふ「今日はハンバーグを作ったんです!」
いふ「前に先輩ハンバーグ好きだって言ってたから、w」
悠佑「ぇ、そんなん言ったかw?」
いふ「言ってました〜!」
悠佑「というか、もう先輩後輩でもないんやし、敬語外せよw」
いふ「マジ!?ありがとっ!」
悠佑「あはは、w」
いふ「ねぇ、兄貴って呼んでええ?」
悠佑「別にええよ、ってかみんな俺を兄貴って言ってくんなw」
いふ「ぽえー…」
悠佑「そういや、お前スゲェな」
悠佑「あんな大病院の医者なんて、俺には無理やなぁー」
いふ「そ、そう?//」
いふ「それよりも!今日は話したいことあるんよ!」
悠佑「ああ、俺もあるで」
いふ「え?兄貴も?」
悠佑「まぁなw」
言うんだ。
言わなきゃいけないから。
いふ「じゃあ、兄貴からでええよ!」
いふ「なになに?なんのお話なの?」
悠佑「……」
いふ「…?あにき?」
悠佑「その、あのさ、っ」
なんでだよ。
泣くんじゃねぇよ。
決めたんやろ
悠佑「俺、その…、」
悠佑「お、まえの、こと」
悠佑「好きやった、」
いふ「ぇ、は?」
悠佑「でも、諦めるからっ、分かってるから、っ」
悠佑「ごめんやけど、っ、もう、連絡も、しんといて、」
いふ「……へぇ…、そうなんや」
目に涙が溜まって視界がボヤけて、アイツの顔が見えない
いや、見たくなんてないよ
失望しているんやろうな
いふ「逆にさ…、、」
いふ「いや、とりあえず泣いてもええから」
いふ「大丈夫やで?」
なんでコイツはいつまでも優しいんやよ
悠佑「やめてやッ、…」
いふ「兄貴って鈍感だね」
いふ「コレでも結構アタックしてたのに…ボソッ」
ちゅっ
悠佑「え、は、!?////」
いふ「あ、やっとこっち見てくれたw」
悠佑「か、からかうなよ」
いふ「…本気なんやけど」
いふ「……はぁー……ココまでやって分かんないの?クスッ」
悠佑「え、ぇ?」
いふ「好きだよ。兄貴」
いふ「俺と付き合って?」
悠佑「は、」
悠佑「はぁ!?/////」
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