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『…っ、…ぁ、…いや、ッ!!…いや、…、ぁあ”””』
ナイフを持つ、血だらけな手は震えてしまう。目の前で俺の持つナイフを見て、震えて…、怖がって助けてと嘆く人。
「…ぞむ、…いやや、…やめてぇや?」
『…おれも、いや、…なのに、…おれ、』
震える手のナイフは、ガッチリ握られていた。
_何良い奴ぶってんだよ_
『良い奴ぶってなんかないッ!!おれは、!』
_殺したくて、殺したくて手が震えてるんやろ?
『違うッ!!』
_何が違うんや?_
『やって、俺はッ!人間だ!!!』
_何言ってんの?お前は化け物やんか。_
『ちゃうッ!!』
_やったら、お前はなんで1人なん?_
『…っは、……あ、…そっ、……か。』
「…ぞ、……む?」
青年は、握られたナイフで彼の頬をなぞった
「い”ッ…、い、や、…。やめて、ゾム、」
『…一緒に死のう?ロボロ。』