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神風の背に従う不死のライオンは、凄まじいオーラを纏いながら戦場に現れる。一方、ベンテゴストが支配する紫狼(しろう)は、呪詛の力を纏い、野獣の如くその瞳には冷たい光が宿っている。
「ここでお前の力が試される、ライオン…あの紫狼を倒せ!」神風がライオンに命令を下すと、ライオンは低く唸り声をあげ、猛然と地を蹴り、紫狼へと突進した。
紫狼もまた、ライオンに向かって駆け出す。その瞬間、地面が崩れ落ち、周囲の木々が風圧により薙ぎ倒される。二匹の魔獣が衝突する瞬間、地響きが辺りに響き渡った。
「ガァァァァッ!」ライオンが猛攻を仕掛け、その巨大な牙で紫狼に噛みつこうとするが、紫狼はその体を滑らかに動かし、寸前で回避。逆にその鋭い爪でライオンの横腹を切り裂こうとする。しかし、ライオンの肉体は不死。その深手も一瞬で癒え、さらに激しい反撃を行った。
透がかつて操っていた紫狼は、ただの呪具ではなく、魂を宿しているため、通常の獣とは違い、呪力を使って攻撃することができた。紫狼の口から放たれる呪力の刃は、ライオンの肉体を貫通する。
「ライオン、負けるな…!」神風は焦りを見せるが、ライオンはその不死の力で立ち直り、再び紫狼に立ち向かった。
紫狼はその呪力の刃を放ち続け、ライオンに致命的なダメージを与えようと試みるが、不死の力はあまりに強力だった。ライオンの体は何度も傷つけられたが、すべてが瞬く間に回復してしまう。
ついにライオンは紫狼を追い詰め、大きな爪を振りかざして紫狼の背中を打ち砕いた。紫狼は苦しみながらも最後の力を振り絞り、ライオンに食らいつこうとするが、その力はもはや及ばなかった。
「終わりだ…紫狼」神風が冷酷に呟いた瞬間、ライオンは一気に紫狼に噛みつき、その命を奪った。紫狼の体は地に倒れ、その光は次第に消え失せていく。
「よくやった、ライオン…」神風は勝利を確信し、次なる戦いに向けて歩みを進めるのだった。