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ゆうな
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#みじかめです、!
夢仁羽
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深夜の裏路地の空気感、すごく伝わってきた…。逃げる心音くんの必死さと、警察の人たちの優しさのギャップが切なくてしんどかった🥀 特に、撫でられた時に「痛くない」って思うシーン、私の心臓もぎゅってなった。この子、今までどれだけ怖い思いしてきたんだろ…って。連載2話であの引きは沼ります🖤 次が気になる…
深夜二時。繁華街から少し離れた薄暗い裏路地を、俺はフラフラと宛てもなく歩いていた。
その時、突然背後から声をかけられた。
?? 「こんな夜遅くに、何してるの?」
振り返ると、端正な顔立ちの男の人がこちらを見下ろしていた。
心音 「だれ……」
莉犬 「警察だよ。見回りしてたの」
その隣から、少し小柄な男の人がひょっこりと顔を出す。
莉犬 「見たところ、ここらへんの子じゃなさそうだけど……。年齢、教えてくれる?」
心音 「十六……」
さとみ 「未成年ね。家はどこ?」
鋭い眼差しで見つめられ、心臓が跳ね上がる。
どうしよう。
莉犬 「家出かな」
心音 「ち、ちが……っ」
さとみ 「ならどこ?」
逃げなきゃ。
俺は身を翻し、夢中で路地を駆け出した。
莉犬 「あっ、待って!」
さとみ 「莉犬、追いかけるぞ」
莉犬 「はーい!」
家に帰りたくない。でも、警察に捕まったら絶対にあの家に連れ戻されちゃう。それだけは嫌だ。
息が上がって、足がもつれそうになる。
莉犬 「もー、ダメだよ逃げちゃ」
すぐ後ろから声がした。嘘、この人速い……捕まる……!
心音 「わっ!?」
焦って前の角を曲がろうとした瞬間、目の前に大きな影が立ちはだかった。
なんで……なんで目の前にさっきの人がいるの……!?
さとみ 「一旦落ち着けよ」
さとみと呼ばれた警察官は、フッと息を整えながら遮るように手を広げた。きっとこの辺りの道を知り尽くしているのだろう、見事な先回りだった。
莉犬 「どうする、さとちゃん」
さとみ「……今日、ころんのとこやってるか?」
莉犬 「やってるけど……。って、お家に返さないとダメだよ?」
さとみ 「わかってるけど、無理だろ。こいつ、何も持ってない」
莉犬 「たしかに……。なーくんに聞いてみるか。ねえ、一旦交番に戻ろ?」
さとみさんは俺の目線に合わせて少し腰を落とした。
さとみ 「交番行くけど、来れるか? 話が聞きたいんだ」
心音 「……わかりました」
抵抗できないことを悟り、俺は小さく頷いた。
莉犬 「そういえば、お名前聞いてなかったね。なんていうの?」
心音 「心音です……」
莉犬 「心音くんだね!」
莉犬さんはパッと明るく笑って、俺を歩調を合わせるように誘導してくれた。
――交番。
さとみ 「戻ったぞー」
莉犬 「ただいま〜!」
扉を開けると、中から優しそうな声が返ってきた。
ななもり 「おつかれ〜」
らいと 「おつかれさまっす!」
紫色の髪の優しそうな人と、少しチャラそうな見た目の人が出迎えてくれる。
ななもり 「あれ? 後ろの子は落とし物かな?」
さとみ 「ちげーよ、家出。話聞こうとしたら逃げたから連れてきた」
らいと 「スマホとか持っとらんの?」
さとみ 「それが、何も持ってなくてな」
警察の人たちが俺のことで話し合っている。
いやだ。やっぱり家に帰りたくない。どうすればいいんだろう。
恐怖で身体が震え出したその時、頭の上にそっと温かい手が乗った。
莉犬 「ヨシヨシ、大丈夫だよ〜。みんな優しいからね」
莉犬さんが、包み込むように優しく俺の頭を撫でていた。
びくっと肩が跳ね上がる。
――あれ、痛くない。
叩かれる覚悟をしたのに、触れられた場所がじんわりと温かい。
誰かにこんな風に優しく撫でられたのなんて、生まれて初めてかもしれない。