テラーノベル
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思い通りにいかないのが恋というものだけれども、 終わらせようにも、始まってもいない君とアタシ。
何度、君と「さよなら」や「最後だよ」という言葉を交わしただろう……
いつか全て、思い出になると言い聞かせながら、君の苗字になる事をまだどこかで夢みている馬鹿なアタシがいる。
アタシが普通の女の子だったらよかったのかな?
まだ君とメッセージのやり取りだけをしてるアタシの事馬鹿なオンナだって笑って欲しい。
でも、もうコンビニで君のタバコを買うのは辞めたんだよ。
だって、もう君に逢えないことくらいはわかっているから……
コメント
1件
短い文章の中に、失恋の苦い感情が染み出ていて、良かったです。ラストは、煙草の苦い味と失恋の苦い味を「掛け」ていたのかな、と思いました。駄文、失礼。